9月20日の燕岳登山の最終話、山頂編となります。
長い間お付き合い有難うございました。
速報記事はこちら。
中房温泉から合戦小屋編はこちら。
合戦尾根から燕山荘の展望編はこちら。
燕山荘を後に山頂に向かいます。
雲ひとつ無い青空に白と緑のコントラストが美しく映える燕岳。

白い砂礫の稜線上には、コマクサやトウヤクリンドウなどの咲き残りも見かけました。
今回は珍しく花の写真は殆ど撮りませんでした。
それ以上にアルプスの景色が素晴らしかったという事です。

こちらはイルカ岩、自然の不思議な造形美です。

歩いて来た燕山荘方面を振り返る。


白い 花崗岩と緑のハイマツが織り成す見事なコントラスト。
そして岩のオブジェが無数に立ち並ぶ不思議な光景。

その白き山頂も間近。

最後に岩をよじ登り到着。

ここまで4時間半、ほぼコースタイム通りでした。

私たちは 山頂で昼食後、風景を存分に楽しみ至福の時を過ごした。
北燕岳への稜線と背後には立山連峰。

北鎌尾根を従えド~ンと聳える槍ヶ岳。
何度眺めても惚れ惚れとする登山者憧れの山。
これを見ると登ってみたくなる気持ちは理解出来ます。
次なる挑戦は槍ヶ岳、そして大キレットを越えて北穂高、奥穂高、ジャンダルムまで!
・・・
調子に乗り過ぎました(汗)。
私には無理です!

山頂からの富士山もお約束です。

涙が出るほどの感動の時間はあっと言う間に過ぎていった。
この素晴らしい風景を脳裏に焼付け山頂を後にする。

再び燕山荘前の分岐に戻ります。

さよなら燕岳。

下山は高速でと思いましたが、登山道が狭くすれ違うのに待ち時間が多発。
寝てないので時折目眩がするなど、いつもより疲労もあります。
青空と紅葉と素晴らしい眺望を楽しみながら、まあ、ゆっくりと戻る事にしましょう。


午後2時過ぎ約8時間の山歩きを終え、無事に登山口の中房温泉に戻った。
これ以上最高の条件は無く、強行軍であったが良い思い出となりました。
何から何まで有難うございました。
尚このシリーズにはおまけがあります。
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