3月11日(火)、2019年3月以来6年ぶりの観音山へ。
観音山は福島県南会津郡下郷町の観音沼森林公園近くの藪山で、積雪期限定の雪山として知られる。
今冬は積雪も多くコンデション良好との情報から、久しぶりにその気になり登る事を決めた。
懸念材料があるとしたら加齢による体力、脚力の衰え。
結果は約30分ペースダウンしただけで、トラブルも無く登頂する事が出来た。
思っていた以上に疲れたけどね💦
今回は残雪期と言う事もあり、雪が締まっていたので浮力系ギアよりもアイゼンが適していました。
下山時はグズグズに緩んでいたものの、最後まで踏み抜きも無く快適に歩き通せた。
この数日間は天気も良かったので、多くの入山者によるトレースに助けられたのも登頂できた要因の一つ。
また、稜線や山頂から望む甲子旭岳やその周辺の山々の絶景は「最高」で、それ以上の言葉は要らなかった。
●コース:観音沼森林公園🅿(7:15)~P1214(8:20)~観音山(10:01-10:41)~ゴール(12:23)
●距離:約6.2㎞、タイム:5時間08分(休憩51分)

観音沼森林公園🅿の一部が開放されている。
今日は平日なので独りぼっちを覚悟していたが、福島県南部から来たベテラン登山者と遭遇。
登山口に近い上の駐車スペースには🚗が3台あったので、先行者もいるらしい。
その方たちは観音山~甲子旭岳周回との情報。

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林道から観音山へのルートに取り付く。
目論み通りにトレースはバッチリ。

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最初の急登を登り詰めP1214を通過。向かう先にはまだまだ遠い観音山。
前回はキラキラの霧氷が見られたけど、今日は天気が良過ぎて何もナッシング。

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何となく昨秋に登った白毛門を彷彿とさせる急斜面が続く。

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駐車場でお会いした先輩登山者と同じペースで会話しながら登って来たので、きついけど気が紛れている。
お名前を聞かなかったので、仮にAさんとしましょう。
自分より3歳年上ですが、めっちゃ健脚でした。

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いよいよ本日の核心部、雪庇の張り出した急な痩せ尾根を登る。

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この辺りで自分がバテたので先行して頂く。

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振り返って、裏那須の流石山~大倉山~三倉山。
表那須から見るのとはまた違った壮大さである。

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眼下に観音沼森林公園。大分高度を上げましたね。

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いや~、それにしてもキツイっす💦
あの核心部の急登を終えた後の長く地味な登りが身体に堪える。

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進行方向右手に観音山と甲子旭岳の雄姿。
さあ、後一踏ん張りでビクトリーロードだ。

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甲子旭岳と三本槍岳。

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漸く傾斜が緩み、ビクトリーロードに突入~♬

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崩れかけであるが、スノモンも残っていた。

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わーい!やったね😄
6年ぶりの観音山(1638m)に無事到着🙌

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山頂から望むミニ飯豊の絶景。

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北方面は霞んでいるが、飯豊連峰~磐梯山~吾妻連峰~安達太良山などの眺望良好。

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会津駒ヶ岳~浅草、守門岳方面。

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山頂からは360度のパノラマビューである。

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福島の名峰・大白森山~小白森山。

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迫力の甲子旭岳ズーム。
このルートを登れる人は尊敬しちゃうね。

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広い山頂は自分とAさんで貸し切り状態。

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そのAさんと甲子旭岳。
バックショットが決まってるね👍

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天気は下り坂・・・
予報通り、時間経過と共に雲🌥️が広がって来ました。

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名残りは惜しいが、そろそろ下山の時。

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スノモンさん👻にもお別れ。

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最後にたおやかな尾根歩きを堪能。

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振り返り、見納めの観音山と旭岳。

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その後、核心部の急坂を腰引け引けで慎重に下りる。

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ここまで(P1214)辿り着けば一安心。

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とは言え、最後まで気の抜けない急斜面の下りが続く。

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登山口に無事帰還。
Aさん、最後までご同行有難うございました。
お陰様で退屈せずに楽しめました。

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ゴールの🅿までは暫しの林道歩き。
雪の壁がお見事!

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眺望の素晴らしい観音山。
どんなに苦労しても、また行きたくなっちゃう魅惑の雪山。
登頂できるかどうかは、コンデションを含む条件次第ですね。