2021/4/23(金)、2年ぶりに残雪期の会津駒ヶ岳を登って来ました。
大好きな会津駒ヶ岳は今回で通算25度目となります(笑)
GW恒例の残雪の会津駒登山であるが、今年は蜜を避ける為に有休を取得して平日に行く事に決めた。
実は雪融けが早そうなのでゴールデンウィークまで待てなかったと言うのが本音?
滝沢登山口への林道がまだ通行止めなので、村営グランド登山者用駐車場よりスタート。
駐車場への到着は自分が1番乗りでした。

●村営グランド駐車場(5:26)~滝沢登山口(6:02)~駒の小屋(9:19)~山頂(9:35)~駐車場着(13:04)
●休憩含むCT&距離:7時間38分、約11㎞

会津駒ヶ岳滝沢登山口への林道はまだ通行止めで残雪あり。
開通はGW明けになるでしょうか?

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途中から林道をショートカットして登山口への近道を行く。
まだスタート直後なのに咲き立てピカピカのイワナシの前でひれ伏す。

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滝沢登山口付近には残雪無しなので暫くは夏道を行く。

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営林署の看板過ぎから雪が現れてアイゼンを装着。
このコース1番の難所がヘリポート跡までの急登で、下山時には滑落の危険性があるので注意を要する。

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雪国の春を喜ぶかのように咲いているマンサク。
タムシバはまだ蕾。

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ヘリポート跡を過ぎると一旦は雪が消えるので夏道を辿る。
その後、ブナの森の尾根辺りから残雪が繋がり、冬道を直登するようになる。

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毎度の事ながら森林限界を迎えるまでの急登はきつく、何度も心が折れそうになった。
もう、残雪期に登るのはこれが最後かな?・・・と、弱気になりながらも森林限界を迎えてこの景色が現れると元気回復。
進行方向右手に目指す会津駒ヶ岳山頂。

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駒の小屋直下のハイジの丘も今は白い雪原が広がるのみ。

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左手には燧ヶ岳、至仏山などお馴染みの絶景。

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燧ヶ岳の左後方には富士山もクッキリと見える。

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駒の小屋越しの会津駒ヶ岳。
勿論、駒の大池は雪の下で冬眠中。

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駒の小屋と越後の山々。

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さあ、それでは目の前に立ちはだかる雪壁を登って山頂へ行くぜ!

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雲一つない快晴の山頂からは360度の大パノラマが広がる別天地。
山頂標識の文字は「会津・・・」が見える程度。

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三ツ岩岳の遥か後方に神々しいばかりに光輝く飯豊連峰。

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たおやかなる中門岳への稜線。
登る前は中門岳まで行こうかな?と考えていたけど、想像以上に体力消耗しているので今日はここまで。
歳を重ねる毎に体力の低下を実感。

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冗談抜きに残雪期の会津駒に来られるのは後数年かな?
そう思うと、この絶景を悔いなく楽しまずには帰れない。

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雄大な平ヶ岳、越後三山、荒沢岳など。
遠く妙高~火打山、白馬、谷川岳なども見えている様だ。

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こんな素晴らしい山頂を今日は貸し切り状態。
誰も居ないのを良いことにセルフ撮りやり放題。全部で5カット(笑)

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少しだけ北側の大戸沢岳方面の尾根に足を延ばす。
2017年5月の会津駒~大戸沢岳~三ツ岩岳、積雪期限定縦走が懐かしい。

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紺碧の空と白き峰々が美し過ぎる。

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早目のランチタイム後、山頂からの絶景を満喫したら下山開始。

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それにしても、ここまで誰にも会わない会津駒は初めて。

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ここからの日光白根、男体山ファミリーも素晴らしい眺め。

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下山の途中、ハイジの丘で本日最初のハイカーに出会う。
宇都宮から来た男女3人のパーティーでした。
その後、若い男女のペアと男性ソロとスライド。
平日とは言え、この日の会津駒は自分も含めて僅か7名の入山者。

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林道に降り立ち公衆トイレ前の水道でアイゼン、ゲーターを洗う。
付近には遅い春を待ちわびたキクザキイチゲが数輪。

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昨年はコロナによる外出自粛で断念した残雪期の会津駒ヶ岳。
今年は存分に楽しむ事が出来ました。
次回はハクサンコザクラ咲く頃に再訪ですね。

尚、下山後に体重測定したら念願の65㎏・・・
ダイエット前は72.5㎏~73㎏あったのでマイナス7㎏。
まあ、それでなくても66㎏~67㎏に落ちたので今のところ減量大成功。
足の疲れは多少残っていたが、今日はミツモチ山のアカヤシオ偵察に出掛けられた。
膝や股関節への負担も軽減された様です。