2023/9/2(土)、来週は天気が崩れるとの予報なので、衝動的に週末の那須岳へ行って来た。
しかも那須では久し振りの朝活・・・と言っても、ご来光は峰の茶屋跡からが精一杯だった。
もう少し気合を入れれば茶臼岳から拝めたかも?
雲海は先週よりも薄く小規模だったが、まずまず。
コースは峠の茶屋P~朝日岳~1900m峰~三本槍岳、そして峰の茶屋跡に戻ってから牛ヶ首の先まで往復。
距離:12㎞、CT:7時間15分(休憩1時間20分)。
トリカブトは間もなく見納めかな?リンドウは先週よりも少し増えた感じだった。

午前4時の峠の茶屋駐車場は7割方埋まっていた。
夜景の写真を撮る余裕は無かったが、取り急ぎオリオン座にレンズを向けてパチリ。

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4時15分、準備を整えてスタート。
スーパーブルームーン翌日の月明かりに照らされる茶臼岳。

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峰の茶屋跡避難小屋でご来光を待つ。

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マジックアワーの静寂。
隠居倉と裏那須のシルエット。

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西の空に浮かぶ雲が劇的に染まる。

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午前5時05分、雲海からのご来光。

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風も弱く穏やかな朝を迎えた。

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荘厳なるサンライズショータイムを一人静かに堪能。

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モルゲン茶臼。

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朝日に輝くカリヤスモドキ。
那須岳界隈は、もうすっかり初秋の雰囲気。

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さあ、それでは剣ヶ峰トラバースに咲くリンドウなどを愛でながら先へと進もう。

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朝日岳からは朝活を終えた登山者が続々と下山してくる。
最近はそれだけを目的に登る人が多いが、自分にとっての朝活はおまけの様なもの。
これからが本番だ。

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振り返ると、雲海を背にした茶臼岳。

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朝日岳山頂からの剣ヶ峰と茶臼岳。
その後方の山々もスッキリと望む事が出来る。

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駐車場方面を俯瞰。
もう、満車になっている頃かな?

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さて、今日は久し振りに魅惑の稜線を歩いて那須連峰最高峰の三本槍岳を目指そう。

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これから歩く熊見曽根~1900m峰。
まだ紅葉には早いけど、僅かながら木々の葉の色が抜けてきている。

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これから向かう三本槍岳と眼下に清水平。
1900峰では必ず撮影するお気に入りの風景。

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清水平への急な登山道には咲き残りのヒメシャジンが一輪。
健気に咲く姿が愛おしい。

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開放感溢れる清水平。

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清水平越しの裏那須。

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北温泉分岐までは暫しのリンドウロード。
この辺りは既に終盤だろうか?

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色付き始めのナナカマド。
秋はもう直ぐそこまで来ている。

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午前7時30分、三本槍岳山頂に到着。
山頂には自分も含めて5名の登山者が休憩中。

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裏那須の稜線とその後方に南会津の山々。
この好条件下、裏那須は誰か歩いているっぽいね・・・見えないけど。

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甲子旭岳と後方に福島の名峰が勢揃い。
肉眼では飯豊連峰も望めた。

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復路もリンドウを愛でながらの下山。

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キツイ1900m峰への登り返しを終え、前方に見えてくる主稜線の絶景を前に足を止める。

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これまでに蓄積した疲労が一気に吹き飛ぶ瞬間だ。

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振り返って、1900m峰。
1カ月後の紅葉シーズンが楽しみである。

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往路では気付かなかったダイモンジソウが登山道脇にひっそりと咲いていた。

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咲き立てフレッシュなリンドウ。
もう少し楽しめそう。

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峰の茶屋跡まで戻って来ました。

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時刻はまだ9時40分、体調もまずまずなので牛ヶ首方面へ足を延ばす。
茶臼岳西面の水平道は崩落が著しく落石に要注意。

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先週歩いたばかりの牛ヶ首~日ノ出平~南月山の稜線。

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牛ヶ首の先で白花トリカブトに見納めの挨拶。

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賑わう峰の茶屋跡避難小屋を横目にゴールの峠の茶屋駐車場へ一気の下山。

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一時は体力&脚力の低下が酷く、今後の登山人生に黄信号が灯ったけど、少しずつ以前の体調に戻りつつある。
と言っても、やはり無理は禁物。
1日の歩行距離10㎞前後、標高差1000m以内を目安に登山を続けたい。

尚、諸事情により暫くコメント欄を閉じていましたが、今回は久し振りに受け入れる事とします。
理由は先月の大将旗山~額取山レポで、偶々ブログを見てくれたyosiさんからのコメントがきっかけとなりました。
その記事のコメント欄が閉じてあった為に、関係のない5月の横根山のレポにコメントを頂き申し訳なく思いました。
これからも時々はコメント欄を開けておきますので宜しくお願いします。