2016/10/16(日)、福島県南会津町主催の「第8回 斎藤山ふれあい登山」に参加して来ました。
紅葉にはまだ早かったものの、爽やかな秋空の下で眺望峰からのパノラマを堪能。
下山後は豚汁などが振舞われ地元の方の温かいおもてなしを受け、そして多くの人との触れ合いありと秋の里山を満喫。
※朝霧立ち込める斎藤山。
どっしりとした尾根を持ち、南会津町長野地区のシンボル的な存在として親しまれている。
●長野林業センター(8:30)~雷神様コース~見晴らし台(9:35)~斎藤山三角点(10:32)
~ヘリポート(10:37-11:05)~見晴らし台(11:37)~早生栗コース~長野林業センター(12:20)
約8km 3時間50分
トラックログに多少の誤差がありますが、詳細はルートラボを参照ください。
久し振りに2日連続で晴れ予報となった今週末。さて、どこに行こうかとネットにて検索。
紅葉が見ごろとなった奥日光方面も良いよね。と思ったけど、やっぱり渋滞に嵌るのはヤダな(´・д・`)ヤダ
そんな時にヒットしたのが南会津町の斎藤山ふれあい登山。まあ、早く言えば山開きのイベント。
で、斎藤山てどこよ?から始まって色々調べると、結構面白そう。
集合場所は会津鉄道・会津長野駅近くの林業研修センター。ナビを設定すると家から70km弱。
約1時間半。意外と近いんじゃね?
途中でコンビニと道の駅に寄りながらも予定時刻よりも早目に到着。
会場の一角で行われていた軽トラ市では地元産の野菜やリンゴなどを販売。
朝食&昼食用のオニギリやパンも・・・。
受付のテント。参加費は大人500円(小学生以下200円)。
山名の斎藤山に因んで「サイトウ」という名字の人は名乗り出るとオリジナル記念品がもらえる。
「斎藤さんだぞ!ペペぺ~」・・・(^^;)
本日のスケジュール。
出発式に先立って地元の小学生が前に並んでラジオ体操。
長野区長による出発宣言後に飛ばされた色とりどりの風船。
空を見上げながら気分も高揚。
さあ、出発。今年で第8回を迎えるふれあい登山。
回を重ねる毎に増える参加者。昨年は350名。そして今年は400名を超えたとか。
いやいや大盛況ですね~。
踏切を渡って左折。往路は雷神様コースを行く。
スタートを歓迎するかのようにタイミング良く通りがかった会津鉄道列車。
目指す斎藤山はまだ朝霧が掛かっているが、スッキリと晴れるのは時間の問題であろう。
老若男女が隊列を組んで山道に入る。
登山道が徐々に急になっていくにつれ、隊列は少しずつ崩れて来る。
息を切らしながら大汗を掻く者、平然と歩く者、人それぞれ。
向かう先は見上げるような急坂であるが、登山道は良く整備され歩きやすい。
木々の葉はようやく色が抜け始め。もう少しすると綺麗だろうね。
一汗掻いた頃に漸く展望の良い見晴らし台に到着小休止。
簡易トイレあり。
その後、広い作業道を経て行くと山頂への急な登りとなる。
ミズナラやブナなど、僅かながら黄葉が始まる九十九折れの登山道。
福島県消防防災課の反射板のところで登頂記念品が配布される。
程なくして広い山頂ヘリポートに辿り着くが、その前に片道110m先の山頂三角点を目指す事とする。
二等三角点が置かれた斎藤山山頂(1278.3m)。
樹間からは南側~西側の眺望良好。
七ツヶ岳や燧ヶ岳、遠く日光連山などが確認できた。
眼下に長野地区と田島方面。
広々とした山頂ヘリポートに戻ってランチ休憩。
ここからは特に北側~東側の眺望が良い。
三倉、大倉山と三本槍岳~旭岳など。
小野岳~大戸岳~二岐山。遠方に磐梯山、安達太良山、吾妻連峰など。
続々と参加者が到着したところで数グループに分けての記念写真。
その様子を取材に地元福島のテレビ局も来ていた。(美人アナウンサー同行)
さて、十二分に休憩したところで下山開始。
見晴らし台分岐からは早生栗コースにて下山。
急坂をずんずん下りやがて道が平坦になってくると、コース名の由来となった早生栗の老木が目に飛び込む。
その姿は神々しいまでの圧倒的な存在感!
リンゴ園が広がる人里まで下りてきました。
真っ赤に色づいたリンゴが美味しそう♪
こちらのリンゴ農家では試食(無料)と販売が行われていた。1個100円とお得。
自分は試食のリンゴを一切れ・・・品種はド忘れしたが美味かった(^^;)
前方に二岐山などを眺めつつ出発地の会場を目指す。
この踏切を渡れば・・・
ゴール!お疲れ様でした~。
下山後のお楽しみはあったかい豚汁の振る舞い。
そして参加賞の数々をGet。ハンカチ、バッジ、新米(3合分?)などなど。
これで参加費500円(傷害保険料含む)はお得!
先週の姥ヶ平で嫌と言うほど人酔いしたが、その余韻が覚めやらぬ内にそれ以上の人酔いドМ体験~(^^;)
参加者の大半が数人のグループであったが、ソロ同士での情報交換などもあり有意義な1日となった。
寒くなると何故か人恋しくなる自分。何かに導かれたのかもしれないな・・・。
斎藤山自体はたかが里山と甘く見ていたが、標高差800m弱を一気に登るのはそこそこハードで歩き応え十分。
ふれあい登山を始める前は藪山であったと聞いたが、地元実行委員会の方々の尽力により登山道が整備された。
そして、今では県内外から多くのハイカーを迎え入れる大人気のイベント山となったのである。
近いうちにやって来るであろうリタイア生活の為に、こんな素敵な山をストックしておきたかったんだよね\(^o^)/
そう言えば、仲が良かったクラスメートの斎藤くん。元気かな~?(笑)
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