2023/9/14(木)、通算5度目の尾瀬・燧ヶ岳に登り、秋の始まりを感じて来ました。
お隣の会津駒ヶ岳はもう直ぐ30回になろうかと言うのに、燧ヶ岳は意外にも少なかった。
やはりそれは登山道の険しさからなのか?大好きなアイコマからの存在感は抜群なのにね。
今回は前日午後から南会津に入り、高杖そば畑からの夕景や屏風岩からの星空撮影などを満喫。
その後、道の駅・尾瀬桧枝岐にて車中泊し、早朝に尾瀬の玄関口御池に移動して登山開始。
コースは御池(5:54)~広沢田代~熊沢田代~俎嵓(9:04)~柴安嵓(9:28)~俎嵓~御池(13:36)の往復。
距離9㎞、行動時間7時間42分でした。
午前4時27分、道の駅・尾瀬桧枝岐駐車場からのオリオン座と冬の大三角形。

早朝の御池駐車場。
オフシーズンの平日とあって閑散としている。

御池ロッジ前のスモウトリ田代入り口より。


陽が昇り他の登山者が動き出したのを見計らい、午前6時前に登山スタート。

暫くは急峻な岩ゴロの登りが続き体力消耗。

出発から約1時間で開放的な広沢田代に到着。
湿原では草紅葉が始まっている。

池塘も点在。

今年はキンコウカの当たり年だったらしく、そのドライフラワーが多く見られた。
なので、草紅葉に見えるのはキンコウカのオレンジ色になった実である。

きれいに色づいたナナカマド。
尾瀬エリアの紅葉も時間の問題だね。

眼下に歩いて来た広沢田代と後方に大杉岳~会津駒ヶ岳の稜線。
アイコマまでのトレイルは静かな山行が楽しめる。

険しい登山道を登った後のお楽しみ。
このコースのハイライトとも言える広大な熊沢田代と、その後方に目指す燧ヶ岳の雄姿。

池塘越しの平ヶ岳~越後三山など。
ベンチで休憩していると、乾いた風が吹き抜け、汗で濡れた身体が冷えて来る。
久し振りに「寒い」と言う感覚を味わう。

湿原周りに咲いていた残り花の一部。
オゼミズギク、イワショウブとその赤い実。

少し登って、歩いて来た熊沢田代を見下ろす。

その後、ガレ場の急登などを経て、漸く爼嵓(2346m)に到着。
スタートから3時間10分と、まずまずのペース。

眼下の尾瀬沼はガスの流れが邪魔をして拝めず。

続いて燧ヶ岳の最高峰、柴安嵓へ行きましょう。

山頂へは鞍部まで下っての急な登り返し。
その登山道脇には咲き残りのリンドウ。

俎嵓から約20分で柴安嵓山頂(2356m)に到着。
こちらの方が10m高い。
それにしても下界の酷暑が嘘のような涼しさ。

山頂からは尾瀬ヶ原を一望。
残念ながら至仏山は雲の向こう側。

その代わりに隠れていた尾瀬沼が姿を現した。

暫しの休憩後は爼嵓への登り返し。

俎嵓山頂からの尾瀬沼もGET!

過去4度の燧ヶ岳はいずれも長英新道から尾瀬沼方面への下山だった。
別に沼山峠からのバス代をケチったと言う訳ではないが、今回は初めての御池新道ピストン。
このルートは登りよりも下りに体力と神経を酷使する。
でも、熊沢田代や広沢田代など天空の楽園を2度楽しめるのはお得感が満載だ。

次はいつになるか分からないので(若しかしたらこれが最後?)、振り返って天空の楽園と燧ヶ岳の見納め。
さらば・・・また会う日まで。

湿原エリアが終わった後は岩ゴロの急な登山道をひたすら下るのみ。
まあ、慌てずにのんびり行こう。
ここだけの話、広沢田代~御池間は登りよりも下りの方が時間を要した。

御池登山口付近に咲いていたオクトリカブト。
花の少ない季節だったが、草紅葉の始まった湿原や好展望の燧ヶ岳を楽しむ事が出来た。

7月の会津駒ヶ岳で行動不能一歩手前まで疲労困憊したのがトラウマになりかけていた。
今回はその不安を一掃しようと思い挑んだ燧ヶ岳。
往路の登りはまずまず順調であったが、復路の下りは後半にバテたので課題が残った。
とは言っても、動けなくなる程ではなかったのでまずは一安心。
少しずつ体力を戻して行こう。
お隣の会津駒ヶ岳はもう直ぐ30回になろうかと言うのに、燧ヶ岳は意外にも少なかった。
やはりそれは登山道の険しさからなのか?大好きなアイコマからの存在感は抜群なのにね。
今回は前日午後から南会津に入り、高杖そば畑からの夕景や屏風岩からの星空撮影などを満喫。
その後、道の駅・尾瀬桧枝岐にて車中泊し、早朝に尾瀬の玄関口御池に移動して登山開始。
コースは御池(5:54)~広沢田代~熊沢田代~俎嵓(9:04)~柴安嵓(9:28)~俎嵓~御池(13:36)の往復。
距離9㎞、行動時間7時間42分でした。
午前4時27分、道の駅・尾瀬桧枝岐駐車場からのオリオン座と冬の大三角形。

早朝の御池駐車場。
オフシーズンの平日とあって閑散としている。

御池ロッジ前のスモウトリ田代入り口より。


陽が昇り他の登山者が動き出したのを見計らい、午前6時前に登山スタート。

暫くは急峻な岩ゴロの登りが続き体力消耗。

出発から約1時間で開放的な広沢田代に到着。
湿原では草紅葉が始まっている。

池塘も点在。

今年はキンコウカの当たり年だったらしく、そのドライフラワーが多く見られた。
なので、草紅葉に見えるのはキンコウカのオレンジ色になった実である。

きれいに色づいたナナカマド。
尾瀬エリアの紅葉も時間の問題だね。

眼下に歩いて来た広沢田代と後方に大杉岳~会津駒ヶ岳の稜線。
アイコマまでのトレイルは静かな山行が楽しめる。

険しい登山道を登った後のお楽しみ。
このコースのハイライトとも言える広大な熊沢田代と、その後方に目指す燧ヶ岳の雄姿。

池塘越しの平ヶ岳~越後三山など。
ベンチで休憩していると、乾いた風が吹き抜け、汗で濡れた身体が冷えて来る。
久し振りに「寒い」と言う感覚を味わう。

湿原周りに咲いていた残り花の一部。
オゼミズギク、イワショウブとその赤い実。

少し登って、歩いて来た熊沢田代を見下ろす。

その後、ガレ場の急登などを経て、漸く爼嵓(2346m)に到着。
スタートから3時間10分と、まずまずのペース。

眼下の尾瀬沼はガスの流れが邪魔をして拝めず。

続いて燧ヶ岳の最高峰、柴安嵓へ行きましょう。

山頂へは鞍部まで下っての急な登り返し。
その登山道脇には咲き残りのリンドウ。

俎嵓から約20分で柴安嵓山頂(2356m)に到着。
こちらの方が10m高い。
それにしても下界の酷暑が嘘のような涼しさ。

山頂からは尾瀬ヶ原を一望。
残念ながら至仏山は雲の向こう側。

その代わりに隠れていた尾瀬沼が姿を現した。

暫しの休憩後は爼嵓への登り返し。

俎嵓山頂からの尾瀬沼もGET!

過去4度の燧ヶ岳はいずれも長英新道から尾瀬沼方面への下山だった。
別に沼山峠からのバス代をケチったと言う訳ではないが、今回は初めての御池新道ピストン。
このルートは登りよりも下りに体力と神経を酷使する。
でも、熊沢田代や広沢田代など天空の楽園を2度楽しめるのはお得感が満載だ。

次はいつになるか分からないので(若しかしたらこれが最後?)、振り返って天空の楽園と燧ヶ岳の見納め。
さらば・・・また会う日まで。

湿原エリアが終わった後は岩ゴロの急な登山道をひたすら下るのみ。
まあ、慌てずにのんびり行こう。
ここだけの話、広沢田代~御池間は登りよりも下りの方が時間を要した。

御池登山口付近に咲いていたオクトリカブト。
花の少ない季節だったが、草紅葉の始まった湿原や好展望の燧ヶ岳を楽しむ事が出来た。

7月の会津駒ヶ岳で行動不能一歩手前まで疲労困憊したのがトラウマになりかけていた。
今回はその不安を一掃しようと思い挑んだ燧ヶ岳。
往路の登りはまずまず順調であったが、復路の下りは後半にバテたので課題が残った。
とは言っても、動けなくなる程ではなかったのでまずは一安心。
少しずつ体力を戻して行こう。
湿原がキンコウカで黄色に染まる時や真っ白なワタスゲが風に揺れる時が。
でももうすぐ秋色に染まりそうな静かなこんな時もいいですね。
いつ行ってもいいって事かな(笑)
暫く尾瀬には足を運んでいないので来年あたりは行きたいですね。
でも柴安嵓まで行けるかどうか(^^ゞ
自分も熊沢田代は尾瀬エリアの中で5本の指に入る程好きな風景です。
燧ヶ岳は花の季節6月~7月が2回、そして草紅葉、紅葉の季節9月~10月が3回となっています。
6月の時は一部に残雪がありましたが、一面の銀世界の5月もいいだろうな・・・とは思います。
が、もう歩く自信はありません💦
燧ヶ岳、まずまずの展望と最終の秋の花々、さらには
はしりの紅葉が楽しめ、良かったですね。
山頂からの展望もですが、熊沢田代や広沢田代などの
眺めも素晴らしいです。
このところ遠ざかってしまった尾瀬の山、レポを楽し
ませていただきました。
夏の花には遅く、紅葉には早い中途半端な燧ヶ岳でしたが、好天の下で色付き始めの草紅葉を楽しめました。
山頂まで行くのがキツイと感じられる年齢になった際は、途中の広沢田代や熊沢田代まででも十分満足できそうです。
次回はそうなるかも知れませんね😊