8月23日快晴のサイクリング日和。



茨城の高校生、青木君と私たち3人は帯広市に向かって走った。



そして、当時流行った愛国駅に行って記念に幸福行きの切符を買った。



愛の国から幸福へ~(切符はどこいったか不明?)。



そう言えば我が栃木でも宝を積んで(宝積寺駅)大金持ち(大金駅)、なんて切符も流行っていましたね。





その後は勿論、観光客だらけの幸福駅に行ったのは言うまでも無い。



なんとその夜は幸福駅の待合室で、バイクで来た旅行者らと8名で野宿した。



夜の待合室は寒く、そこの管理人のおじさんにストーブを焚いてもらった。







8/23 幸福駅



広尾線が廃線になったのは、これから10年後くらいでしょうか。





駅名の起源



この地方はもと「幸震」といっていたが福井県からの移住者が多いので

上の一字ずつとって『幸福』といわれ、また将来の幸福を願う意味もあって

定められた部落名をそのまま駅名にしたものである。

・・・そうです。





幸福駅の待合室





幸福を願う観光客のメモが、天井、壁中ビッシリ!!



自分も願い事を書いたメモを張った。

「漫画家になれます様に」



その夜はどんな夢を見たのでしょう?







8/24 襟裳岬に行く途中の黄金道路(国道336号線)



地元の人の話では、ここを舗装にするのに黄金を敷き詰めるほどの費用が掛かったという。









8/24 襟裳岬



あの『襟裳岬』という歌が少し前に流行しました。





※今回一緒に写っているのはカバチで無く、茨城の高校生青木君です。





襟裳岬



8月24日(水) 曇りのち晴れ



曇天の中、幸福駅をスタート。

襟裳岬に向かっている途中、青空が広がり快晴になった。

広尾からのR336、黄金道路といわれる海岸線を通った。

美しい海岸線だが厳しい砂利道もあった。

それでも道南の悪路と比較すればまだいい方だ。

襟裳岬には午後4時ごろ到着。

森進一の歌ではないが、確かに何も無い所だ。

岩に当たり砕け散る白い波、それはそれでいい光景だ。

岬から遠い水平線に向かって何か叫びたい気持ちになった。

その後3人で少し走り、バス停があったのでそこで野宿する事にした。

気付くと夕食用に買ったパンが無い!

襟裳岬に忘れてきたのか盗まれたのか全く分からない。

仕方なく自炊をした。

夜になり暇だったので、青木君に今まで遭遇した霊体験を話してやった。

その途中でカバチに異変が起こり、やばいと思ったので慌ててその話はやめにした。

霊が寄って来てしまったのだろうか?

もうその話はよそう!

話は変わって、王選手がHR記録世界新まであと5本と迫った。





※次回、憧れのザ・リリーズの故郷夕張へ♪







日本一周サイクリング、これまでの記事はこちらです。







~この記事は31年前(1977年)、私が20歳の時の記録です。~







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