積雪期の釈迦ヶ岳は大間々への道路が冬期通行止めになると極端に難易度が上がる。
2022/12/20(火)、距離は長くなるが比較的安全に登れる塩谷町の守子口から釈迦ヶ岳を目指した。
守子口からは2020年2月以来、2年10ヶ月ぶり4度目となる。
登山道の積雪は前山直下から山頂まで繋がっていました。
と言っても、日当たりの良い南東尾根なので未だ10~20㎝程度。
30㎝以上積もるとラッセルに難儀するので、コンデションとしてはこれ位が丁度いい。
足元は軽アイゼンで大丈夫でした。
ただ、前回のCTは6時間20分だったのに、今回は7時間20分も要してしまった。
疲労も尋常でなく、やっぱ歳には勝てない・・・(;´Д`)

登山口へ向かう途中、塩谷町鳥羽新田からの朝焼け。
雲があると劇的に焼けることがある。

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たかはら花畑キャンプ場からのモルゲン高原山。
電線が邪魔だな・・・(^^;)

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今日の下界は曇り予報だけど、朝は日の出が拝められた。

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枯れススキ越しに。

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釈迦ヶ岳登山口(守子口)よりスタート。
CT は山頂まで3時間半・・・今日は足が重くて4時間も要した(;´Д`)

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約30分で守子神社。
ここの鳥居も新しくなったのね。
登山の安全を祈願しました。

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こちらの塩谷コース時はツツジやヤシオ、ブナ、ミズナラなどの大木が多い。
初夏の頃に歩くのもおススメです。

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前山直下の急登手前から雪が登場。
早目に軽アイゼンを装着。

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積雪が多い時は撤退ポイントとなる急坂を登り切り前山山頂部の尾根へ。

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2年前には無かった山頂プレート。

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前方に目指す釈迦ヶ岳を視界に捉える・・・と言っても先はまだまだ。
一昨日は麓から見ても凄い霧氷だったが、大分溶けてしまった様ですね。

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それでも山頂付近には白いのが残っている。

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南の方角に目をやれば、薄っすらと富士山。

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山頂直下の急登に音を上げ、何度も心が折れそうになった。
それでもこの景色が見えてくれば、釈迦ヶ岳山頂まではもう一踏ん張り。

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分岐付近から望む中岳~西平岳の稜線。

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ここまで登って来ると、木々の枝先には繊細な霧氷が見える。

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苦労して登って来たご褒美だね。

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古い高原山神社がこんなところにあった。

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スタートから約4時間、漸く山頂へと到着。
今日は誰も居ないので貸し切りだ。

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残念ながら日光連山、その他の山々は雲の中。

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こちらはお隣の鶏頂山。

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鶏頂山ピークを盗撮。

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静かに鎮座する釈迦如来像。

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まだ雪に埋もれてはないけど、鼻水が凍る程の寒さ?!

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必要は無いけど、ピッケル持って来た。
このコースはストックで十分ですね。

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薄っすらと日光連山が見えて来たが、今日はこれが限度かな・・・

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鳥居に付着した可愛いエビの尻尾。

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厳冬期になると更に成長する事でしょう。

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さて、休憩は十分・・・ランチタイム後に下山開始。

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標高差約1000mの尾根をズンズン下って行く。

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ゴール後はいつにも増して疲労困憊。
積雪期にこのコースを登るのは今回で最後かな?
もう、無理できないよ。

因みに過去のCTは以下の通り。
距離:約10㎞、標高差登り1000m、下り1000m。
2016年1月・・・往復5時間(当時は雪が少なくツボ足で登る)。
2016年12月・・・往復6時間(軽アイゼン)。
2020年2月・・・往復6時間20分(軽アイゼン)。
2022年12月・・・往復7時間20分(軽アイゼン)。

体力、脚力の低下は一目瞭然ですね。