3月20日、新潟遠征2日目の朝を迎えました。
朝方は氷点下の冷え込みとなり、フロントガラスはバリバリに凍結していた。
3シーズン用のシュラフを頭からすっぽりと被り、どうにか寒さに耐える事が出来ました。
さて、いよいよ今日は久し振りの山頂を目指す登山となる。
振り返ると1月19日の赤面山以来、約2カ月ぶりになるんだね。
その時に負傷した右膝関節痛がこんなに長引くとは思いも寄らず。
今になって思えば、完治しないままに雲竜渓谷やスッカン沢を歩いたのがまずかったのであろう。
もう膝の方は問題無いが、やはり久々の山歩きで不安が全く無いとは言い切れない。
今回は少しでも脚への負荷を減らすために、高価なサポートタイツやダブルストックを導入。
幾つかあるルートの中から割と楽に歩けそうな裏参道コースからの弥彦山を目指した。
この短いコースでもお花や眺望は存分に堪能できる。
多分?当日の登山者の中では誰よりも遅いペースだったと思うが、無事に歩き通せた満足感で心は満たされた。

道の駅国上で冷え込み厳しい2日目の朝を迎えた。

IMG_1440


今日も良い天気になりそうだね(^_-)-☆

IMG_1442


裏参道コース登山口駐車場は道の駅から10数キロ、寺泊野積の西生寺近くにある。
20台は止められるでしょうか?

IMG_1445


健脚なら妻戸尾根~雨乞尾根の周回も可能であるが、今の自分には絶対に無理なので裏参道往復とした。

IMG_1449


歩き出して早々にお目当てのオオミスミソウ(雪割草)のお出まし。
イチゲやカタクリと同様に朝の内は花弁が閉じている。

IMG_1454


オクチョウジザクラ。
まだ陽が陰っているので寒々しい色になってしまう。

IMG_1457


コシノカンアオイ。

IMG_1459


前を行くご夫婦の奥様が登山道脇に咲くコシノコバイモを見つけた。
目立たないけど可憐・・・貴重な花である。

IMG_1469


エンレイソウ。
次から次へとお花が登場してちっとも前に進まず😅

IMG_1470


おっ、これは珍しい!
シロキツネノサカズキモドキ。

IMG_1473


キブシ。

IMG_1482


清水平に咲くミズバショウ。

IMG_1487


最も多かったのが森の中に咲くキクバオウレン。
栃木県内などで見かけるセリバオウレンとは葉っぱの特徴が異なる。

IMG_1496


漸く弥彦山の山頂が見えて来た。
右側の登山道を行く。

IMG_1499


アブラチャン。

IMG_1501


暖かな日差しを浴びたカタクリも元気にお目覚め。

IMG_1503


山頂手前の展望スポットで小休止。
お花好きの群馬からのご夫婦とは似たようなペースで登って来た。

IMG_1505


展望スポットからは眼下に寺泊漁港。
海岸線の奥には米山から妙高~火打、そして北アルプス(白馬)までの絶景。

IMG_1508


ズームで。

IMG_1509


いよいよ山頂へのビクトリーロード。

IMG_1510


弥彦山山頂(634m)・・・東京スカイツリーと同じ高さだ。
久し振りのピーク踏破に感慨も一入。
やはり健康が一番だね。

IMG_1513


暫しの間、山頂からのパノラマを堪能。

IMG_1514



IMG_1518


越後平野と飯豊連峰。

IMG_1523


鳥居の向こうに双耳峰の多宝山(633.8m)。

IMG_1524


多宝山までは無理なので、その途中の佐渡島展望スポット(ロープウェイ山頂駅)まで足を延ばす。

IMG_1533



IMG_1534


穏やかな日本海と佐渡島を一望。

IMG_1541


尚、ロープウェイは3月いっぱい休業との事。

IMG_1545


山頂付近には少しだけ残雪あり。

IMG_1546



IMG_1547


下山時もお花を楽しみながらの超ゆっくりペース。
元気に花開いたキクザキイチゲ。

IMG_1550


オウレンは雄花と両性花は良く見かけるが、雌花は極端に少ない。

IMG_1551


数少ないピンク系のオオミスミソウ。
日差しが強力で白飛びしてしまった😅

IMG_1561


やはり白系が圧倒的に多い。

IMG_1563


次に多かったのがブルー系。
自然の中ではカラフルなものは少ないのかな?

IMG_1593


淡いブルー系のキクザキイチゲ。
下山の途中で飛び交うギフチョウを見かけた様なな気がするも、残念ながら撮影出来ず。

IMG_1599


下山後は道の駅近くの国上寺や朝日山展望台に寄り道。
次回は国上山にも登りたいので登山口を確認。

IMG_1609


朝日山展望台の良寛さんと毬の像。

IMG_1614



IMG_1617

そして、2日目も道の駅国上にて車中泊。
翌日の角田山登山に備える。