県道56号線から山の駅たかはら手前を左へ、展望台までの大間々線が11月28日で冬期間通行止めになる。


高原山の最高峰、釈迦ヶ岳に登るのもこの3連休がラストチャンス。


11月22日(土)、連休初日。



 


 


 


 大間々から男鹿山塊、那須連峰の眺望。


春にはレンゲツツジなどで彩られた大間々も冬枯れの寂しさ。


もう間もなく白い世界となる。



 


 


 


 午前8時半、駐車場は3分の1くらい。


殆どは登山者が利用か。



 


 


 


 見晴コース入口。



 


 


 


やがて展望が開け、前方に目指す釈迦ヶ岳がドーンと!


この時期のイベントと言えば剣ヶ峰~釈迦ヶ岳の北面で見られる霧氷の白い花。


ただ、今日は高気圧に覆われ気温が高く小春日和となる生憎の天気。


いや、登山には好条件であるのだが、霧氷がつく条件として悪いと言う事。


人間は勝手なものだ・・・(-_-;)



 


 


 


その代りと言っては何だが、眺望はすこぶる良い。


肉眼では富士山も確認できた。


写真中央辺りに薄らと・・・。



※画像トリミング、コントラスト調整


 


 


 


 


 八海山神社、ここで漸く先行者の姿。



 


 


 


 その先、矢板市最高点付近に先週末の雪が少々残る。


この時はまだ余裕があったのだが・・・。



 


 


 


 すっかりと落葉した木々の間から望む那須連峰。



 


 


 


 北側が開けてくると、冠雪した会津駒ヶ岳の稜線がくっきりと見えてきた。



 


 


 


 剣ヶ峰との分岐を過ぎると、釈迦ヶ岳の姿も大きく迫ってくる。


霧氷が付いている時には山頂付近が白くなるのだが、今日は全くその気配は見られない。



 


 


 


 その後登山道は北側に回り込むようになるが、やがて先週末に降った雪が多く見受けられるようになる。



 


 


 


 登山道にはガチガチに凍結した雪が残り、特に急斜面の登りでは慎重にならざるを得なかった。


斜度のきつい急坂は3~4カ所ほどあるが、設置されているトラロープや木の枝を掴み何とか登りきる。


いや~、滑る滑る!問題は下りだな。



 


 


 


 今年も無事に辿り着くことができた釈迦ヶ岳山頂(1794.9m)。



 


 


 


 お釈迦様に感謝。



 


 


 


 南方向の眺望。


遠く雲に浮かぶ筑波山や県央の山など。



 


 


 


 西方向には日光連山と冠雪した奥白根山。



 


 


 


 北方向には思い出多き神の山、会津駒ヶ岳。


その他、燧ヶ岳や磐梯山の姿も。



 


 


 


一通りの眺望を楽しんだ後は軽めの食事。


さて、問題の雪道下山。



 


 


 


 慎重に、慎重に・・・って言うか、傍から見れば凄いへっぴり腰(;'∀')


殆どの登山者がノーアイゼンだったが、こんな時は4本爪程度の軽アイゼンを装着すれば効果あり。



 


 


 


残念ながら霧氷には出会えなかったが、冠雪した会津駒や富士山など、美しい眺望を戴きました。



 


 来年もまた、良い出会いがあります様に・・・。


 そんな事を願いつつ、今年最後の高原山を後にした。