今日(30日)から年末年始の6連休となったが、急遽思い立って地元のミツモチ山へ登る事にした。
県民の森からは育樹祭跡地を起点にトチノキ園を経由するコースと、キャンプ場を起点に展望台を経由するコースが一般的。
まだ山を始めたばかりの頃はこの2つのコースを好んで歩いていた。
特に展望台経由のコースは緩やかな林道歩きが主になるのでファミリー向きと言える。
そんな自分も娘が3歳の頃に家族で歩いた経験があり、途中から山頂まで娘を抱っこして登った記憶が蘇る。
その後、ミツモチ山へのルートがもう一つあると言うのが分かったが、県民の森から登る事が無くなり忘却の彼方へとなった。
27日(日)にこの周辺を散策した時にその事を思い出し、機会があれば今度歩いてみようと・・・。
その機会と言うのが今日!であったのだ(笑)
下図Aが今回登りに使う西コース。Bはトチノキ園を経由する中コース。Cは展望台経由の東コース。
何れも山頂手前で合流する。
快晴の下・・・と言っても、釈迦ヶ岳方面は雪雲が掛かっているが、ミツモチ山を目指し育樹祭跡地Pからのスタート。
今回は最初から最後まで間違いなく一人旅。
冬眠しない熊さん(穴持たず)に遭遇しない様に熊鈴鳴らしてラッスンゴレライ?!
林道尚仁沢線に出て、ここは左へ。
そこから約10分程歩くとミツモチ山への登山口に着く(道標アリ)。
序盤は緩やかなヒノキの植林帯。
他の2つのコースに比べると利用者が少ないと思われるが、踏み跡(登山道)は予想以上に明瞭。
最近はこっちがメインかな?
やがて傾斜が増すと広葉樹の明るい尾根に出る。
細かくジグザグにつけられた登山道はとても気持ちが良い。
吹き抜ける風は冷たいが、急登なので頑張り過ぎると汗ばんでくる程。
ここは意識してペースダウン。
ブナの巨木も数多く見られ、紅葉時期に歩くと素晴らしい景色が見られるかも知れない。
初めて歩くコースなので新鮮味も感じられ、とても清々しい気分になった。
足元には豊富なブナの実。
尾根の上部はアカ、シロのヤシオやツツジの木が多く花時期も楽しめそう。
こんな素晴らしいコースと知っていれば、もっと早くに来れば良かったよ(;^ω^)
どちらにしても春or秋に再訪決定だな。
その後、ミツモチ山の東面をトラバース気味に進むと山頂手前の林道に合流。
ここまで登山口から僅か1時間ちょっとの最短コース。
程なくしてベンチのある山頂広場に到着。
周辺には薄らと積雪。
まずは山頂の展望台へ。
関東平野を一望、遠くに筑波山など。
遥か彼方に秀麗富士の姿も見える。
場所を岩の展望台へと移動。
そこから望む日光連山。
そして富士山。(画像トリミング、コントラスト調整)
主峰釈迦ヶ岳を見る為に青空コースを少しだけ北上。
みかんを食べながら10分程待ったが、山頂は雪雲に覆われたままであった。
左から西平岳、中岳、釈迦ヶ岳。
すっきりと日光連山。
広場のベンチに戻って休憩タイム。う~ん、ちょっと太ったかな~(^^;)
下山は別ルートで。
八溝山地の眺望を楽しみながら、くねくねの林道を一直線に串刺しした様な道を下りて行く。
北に八方ヶ原や那須方面が良く見える。
ミツモチ山を振り返って。
霞みの中に浮かぶ筑波山。
途中で育樹祭跡地方面へのBコースに入る。
登山道は九十九折の急斜面。
途中ショートカットするように付けられた踏み跡も多し。
涸れた沢に架けられた木橋の上で昼食タイム。
その後、予定ではBコースを忠実に辿り出発地に戻る予定であったが、いつの間にか登山道を外れ薄い踏み跡を辿ってしまった。
結果的に思いっきりショートカット。
登りに使った西コース登山口近くの林道尚仁沢線まで降りてきた。
出発地の全国育樹祭跡地の広場にて。
今回登りに使った西コース、思った以上に雰囲気が良かったのでお気に入りに登録。
また、季節を変えて歩いてみよう。
と言う事で、2015年ラスト山行は地元のミツモチ山で静かな静か~なソロ歩きとなりました。
最後に今年1年、有難うございました。
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