2017/11/12(日)、塩谷町の鶏岳ともみじ谷で今が盛りの紅葉を堪能して来ました。


鶏岳は栃木百名山の一座として知られピラミダルな山容が印象的で、新緑や紅葉時期が登山の適期とされている。


自分は昨年12月以来5度目の登頂となるが、紅葉時期に来るのは初めてなので楽しみだ。


 昨年と同様に塩谷町船生西古屋集落の麓にある浅間神社の鳥居の所から登山開始。


散歩途中の地元の方から声を掛けられたのも昨年と同じシチュエーション(笑)



 


まずは沢を渡渉して観音堂を横切り尾根(参道)に取りつく。



 


 7合目からはゴーロの急登となり、周辺は見上げるほどのカエデの大樹が多くなる。


紅葉は木の上の方が綺麗に色づいているが、全体を通してまだ青葉が目立つ。



 


 



 


 あと1週間もすると圧巻の光景が見られる事でしょう。



 


ゴーロの急登は山頂手前まで続き、その間ずっとお助けロープが設置されている。


下山時には有難く使わせてもらった。


さて、斜度が緩んで山頂手前の尾根に辿り着くと、そこに待っていたのは真っ赤なカエデの紅葉。



 


 7合目程の大樹は無いものの、ピークを迎えた紅葉は圧巻。



 


 



 


間もなく668mの三等三角点と浅間神社の石祠のある鶏岳山頂に到着。



 


山頂からの展望は日光方面が優れ、男体山、大真名子山、女峰山などの連山。


遠くは皇海山、袈裟丸山まで見渡せる。


眺望を楽しみながら休憩していると、遠くからSLの汽笛が聞こえて来た。



 


こちらは枝越しに鶏頂山、釈迦ヶ岳など高原山塊の眺望。


山頂付近が白っぽく見えるけど、今日も霧氷がついているのだろうか?



 山頂からの急坂を慎重に下って無事下山。


今回鶏岳で会ったのは下山時に3人組の親子連れとスライドしたのみ。


 


 


その後、先週末に様子見に立ち寄った東荒川上流のもみじ谷を再訪。


1週間前には未だ早かった紅葉も見ごろを迎え、谷全体が燃えるような赤に染まっていた。



 


では、紅葉のトンネルを潜りながら奥へ奥へと進んで行きましょう。



 


 



 


 



 


 



 


 



 


 尚、もみじ谷への道は荒れ放題。通過には要注意箇所あり。



 


 



 


 もみじ谷の最奥まで来ると川辺に辿り着き、そこで見られるモミジの大きさと存在感には圧倒される。



 


 



 


 映り込みも良い感じ。



 


今回のスローシャッター撮影は露出オーバーを抑えるために5分の1秒~10分の1秒くらいで試した。



 


 



 


 



 


 



 


 



 


 



 


 



 


 



 


もみじ谷で会ったのは帰る途中でスライドした話好きの年配の男性。


聞いてもいないのに山菜ミズナ(ウワバミソウ?)の採れるポイントを教えてくれた(笑)


それと入り口を覗きながら不安そうにウロウロしていた若い男性。


入口付近は一見怖そうなので躊躇していた様子だが、10分も歩けば素晴らしい光景が見られると教えてやった。