某日朝、無計画な私は突然奥日光を目指し家を出た。
天気予報では朝晩曇り、日中は晴れ間も出ると言う。
「夏の終わりに爽やかな奥日光を歩こう。」
そんな気分でした。
いろは坂を登り終えるまで迷いがあった。
戦場ヶ原か小田代ヶ原をのんびり歩くのも捨てがたい。
結局は立木観音前駐車場に降り立ち中善寺湖畔を歩き出した。
男体山は雲に隠れているが、その内顔を出すのだろうか。

爽やかな風を受け足取りも軽快♪
緑に覆われた自然豊な歩道を進むと、『イタリア大使館別荘記念公園』に到着。

かつて「夏の間は外務省が日光に移る」
・・・とまで言われた避暑地としての賑わいは今では遠い昔。
実に静かな湖畔である。

ご婦人達は小波と戯れ、残り僅かな夏を楽しむ。

私の興味は湖の遥か先の山々。

日光白根の堂々たる姿。

八丁出島の先には、三角錐の山容が美しい社山。
残念ながら山頂付近は雲に覆われている。

誰もいない静かな湖畔を更に進むと、白い砂浜が美しい阿世潟に到着。

かつての賑わいを彷彿とさせる優雅な光景である。

さて、このまま歩き続け中禅寺湖一周するのも良し。
・・・・・
そんな訳ないっしょ!
ここまで来たら行くしかないですよね。
あの山に・・・。
スミマセン、また引っ張ってしまいました。
次回、今度こそ本編に突入?!
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