2017/5/20(土)~5/21(日)、残雪期限定の会津駒ヶ岳~会津三ツ岩岳を縦走して来た。
以前より憧れていた魅惑の稜線漫歩であったが、その機会が思わぬ形で訪れる事に!
絶好の山日和が約束された今週末、好印象だった2年前のブナの芽吹きと残雪の会津駒行きを提案。
ところが今年は積雪が多くまだ三岩岳への縦走も可能と言う情報を知らされ、好機到来を確信してその案に乗っかった。
久し振りの山小屋泊で気合が入り過ぎたのか?デカザックに収めきれない程の大荷物。推定13㎏?
駒の小屋は食材、飲料水は持ち込みなので仕方がない。
さて、当日朝に待ち合わせ場所から三岩岳の登山口あずき温泉近くの駐車地に移動。
車を1台デポしてもう1台で会津駒の滝沢登山口へ。
●1日目、滝沢登山口(8:10)~駒の小屋(13:50)~会津駒ヶ岳(14:20)~中門岳稜線散歩~駒の小屋泊
いつもの階段よりスタート。今年は例年よりも残雪の多い会津駒ヶ岳。

ヘリポート跡手前の残雪とブナの新緑。
この清々しい光景を見るのも目的の一つでした。

暫しの急登続き。この辺りが最もきつく感じられる辺りでしょうか?

そして、漸く迎えた森林限界。会津駒の山頂部が見えてくると元気復活!

駒の小屋の尖がり屋根も見えて来たよ~\(^o^)/
でも、ここからが結構長いのだ・・・。

で、お馴染みの富士見林道~大津岐峠越しの燧ヶ岳。右奥に至仏山。
ここからの景色は何度見ても素晴らしい。

漸く辿り着いた駒の小屋。
駒の兄さんが雪のテラスを作成中。今日はお世話になります。

駒の小屋で受付を済ませ、ザックを置いて山頂方面へお散歩タイム。

急な雪の斜面を登って辿り着いた山頂付近からの燧ヶ岳。

会津駒ヶ岳(2133m)山頂。

山頂を後に、神の稜線中門岳方面へと向かう。
雪解け後の稜線ではハクサンコザクラが祭りが始まるんだよね~♪

おぉ~っ!雪庇の発達も豪快だ。

こちらは明日歩く予定の大戸沢岳~三岩岳の稜線。


下界は30℃超の真夏日だけど、こちらは爽やかな風が吹く別天地。
紫外線が強く鼻が真っ赤に日焼けしちゃったけどね(;^ω^)

こんな日はどこまでも歩いて行きたい気分だが、小ピークを2つ踏んだところが本日の終着点。

越後の山々などの展望を楽しんだ後に来た道を折り返し。

でも、何度も立ち止まってしまう。
そんな穏やかな一時でした。

雪庇の横を慎重に通って会津駒山頂へ。

稜線を振り返って、午後の影が良い感じで斜面に伸びている。


山頂からはお約束のヒップソリで一気に下山。

本日の駒の小屋は満員御礼。
自炊室は前後半に分けての使用。後半の部の私達は夕食後に途中で退席して夕日ショータイムへ。

雲一つない快晴なので思ったほど空が染まらなかったが、美しくも穏やかなサンセットとなりました。
夜は満点の星空。明日の稜線歩きに思いを馳せて眠りに就く。

●2日目、駒の小屋(6:25)~会津駒ヶ岳(6:50)~大戸沢岳(7:50)~三岩岳(10:50-11:20)~旧登山口(14:40)
明くる日の日の出ショータイム。宿泊の皆さんも外に出てサンライズの瞬間を待っている。

そして遂に日の出の瞬間を厳かに迎えた。

今日も1日、良い日であります様に。

思ったほどのモルゲンロートではなかったが、周りの空が薄っすらピンク色に染まった燧ヶ岳。

奥白根山、日光連山方面。
この時を大好きな山で迎えられたことに感謝。

その後、朝食を済ませ用意を整えて出発。
昨日は全行程ツボ足だったが、今日は念のために最初から軽アイゼンを装着。
早朝の会津駒ヶ岳山頂より。今日も素晴らしいお天気。

さて、これから向かう未知の稜線歩き。
この日の為にchikoやんは地形図(コピー)を持参、要所要所で現在地を確認しながら読図を実践。

自分はスマホのGPSを見ながら・・・の筈であったが、途中でバッテーリー切れの失態。
トラックログは大戸沢岳を過ぎた辺りで終わっていた(^^;)

目指す大戸沢岳の左奥に丸山岳~会津朝日岳までのカッコいい稜線が視界に入る。

最初のピーク(2098P)を巻いて会津駒方面を振り返ったところ。右側に中門岳へのなだらかな稜線。
オオシラビソの黒い森と白い残雪。そして青空のコントラストが美しい。

グリーンシーズンには絶対に訪れる事のできない湿原も雪解けで一部が露出。
夏にはどんな花々が咲き競うのかな?

こちら、三岩岳まで抜きつ抜かれつのツアー3人組。昨夜は同じ駒の小屋泊。
ガイドさんは福島県の山はお任せのプロフェッショナル。飯豊連峰の素晴らしさを熱く語っていました。

で、大戸沢岳山頂(2089m)に到着。ここで小休止。
今日も暑いので小まめに水分補給は欠かせない。

大戸沢岳からは鞍部へと大きく下る。

う~ん、空が青い・・・。

まだまだ続く雪回廊を前に余裕のポーズ。

所々で危うい雪庇を避けながら樹林帯へ。


胸突き八丁、2057Pへの急登。

登り切った辺りから大戸沢岳方面を振り返る。

三岩岳へはもう一つのピーク(2060P)越え。

絶景を眺めながらの爽快な稜線漫歩が続く。

左から未丈ヶ岳~守門岳~浅草岳。手前に三岩岳から延びる丸山岳~会津朝日岳の稜線。
遠く肉眼では飯豊連峰も。

これまで歩いて来た会津駒から続くS字の稜線を振り返る。
ある程度覚悟はしていたけど、このアップダウンはやっぱり楽ではない。

まあ、それにしても絶景!絶景!
平ヶ岳~中ノ岳~越後駒ヶ岳~荒沢岳など越後の名峰に向かってイエ~ィ!

目指す三岩岳も眼前に迫って来た。

2060P付近より。
やっとの思いで辿り着いた三ツ岩岳山頂(2065m)\(^o^)/

感慨深く歩いて来た稜線を振り返る。

山頂の東側に三ツ岩岳の由来となった三つ岩。

暫しの休憩後は名残惜しくも下山開始。
随分下ったところにあった避難小屋。この辺りのルートが最も不明瞭でトレースがなければ少し迷いそう。

下山の途中で三岩岳を振り返る。

こちらは稜線続きの窓明山。いつかは・・・。

下山路は地形図の等高線通りの激下り。
実は避難小屋を過ぎた辺りから疲労困憊で足の動きが鈍くなる。

清々しいブナの新緑などに癒されながら惰性で歩を進める。

やがて雪が少なくなり夏道が露出してくるとタムシバなどの花々が見られる様に。


シャクナゲも咲いている。

ブナの新緑と見納めの三岩岳。

さて、雪解けを待って咲き出した花々。ここからはお花見モードへ突入。
足元にはピカピカのイワウチワも残っていた。

白いイワウチワ。

そして、今回最も盛り上がったのが八重咲のイワウチワとの出逢い(*'▽')
しかも一株だけでなく、あっちにもこっちにも・・・♪

尾根歩きの後半はムラサキヤシオの姿も。

登山道の両脇にはまだまだ続くイワウチワロード。

シャクナゲさんも元気。


足は疲れていたが、花撮りスクワットはやめられない。
絶景残雪の稜線歩きだけでなく、お花見まで楽しめた贅沢な2日間もいよいよ終わりの時。

最後はふらふらになりながらも無事ゴール。
本当に頑張りました。

伊南川沿いの新緑とミツバツツジなどを眺めながらトボトボと車道を歩いて駐車地へ。

デポしておいた車で滝沢登山口へ行きもう1台を回収。
最後は駒の湯で汚れた身体を洗い流して解散。お疲れさまでした。
これまでの経験で3本の指に入るほどのハード山行でしたが、最高の天気にも恵まれ充実の2日間となりました。
自分自身は準備不足が否めない結果となったけど、こうして無事に難コースを踏破できたのもお仲間の存在があっての事。
感謝の気持ちを込めて、有難う。
毎年恒例となるかどうかは今のところ分からないが、またこの時期が来ると魅惑の稜線を思い出すんだろうな。
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