2019/5/3(金)、令和元年初歩きは福島県白河市表郷の天狗山へ。
天狗山の山開きは毎年11月23日(勤労感謝の日)に行われ、日本一遅い山開きとしても知られている。
また4月上旬から中旬にかけて「天狗の花まつり」が開催され、花を眺めながら散策できるコースは起伏が緩やかで歩きやすい。
現在はカタクリ咲くベストシーズンは過ぎたが、ニリンソウやヤマブキソウが見頃となり、ハイカーの目を楽しませている。

手前の登山口駐車スペースよりスタート。
尚、林道奥まで行けば無料の大駐車場(トイレ有)が完備されています。

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目に優しい新緑の中を歩いて行く。

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スタート早々に、足元に咲く花々に捕まる(笑)
色んなスミレが咲いていたが、特に目を惹いたのがアケボノスミレ。

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チゴユリもいっぱい。

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まずは広大なお花畑が続く沢沿いの花まつりコースを進む。
尚、花まつりコースは1周1.8km、登山コースは1周2.5km。
全部周ると約4時間のコースとなります。

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お目当てのヤマブキソウが其処彼処に。

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ニリンソウとヤマブキソウ。

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シロバナエンレイソウも咲いていました。

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この間の裏筑波も凄かったが、天狗山のニリンソウ群生も素晴らしい。

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ヤマブキソウはまだ満開ではないそうです。

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辺り一面が黄色カーペットとなる光景も見たいものである。

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その後は沢沿いの花畑を離れ、ヤマザクラ咲く尾根道を行く。

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展望台にある「出会いの鐘」。

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広大なカタクリ群生地に入ったが、さすがに終わっていた。
代りに咲いていたアケボノスミレ。他にはヒトリシズカなど。

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新緑が眩い天狗のお庭。

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天狗山は山名の通りに天狗伝説から由来される。
天狗を呼ぶときにこれを打ち鳴らすそうだ。

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千年の森を抜けると山頂への急登が始まる。

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こちらの登山道には花は少なめだが、ニシキゴロモ?などが咲いていました。

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天狗山山頂(625.5m)に到着。
花まつりコースには多くのハイカーや観光客がいたが、ここまで来る人は少ない様子。

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山頂からは那須連峰などの眺望良好。

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その先の展望台からは麓の表郷集落が見渡せる。

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普段であればここから登山コースを周って終了となるが、今日は花目的ハイクなので再び花まつりコースへ。

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大駐車場にはお店が出ていて採れたての山菜などが売られていました。
お土産にタケノコとタラの芽をGET。

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川のせせらぎ。
鳥のさえずり。
咲き誇る花々。
美しい里山へようこそ。

駐車場でもらったパンフレットに載っていた天狗山のキャッチコピー。
それがピッタリと当てはまるとても素敵な里山でした。
また、一つ再訪したい山が増えました。