夏休み山行第2弾は群馬県嬬恋村と長野県東御市・上田市の境にある湯ノ丸山と烏帽子岳。
籠ノ登山等と共に烏帽子火山群に属する溶岩円頂丘で、輝石安山岩からなり、アルペンムードのある風景が特徴。
6月下旬から7月上旬に山腹を染めるレンゲツツジの大群落は100万本と言われ、群馬県の天然記念物に指定されている。
この時期は高原を彩る多種の花々が楽しめると言う。
まずは地蔵峠Pから湯ノ丸山に向けてのゲレンデ歩きだが、これが思いの外急登で序盤から汗を絞られる。

ゲレンデの草原には数頭の牛が放牧されていて長閑な雰囲気。
私と目が合った牛さんは「モォ~ッ!」と、低い声で何度も威嚇してくる。
普段は大人しそうだけど、身体がでかいだけにちょっぴり怖い。
しかも途中まで追ってくるし・・・(;^ω^)

リフト終点を過ぎると緩やかな登山道の始まり。
一帯はつつじ平と呼ばれており、その季節には観光客やハイカーで賑わっている事でしょう。
すっきりとした青空の向こうに目指す湯ノ丸山。

炎天下に晒されてとても暑いけど、爽やかな高原の朝・・・そんな雰囲気。
こうなると、自然と気分が高揚してくると言うもの。

登山道の両脇には多くの花・花・花が咲き乱れ、事前情報以上の豊かな植生。
序盤から花撮りスクワットの連続でさっぱり前に進まず。
ハクサンフウロ、シャジクソウ。

オオバギボウシ、ウツボグサ。

イチヤクソウ。
その他、目を見張る花園続きに我を忘れて大興奮。

鐘台分岐。これより湯ノ丸山山頂への本格的な登り。
昨日は夕立による大雨が降った様子で、登山道脇の笹が濡れていてズボンの膝下がビショビショ。
上半身は汗で濡れているので、結局は全身ずぶ濡れ状態(笑)

尚も草原のお花畑は続く。
クガイソウ、ヤマオダマキ。

キオン。

ヤナギランの群生。

そんな中、主役はこれでもかと広範囲に咲いていた大きなマツムシソウ。

スタートしてから1時間半程で湯ノ丸山南峰(2101m)着。
後方には次に向かう烏帽子岳。

その前に、素敵な稜線のお花畑を楽しみながら北峰へも行ってみましょう。

朝が早かったので貸し切り状態の稜線散歩。


イブキジャコウソウ。

イワインチンの群落。

南峰から岩ゴロの北峰までは片道約10分ほどで到着。
お~い\(^o^)/

三角点から烏帽子岳の眺望。

休んでいるうちに見る見るガスってしまったが、条件が良ければ360度の大展望。
北アルプスから八ヶ岳、富士山、浅間山など。

湯ノ丸山を後に烏帽子岳への分岐となる鞍部を目指してひたすら下る下る・・・。
分岐まで辿り着くと、この日初めて会うハイカーの姿。
そして、これまで静かだったのが一転して賑やかになる。
前方には烏帽子岳への魅惑の稜線。

まずはその稜線まで登りつめましょう。
振り返って、後方にたおやかな山容の湯ノ丸山。

登山道を彩る花も相変わらず多い。
色鮮やかなナデシコ。

ホタルブクロ。

なんだろう?
ノギランでした。

そんな花々を愛でつつ歩いていると、程なくして稜線に出た。

好展望、お花畑が広がる草原。
稜線フェチにとっては堪らない風景。


最初に見えていたピークは小烏帽子岳(偽烏帽子岳)。
本物の?烏帽子岳まではもうひと踏ん張り。



距離は短いものの、花を愛でながらの稜線散歩はとても楽しい。


スタートしてから約3時間50分、烏帽子岳山頂(2066m)へと到着。
広めの山頂では数人のハイカーが思い思いに休憩中。

期待していた展望は、残念ながらガスの中。

一瞬であったが、ガスの切れ間から四阿山、根子岳の姿も捉えられた。
晴れていれば西側の展望が開け、北アルプスから八ヶ岳、富士山までの眺望が得られる。

のんびりとランチタイム。


刻一刻と変化する自然の姿を堪能しつつ下山開始。

偽ピーク、鞍部へと戻る途中では小・中の学校登山100名以上との遭遇。
次々と発せられる「こんにちは」の嵐(挨拶)にはとても対応できず(^^;)

中分岐から直接地蔵峠に向かわず臼窪湿原に寄り道。

湿原にはニッコウキスゲ、ハクサンフウロ、ノアザミその他の花。

その後キャンプ場の中を通って地蔵峠へ。

ゴール後はお約束のソフトクリームのご褒美。

猛暑の中にあって少しでも高原の爽やかさを感じられた1日でした。
でも、暑いものは暑い・・・(^^;)
【コース】
地蔵峠(6:25)-鐘台分岐(7:10)-湯ノ丸山南峰(7:59)-北峰(8:13)-鞍部(9:12)
ー小烏帽子岳(9:56)-烏帽子岳(10:13)-臼窪湿原(12:10)-地蔵峠(12:30)
行動時間約6時間05分。
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