2019/7/13(土)、桧枝岐村の御池から大杉岳~大津岐峠を経由して会津駒ヶ岳~滝沢登山口までを縦走して来ました。
7月の3連休初日となったこの日。
朝の内は雨が残るものの時間経過と共に天気回復予報となり、以前から計画していた山行を決行。
同行のchikoやんとの車2台体制で1台を滝沢登山口Pにデポ、もう1台で御池駐車場に移動してスタート。
大杉林道~富士見林道ではシラネアオイ、咲き始めのハクサンコザクラなど予想以上の花盛り。
数年来の念願であった御池IN~滝沢OUT(或いはその逆)の縦走が達成できて満足の1日となった。
予報通りに小雨の降る中、レインウェアの上だけを着用して御池登山口より出発。

登山道脇に咲いているギンリョウソウやゴゼンタチバナを楽しみつつも、ひたすら登る事約1時間20分で大杉岳に到着。
豪雪地帯だけあって山頂標識がめっちゃ傾いている。

その後もミツバオウレン、イワカガミなどのしっとりと濡れた花々を観賞しながら歩いて行く。

盆栽風仕立てのゴゼンタチバナ。

咲き始めのギボウシ。

なんだろう?と思えば行者ニンニクの花でした。

まるで宇宙船の様な電発避難小屋。こちらで小休止。
グチャグチャの登山道と降り続く小雨で下半身がびしょ濡れ。これ以降はレインウェアのズボンも着用。
撥水効果を失った登山靴で靴下も濡れてしまった。

避難小屋裏の小湿原に咲くワタスゲ。

同じくイワイチョウ。

水滴キラリンのタケシマラン。
かわいい花々を愛でながら歩いていると少々の雨は気になりません。

そろそろお宝がないものか?と探しながら歩いていると、笹薮の中にシラネアオイを発見!
その後、俄然花撮りスクワットが増えたのは言うまでもありません(笑)

サンカヨウも間に合った。

オオバキスミレ。

イワカガミの群生は其処此処に。

こちらはシラネアオイロード~♪

稜線上はガスっているが、いつの間にか雨も上がり気温上昇。

やがて縦走コースの中盤となる大津岐峠の巨大標柱が見えて来る。


天気もすっかり回復し、雄大な山々の景色が現れた。

まだ残雪の目立つ小湿原が多い中、雪解けの進んだお花畑には咲き始めのハクサンコザクラ。
本日お目当ての花の一つです。

チングルマも少々。

コバイケイソウ。
他にはハクサンチドリ、ハクサンシャクナゲなども咲き花盛り。

幾つか残る雪渓を通過して・・・

キリンテへの分岐となる大津岐峠までやって来ました。ここでランチタイム。
5年前の2014年8月にグレートトラバース・日本百名山一筆書きの田中陽希隊とバッタリしたのが懐かしい。

歩いて来た大杉林道を振り返る。
天気が良ければ燧ヶ岳がど~ん!なのですが、今日はすっぽりと雲の中。
それにしても静かで少々ワイルドな大杉林道。シラネアオイその他の花も多く楽しめました。

大津岐峠からは正面に愛しの会津駒ヶ岳を眺めながら進んで行く。


雪解けの進んだ湿原には咲き始めピカピカのハクサンコザクラ。

そんな可愛い姿を見る度に足が止まる。

自分好みの開放的な稜線歩きが続く。


色鮮やかなアズマシャクナゲ。

駒ノ小屋のお姉さんの情報によると、今年のアイ駒エリアではシャクナゲやツツジの咲き具合が良好との事。
なるほどね~と、納得の光景でした。
写真には撮らなかったが、ムラサキヤシオ、ウラジロヨウラク、ベニサラサドウダンも結構咲いていた。

目指す会津駒の稜線が近づく。

湿原のお花畑に咲くチングルマ。

タテヤマリンドウとイワカガミ。


久し振りに見る夏を思わせる青空はやっぱり綺麗だ。

青空カモ~ン!と誰かの叫び声・・・いや、独り言(笑)

夢心地の稜線散歩。

前半に歩いた大杉林道に続き、こちらの富士見林道でもシラネアオイが絶好調。
登山道脇ばかりでなく、遠くの斜面にもわんさかと咲いていた。

もう会津駒は目の前・・・と言っても、これからが案外遠いのだ。

なにせ花が多いので花撮りに費やす時間が増える。
ちょっとだけスケスケのイワイチョウ。

予想以上に広範囲で見られたシラネアオイ。

アカモノも元気。

咲きたてフレッシュ!

今日1日で3年分のシラネアオイを見た印象です。
素晴らしかった花の稜線歩きもこれにて終了。

御池からスタートして約7時間半で駒ノ小屋に到着。
周辺はこれまでの静寂が嘘のような賑わい。

小休止後に周辺散策へと出かける。

駒ノ大池の周りはまだ雪の中。
池の端っこから雪解けが進んではいるが、お花畑が出現するのはもう少し先の様子。


今回はロングコースを歩いて来たので体力温存の為に山頂はパス。
途中で引き返してきたが、これで21回目のアイ駒登山を記録。

それにしても7月も中旬になろうと言うのに、こんなに残雪があるとは驚いた(@_@)

そのお陰で不思議な光景が見られたのでラッキーだったかも?

調子に乗って駒ノ大池に映る逆さリンゴ・・・
操られて危うくシェーポーズをするところだった(^^;)

美しい逆さアイ駒。


さて、名残りを惜しみつつも下山の時がやって来ました。

駒ノ小屋直下の高層湿原に咲き始めたハクサンコザクラ。

ハイジの丘を振り返る。


今日は目まぐるしく変化する梅雨空の天気の下・・・
大杉林道~富士見林道、そして会津駒周辺の花と眺望が見られ楽しくも充実の山旅となりました。
数年前からの念願であった御池からのコースを歩く事が出来、今は達成感で満たされています。

活動時間約11時間、車回収までの総行動時間約12時間。
下山後は燧の湯に立ち寄り汗で汚れた身体を洗い流してさっぱり。
お疲れさまでした。
本日のルートはこちら。
7月の3連休初日となったこの日。
朝の内は雨が残るものの時間経過と共に天気回復予報となり、以前から計画していた山行を決行。
同行のchikoやんとの車2台体制で1台を滝沢登山口Pにデポ、もう1台で御池駐車場に移動してスタート。
大杉林道~富士見林道ではシラネアオイ、咲き始めのハクサンコザクラなど予想以上の花盛り。
数年来の念願であった御池IN~滝沢OUT(或いはその逆)の縦走が達成できて満足の1日となった。
予報通りに小雨の降る中、レインウェアの上だけを着用して御池登山口より出発。

登山道脇に咲いているギンリョウソウやゴゼンタチバナを楽しみつつも、ひたすら登る事約1時間20分で大杉岳に到着。
豪雪地帯だけあって山頂標識がめっちゃ傾いている。

その後もミツバオウレン、イワカガミなどのしっとりと濡れた花々を観賞しながら歩いて行く。

盆栽風仕立てのゴゼンタチバナ。

咲き始めのギボウシ。

なんだろう?と思えば行者ニンニクの花でした。

まるで宇宙船の様な電発避難小屋。こちらで小休止。
グチャグチャの登山道と降り続く小雨で下半身がびしょ濡れ。これ以降はレインウェアのズボンも着用。
撥水効果を失った登山靴で靴下も濡れてしまった。

避難小屋裏の小湿原に咲くワタスゲ。

同じくイワイチョウ。

水滴キラリンのタケシマラン。
かわいい花々を愛でながら歩いていると少々の雨は気になりません。

そろそろお宝がないものか?と探しながら歩いていると、笹薮の中にシラネアオイを発見!
その後、俄然花撮りスクワットが増えたのは言うまでもありません(笑)

サンカヨウも間に合った。

オオバキスミレ。

イワカガミの群生は其処此処に。

こちらはシラネアオイロード~♪

稜線上はガスっているが、いつの間にか雨も上がり気温上昇。

やがて縦走コースの中盤となる大津岐峠の巨大標柱が見えて来る。


天気もすっかり回復し、雄大な山々の景色が現れた。

まだ残雪の目立つ小湿原が多い中、雪解けの進んだお花畑には咲き始めのハクサンコザクラ。
本日お目当ての花の一つです。

チングルマも少々。

コバイケイソウ。
他にはハクサンチドリ、ハクサンシャクナゲなども咲き花盛り。

幾つか残る雪渓を通過して・・・

キリンテへの分岐となる大津岐峠までやって来ました。ここでランチタイム。
5年前の2014年8月にグレートトラバース・日本百名山一筆書きの田中陽希隊とバッタリしたのが懐かしい。

歩いて来た大杉林道を振り返る。
天気が良ければ燧ヶ岳がど~ん!なのですが、今日はすっぽりと雲の中。
それにしても静かで少々ワイルドな大杉林道。シラネアオイその他の花も多く楽しめました。

大津岐峠からは正面に愛しの会津駒ヶ岳を眺めながら進んで行く。


雪解けの進んだ湿原には咲き始めピカピカのハクサンコザクラ。

そんな可愛い姿を見る度に足が止まる。

自分好みの開放的な稜線歩きが続く。


色鮮やかなアズマシャクナゲ。

駒ノ小屋のお姉さんの情報によると、今年のアイ駒エリアではシャクナゲやツツジの咲き具合が良好との事。
なるほどね~と、納得の光景でした。
写真には撮らなかったが、ムラサキヤシオ、ウラジロヨウラク、ベニサラサドウダンも結構咲いていた。

目指す会津駒の稜線が近づく。

湿原のお花畑に咲くチングルマ。

タテヤマリンドウとイワカガミ。


久し振りに見る夏を思わせる青空はやっぱり綺麗だ。

青空カモ~ン!と誰かの叫び声・・・いや、独り言(笑)

夢心地の稜線散歩。

前半に歩いた大杉林道に続き、こちらの富士見林道でもシラネアオイが絶好調。
登山道脇ばかりでなく、遠くの斜面にもわんさかと咲いていた。

もう会津駒は目の前・・・と言っても、これからが案外遠いのだ。

なにせ花が多いので花撮りに費やす時間が増える。
ちょっとだけスケスケのイワイチョウ。

予想以上に広範囲で見られたシラネアオイ。

アカモノも元気。

咲きたてフレッシュ!

今日1日で3年分のシラネアオイを見た印象です。
素晴らしかった花の稜線歩きもこれにて終了。

御池からスタートして約7時間半で駒ノ小屋に到着。
周辺はこれまでの静寂が嘘のような賑わい。

小休止後に周辺散策へと出かける。

駒ノ大池の周りはまだ雪の中。
池の端っこから雪解けが進んではいるが、お花畑が出現するのはもう少し先の様子。


今回はロングコースを歩いて来たので体力温存の為に山頂はパス。
途中で引き返してきたが、これで21回目のアイ駒登山を記録。

それにしても7月も中旬になろうと言うのに、こんなに残雪があるとは驚いた(@_@)

そのお陰で不思議な光景が見られたのでラッキーだったかも?

調子に乗って駒ノ大池に映る逆さリンゴ・・・
操られて危うくシェーポーズをするところだった(^^;)

美しい逆さアイ駒。


さて、名残りを惜しみつつも下山の時がやって来ました。

駒ノ小屋直下の高層湿原に咲き始めたハクサンコザクラ。

ハイジの丘を振り返る。


今日は目まぐるしく変化する梅雨空の天気の下・・・
大杉林道~富士見林道、そして会津駒周辺の花と眺望が見られ楽しくも充実の山旅となりました。
数年前からの念願であった御池からのコースを歩く事が出来、今は達成感で満たされています。

活動時間約11時間、車回収までの総行動時間約12時間。
下山後は燧の湯に立ち寄り汗で汚れた身体を洗い流してさっぱり。
お疲れさまでした。
本日のルートはこちら。
会津駒ヶ岳縦走、お疲れ様でした。
小雨後青空もありのまずまずの天気のなか、シラネアオイ
や咲き始めのハクサンコザクラなど多くの花々に出逢え、
また眺望もと楽しまれましたね。
以前、逆ルートでの縦走を楽しんだことを懐かしく思い出し
ました。
それにしても早いこと梅雨が明けて欲しいですね。
のんびり夫婦の山遊びさんたちが行かれた時と比べると雪解けが遅い様ですが、盛りのシラネアオイ、それにフレッシュなハクサンコザクラなど、お目当ての花々を楽しむ事が出来ました。
後半は天気も回復し、一期一会の山の景色を堪能。疲れを忘れる満足の山旅となりました。
さて、今日は3連休最終日。那須に行きたかったのですが、この天気ではね・・・
花が多いこの時季がベストかな
ハクサンコザクラ、シラネアオイなど良い状態ですねぇ
梅雨空を跳ね除けて歩いたかいがありましたね
あっ、私は帰宅後2日間、灰になってました。(^^ゞ
早く行かないと、富士見林道のお花が終わっちゃうぢゃん。
って天気にやきもきしていたけれど、まさかの想像以上に
季節の進みが遅くてびっくりでした。
そして、富士見林道は、シラネアオイの尾根だってのにもびっくりでした。
いや~、あっちのもこっちにも。きれいだったなぁ。(^^)
凍った池ってあんなふうに溶けていくのね~。不思議な水色にも会えたし。
さてさて、次は、もう少し花の種類が増えたら再びですね~。
あっ、次は、キリンテで。(^O^;;;;;
小雨だった空模様も予想どおり回復して来て歩きながらもテンションが上がった事でしょう!
レポを読み進めながら7時間でコマの小屋に着いた時は小屋泊まりかと思ってしまいましたよ。
沢山のお花に出迎えてもらって花スクワットをしながらですものね〜
お疲れ様でした。
滝沢登山口より標高の高い御池からの縦走の方が楽そうに思えますが、CTはどちらからでも同じらしいですよ。
それなりにアップダウンがあるので歩き応えがありますね。
暫く天気に恵まれず花時期を逸したかな?と心配しましたが、今年は季節の進みが遅くどうにか間に合いました。
尾瀬、会津駒エリアはどの季節に訪れても間違いないですね。
一人で歩くにはちょっと不安な大杉林道でしたが、背中を押して頂いて会津駒までの縦走を達成することが出来ました。
シラネアオイの多さは想像以上でしたね。他の花も多く楽しめました。
今度は自分も重いカメラを持って撮影したいな~。
考えてみたら大津岐峠の標柱が立ってから訪れたのは初めて。
そして次はキリンテへ。久しぶりにふかふかの登山道を歩きたいと思っています。
私も雨降りの翌日は灰になっていましたが、連休最終日はじっとしていられずにホイホイ出かけましたよ(笑)
しかも霧雨の中をふらふら散策・・・没ネタかな~(^^;)
もうかれこれ5年ほど前から御池~滝沢(或いは逆)を歩こう・・・
なんて漠然と想いを馳せていましたが、実現には至らずにこの日まで来ました。
他の方々のレポでも花の季節が素晴らしいとの情報でしたので間に合って良かったです。
天気回復後はいつもの様に花撮り中心の忙しい山行となりました(笑)
これはたまらないですね。
足もとの悪い中の長丁場。結構お疲れだったかと思いますが、
それにも勝るアイコマ愛。
アイコマ。良いなぁ。
晴れた日が良いですが、梅雨が明けたら明けたで
スコーンと開けた稜線は暑そうだし・・・
なんだかんだと言い訳を重ねて今年もまた狼少年化してしまうのか>自分
最近座骨神経痛が悩み事で、まず歩けるかどうかで自信がちょっと無くなってきました。
当日は足元が悪い上に登山靴の縫い目?に亀裂が入っていたので水が浸透して靴下まで濡れてしまいました。
幸いにして風も弱く天気が回復して来たので大丈夫でしたが、一つ間違えば低体温症になるところでした(^^;)
足元はしっかりしたものを履かないといけませんね。痛い出費ですが靴を新調しようと思います。
アイ駒、本当に良いですよ。今年は季節の進みが遅いので花シーズンの本番はこれからです。
花に間に合わなければ黄金色の草紅葉、或いはブナ黄葉なんかもおススメです。
坐骨神経痛は私もここ数年患っていますが、症状が良くなったり再発したりの繰り返し。
昨年の秋に病院で痛み止めの薬を処方してもらってからは改善しています。
という事はまだまだお花が楽しめるという事かな(^^ゞ
ピッカピカのハクサンコザクラ綺麗ですね。
この手の花が好きなので見に行きたいです。
シラネアオイも凄い咲きっぷり!
この時期も最高ですね!
今年は天候不順の影響と4月の積雪で思った以上の残雪がありました。
駒ノ池周辺や中門岳の稜線はこれからが花の季節。
長い間楽しめそうですね。
大杉林道、そして富士見林道にこれだけのシラネアオイが咲いているとは驚きました。
また季節を変えて歩きたいと思っています。