2017/9/9(土)、峰の茶屋跡から三斗小屋温泉~隠居倉を歩き、ついでに南月山まで足を延ばして来ました。
2週間前にも那須岳(茶臼岳~南月山)を歩いているが、お目当てのエゾリンドウには少し早かった様子。
そろそろ見頃だろうと、性懲りもなく那須へと車を走らせた。って言うか、他に行くところが無かったのよ(笑)
で、早々に登山口前の広場に咲くエゾリンドウの群落に足が止まる。
稜線に咲くエゾリンドウも思惑通りに見ごろを迎えていた。
さて、今日は朝から快晴、絶好の登山日和となる予報。
雲一つもない青空の先にはぽっかりと浮かぶ白い月。
当初は三本槍岳の予定でいたが登山者が多く混んでいそうなので、今年はまだ歩いていない三斗小屋方面へ行く事に。
峰の茶屋跡からずんずん下って行く。
下った先の那須岳避難小屋から振り返り見る峰の茶屋跡と茶臼岳。
うわっ、完全に日陰・・・(^^;)
その後、延命水にて一息。
避難小屋~三斗小屋温泉間で交差した登山者は5~6名。
皆さん宿泊者だったのかな?
静かな山旅を好むならやっぱりこのルートだね。
煙草屋と大黒屋、2軒の温泉旅館が残る三斗小屋温泉に到着。
温泉神社、源泉を経由して隠居倉への急登に取りつく。
足元に咲くオヤマリンドウ、アキノキリンソウ。
三斗小屋からの登りは相変わらずキツイ・・・。
息を切らせて漸く隠居倉に到達。へたり込むように小休止。
山頂から奥那須、流石~大倉~三倉山の稜線。
北側には雲がかかっているが、西方向の南会津、奥日光方面の眺望は良好。
三本槍岳山頂からの展望も良さそうだね。
進行方向に熊見曾根、朝日岳。
隠居倉の尾根も那須岳の中では紅葉が早いエリア。
後3週間も経過すると真っ赤かな?
小さなお花畑より望む朝日岳。
そのお花畑には現在ヤマハハコ、オヤマボクチ、トリカブト・・・
ウメバチソウが花盛り。暫しの花撮りスクワット。
熊見曽根より隠居倉方面の尾根を振り返る。
こちらは熊見曽根から朝日岳~剣ヶ峰~茶臼岳の主脈稜線。
いつ見ても飽きることのないダイナミックな眺望。
今日は大混雑の朝日岳をスルーして朝日の肩より下山。
剣ヶ峰のトラバース道に咲くエゾリンドウは終盤。
今年もこのアングルで撮るのが楽しみでした(^O^)/
三斗小屋周りだとここから下山とするのが普通であるが、今日は欲張ってもう一歩きしましょう。
牛ヶ首経由で南月山を目指して行く。
シラネニンジンも実となり、色とりどり。
ゴーゴーと噴煙を上げる無間地獄。
あれれ~っ!南月山方面はまたガスって来ちゃったかな?(^^;)
まあ、前回よりはマシだろう。
ナナカマドの色づきも良い感じ。
順調にいけば9月末?~10月初旬の紅葉が楽しみな姥ヶ平。
今の時期でも結構な人が降りている様子。
日の出平から南月山へ。
イワインチンは2週間前よりも開花が進みドンピシャの見頃。
と、のんびり花撮りなんかしていたら、あっと言う間に山頂は乳白色の世界・・・(^^;)
それでも穏やかなのであっちこっちでランチタイム中。
以前は日の出平付近で見ることの出来たマツムシソウも、今では南月山付近に僅かに残るのみ。
どこへ消えちゃったんでしょうね?などと、昔の様子を知っている登山者らと話題になった。
さて、自分もここで暫しのランチタイム。
どうやら茶臼岳を境に日の出平~南月山だけがガスっているみたい。
今日はお目当てのエゾリンドウ、イワインチンも存分に楽しめたのでそろそろ下山開始。
カリヤスモドキを見ると那須岳にも秋がやって来たな~。って感じさせるね。
午後になって随分雲が多くなってきたけど、総じて好天の登山日和となりました。
次に那須岳に来るのはやっぱり紅葉時期かな?
今から楽しみである。
当日、峰の茶屋跡からの下山途中で消防隊と山岳救助隊が駆け登って来た。
どうやらどこかで山岳事故があった模様。
峠の茶屋駐車場には救急車1台と消防車2台が停まっていた。
事故等の詳細は不明あるが、どんなに慣れた山でも安全登山を心がけたいですね。
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