日光湯元温泉から前白根山を歩いて来た。
湯元温泉からのルートは2017年12月8日以来、3年ぶり3度目となる。
当初は前白根山から五色山へ周り、国境平を経て中ツ曽根ルートでの下山を計画。
てんくら予報は強風の為に登山指数B、SCW天気予報でも県境付近は雪になる。
土曜日の方が穏やかな天気で登山向きではあったが、より厳しい条件下で見たい景色があり日曜日とした。
前白根山頂に到着すると予報通りの暴風雪となり、視界も悪く中ツ曽根ルート諦めてピストンでの下山を余儀なくされた。
それでも短い時間ではあったが、山頂周辺の美しい霧氷と眺望が楽しめたので大満足。
どちらにしても雪山の厳しさを思い知らされた山行となった。
尚、今日のカメラは厳しい山行が予想できたので、コンパクトな山用のサブカメラを携行。
バッテリー容量が小さいので極寒の冬は消耗が激しい。
6時50分、日光湯元温泉駐車場よりスタート。
この時点で既に風が強い。

スキー場のゲレンデ脇を緩やかに登って行く。

前方に見えるのは五色山の稜線でしょうか?
思惑通りに山頂部が霧氷で白くなっている。

ゲレンデ歩きが終わると外山鞍部までの標高差500mを一気に登る登山道に取り付く。
先行のご夫婦は白根隠山まで行くそうだ。チャレンジャーですね。

泣きが入るような急登が落ち着く頃に漸く外山鞍部に到着。
ここで小休止。

天狗平手前辺りから積雪が増えてくる。
因みに自分は最初から最後までチェーンスパイクで歩き通した。
これ以上雪が増えるとフルアイゼン、ピッケルの完全冬山装備の世界になる。

天狗平に到着すると風も強くなり身体が冷えてきたので、アウターをソフトシェルからハードシェルに着替え。

天狗平から先は視界が開け、眺望を楽しみながらの稜線歩きとなる。
振り返るとこの絶景!ダケカンバの霧氷と雄大な男体山ファミリー。

白根隠山~白桧岳~錫ヶ岳へと続く白錫尾根を一望。

日本の景色じゃないみたい。

目指す前白根山とその後方に奥白根山。

止せばいいのに、あっちへこっちへと霧氷の森をウロウロ。


刻一刻と荒れた天気に向かって行くのも忘れての撮影タイム。

ネイチャ~♪



で、漸く前白根山頂に到着。
山頂周辺は恐ろしい程の暴風で、セルフ撮りは諦めた。

山頂からの男体山ファミリー。
分厚い鉛色の雲が風の強さを物語っている。

ここから五色山への稜線歩きを予定していたが、飛ばされそうな強風にビビッて今回は断念。
単独行なのでリスクは犯せない。

凍てつく五色沼を撮影するのがやっと。
その後、少しでも状況が良くなるのを期待して岩陰で待機するも、寒くて10分と居られなかった。

後ろ髪を引かれつつ、今度は木陰で暫しの待機。
ここで単独男性とスライド。取り敢えず避難小屋まで行くと言っていた。

寒さしのぎに再び霧氷の森を彷徨う。


やがて雪も降り出し状況は更に悪化。身の危険を感じたところで下山を決意。
天気予報によると午後3時ごろに回復との事だが、さすがにそれまでは待てない。

奥白根山の全容は見られなかったが、これだけの景色が楽しめたので贅沢は言えないだろう。
この辺りで年配の単独女性とスライド。今日、湯元温泉から登ったのは自分も含めて4組5名。
そう言えば、あのご夫婦は白根隠山まで無事に行けたのだろうか?ちょっと気になる。

さあ、後は安全なところまで下山を急ごう。

完全に雪道となった外山鞍部からの急坂を慎重に下る。

スキー場ゲレンデまで辿り着けば一安心。

駐車場に戻ると山頂直下の稜線でスライドした年配の単独女性が先に着いていた。
あれ?どこで追い越されたのだろう。
聞いてみると、自分が断念した中ツ曽根ルートを下りて来たそうな。
な~んだ、そっちでも問題なかったのね(-_-;)
湯元温泉からのルートは2017年12月8日以来、3年ぶり3度目となる。
当初は前白根山から五色山へ周り、国境平を経て中ツ曽根ルートでの下山を計画。
てんくら予報は強風の為に登山指数B、SCW天気予報でも県境付近は雪になる。
土曜日の方が穏やかな天気で登山向きではあったが、より厳しい条件下で見たい景色があり日曜日とした。
前白根山頂に到着すると予報通りの暴風雪となり、視界も悪く中ツ曽根ルート諦めてピストンでの下山を余儀なくされた。
それでも短い時間ではあったが、山頂周辺の美しい霧氷と眺望が楽しめたので大満足。
どちらにしても雪山の厳しさを思い知らされた山行となった。
尚、今日のカメラは厳しい山行が予想できたので、コンパクトな山用のサブカメラを携行。
バッテリー容量が小さいので極寒の冬は消耗が激しい。
6時50分、日光湯元温泉駐車場よりスタート。
この時点で既に風が強い。

スキー場のゲレンデ脇を緩やかに登って行く。

前方に見えるのは五色山の稜線でしょうか?
思惑通りに山頂部が霧氷で白くなっている。

ゲレンデ歩きが終わると外山鞍部までの標高差500mを一気に登る登山道に取り付く。
先行のご夫婦は白根隠山まで行くそうだ。チャレンジャーですね。

泣きが入るような急登が落ち着く頃に漸く外山鞍部に到着。
ここで小休止。

天狗平手前辺りから積雪が増えてくる。
因みに自分は最初から最後までチェーンスパイクで歩き通した。
これ以上雪が増えるとフルアイゼン、ピッケルの完全冬山装備の世界になる。

天狗平に到着すると風も強くなり身体が冷えてきたので、アウターをソフトシェルからハードシェルに着替え。

天狗平から先は視界が開け、眺望を楽しみながらの稜線歩きとなる。
振り返るとこの絶景!ダケカンバの霧氷と雄大な男体山ファミリー。

白根隠山~白桧岳~錫ヶ岳へと続く白錫尾根を一望。

日本の景色じゃないみたい。

目指す前白根山とその後方に奥白根山。

止せばいいのに、あっちへこっちへと霧氷の森をウロウロ。


刻一刻と荒れた天気に向かって行くのも忘れての撮影タイム。

ネイチャ~♪



で、漸く前白根山頂に到着。
山頂周辺は恐ろしい程の暴風で、セルフ撮りは諦めた。

山頂からの男体山ファミリー。
分厚い鉛色の雲が風の強さを物語っている。

ここから五色山への稜線歩きを予定していたが、飛ばされそうな強風にビビッて今回は断念。
単独行なのでリスクは犯せない。

凍てつく五色沼を撮影するのがやっと。
その後、少しでも状況が良くなるのを期待して岩陰で待機するも、寒くて10分と居られなかった。

後ろ髪を引かれつつ、今度は木陰で暫しの待機。
ここで単独男性とスライド。取り敢えず避難小屋まで行くと言っていた。

寒さしのぎに再び霧氷の森を彷徨う。


やがて雪も降り出し状況は更に悪化。身の危険を感じたところで下山を決意。
天気予報によると午後3時ごろに回復との事だが、さすがにそれまでは待てない。

奥白根山の全容は見られなかったが、これだけの景色が楽しめたので贅沢は言えないだろう。
この辺りで年配の単独女性とスライド。今日、湯元温泉から登ったのは自分も含めて4組5名。
そう言えば、あのご夫婦は白根隠山まで無事に行けたのだろうか?ちょっと気になる。

さあ、後は安全なところまで下山を急ごう。

完全に雪道となった外山鞍部からの急坂を慎重に下る。

スキー場ゲレンデまで辿り着けば一安心。

駐車場に戻ると山頂直下の稜線でスライドした年配の単独女性が先に着いていた。
あれ?どこで追い越されたのだろう。
聞いてみると、自分が断念した中ツ曽根ルートを下りて来たそうな。
な~んだ、そっちでも問題なかったのね(-_-;)
夏でもきつい外山鞍部までの急登を上り、天狗平まで歩くと
白銀の別世界、冬山が楽しめましたね。
前白根山頂は暴風でしたか~五色沼は眺められたようですが、
絶景はお預け、残念でしたね。
もっと青空があればより良かったんでしょうが、霧氷の森は
最高に綺麗です。
登りも下りもキツイ外山鞍部までの急登ですが、天狗平から山頂までのビクトリーロードは楽しかったです。
狙いは幻想的な霧氷の森を見る事でしたので、わざわざ荒天予報の日曜日に行って正解でした。
青空絶景は、またの機会にと思っています。
晴れしか歩かない(歩けない)自分には写真でしか楽しめない世界。
県境は天候も厳しいので、やはりおごそかで、また美しい風景が待ち受けているのですね。
確かにこんな日の登山は余りお勧めできませんが、強風、低温のお陰で狙い通りの霧氷の森を楽しむ事ができました。
穏やかだった前日に登った人のレポでは霧氷が付いていませんでしたが、一夜にして幻想的な絶景が仕上がったんですね。
郷でぼーっとしていると霧氷の世界が嘘のように感じられますね。
直ぐに行動できるリンゴさんが羨ましいですよ!
湯元から登って稜線に着いた時の感動を思い出しながら写真に見入ってます。
奥日光までは約1時間半、思い立って直ぐに行ける範囲ですね。
ただ、厳冬期の奥白根山は那須岳や高原山と比べて怖さがあります。
大寒波襲来前に遊びに行けて良かったです。