2017/8/6(日)、那須・朝日岳と三本槍岳を歩いて来ました。
AM4時半過ぎに家を出てから那須湯本辺りまでは小雨が降っていたが、峠の茶屋P到着時は雨雲を突き抜けて快晴だった。
この好条件がいつまで続くか分からないが、まずは最高の夏空の下でのスタート。
これだったら日の出に合わせて来れば良かったな~。などと独り言を呟きながら歩いて行く。
尚、画像の掲載は省略するが、登山道脇の斜面にはウラジロタデ、シラネニンジンなどの花盛り。
峰の茶屋跡から東方向の眺望。見事な雲海が広がっている。
青空を背にした茶臼岳。今日はどっちに登る人が多いのでしょうか?
まずは朝日岳を目指して剣ヶ峰のトラバース道を行く。
その岩稜帯には今が盛りのヒメシャジン。
爽やかブルーの花時期はやっぱり外せないな。
アルペンチックで荒々しい岩場の急登はこのコース上の核心部。
その先に湧き上がるガスが気になるが・・・
岩陰に咲くヒメシャジンとコキンレイカに思わず足が止まる。
以下、辺り一面がヒメシャジンの花畑。
昨年も凄かったけど、今年も負けず劣らずって感じかな?
朝日の肩にザックをデポして朝日岳山頂へ。
山頂から剣ヶ峰~茶臼岳、後方に大佐飛山塊・・・と、いつもの眺望。
これから向かう三本槍岳方面はガスが流れている。
そして、東側はどこまでも広がっているかの様に見えるダイナミックな雲海の風景。
後からやって来た若者グループが、「まじスゲ~!」と感動していた。正しく登山の醍醐味ですな~。
さて、こんな雄大な景色が三本槍岳でも見られるでしょうか?
行ってみよう!
1900m峰から望む三本槍岳と眼下に清水平。ガスの流れが速く、三本槍は見え隠れ。
振り返って茶臼岳~朝日岳~熊見曾根の稜線。
この写真を撮っている反対側ではマウンテンバイクを担いで来た若者がポーズをとって自撮り中(笑)
おじちゃんにはとても真似できない(^^;)
清水平から先の登山道脇には咲き始めのオヤマリンドウ。
他にはオトギリソウ、シラネニンジン、ヤマハハコなどが彩を添えている。
ミヤマアキノキリンソウも其処此処に。
三本槍岳山頂直下はヒメシャジンの花回廊。
三本槍岳山頂とうちゃこ\(^o^)/
って、眺望を期待して来たけどやっぱりガスガス乳白色の世界になっちゃったよ(^^;)
約20分程ガスが晴れるのを待って休憩したが、身体が冷えてきたので諦めて下山。
空を舞うアサギマダラが数匹。風の流れに任せて優雅に飛んでいた。
下山時の清水平。湿地の中には白い綿毛が揺れていたが、どう見てもワタスゲじゃないよね。
傍を通ったおばさん達が、「あっ、ワタスゲだ!」って言っていたけど、やっぱり違う。
今日は前半の暑さが祟って体調がイマイチなので、1カ所で大休止と言うよりも小まめに休憩を入れている。
それでも後半はガスってきたので随分助かった。
ずっと晴れていた茶臼岳側もガスが湧き上がる。
剣ヶ峰のトラバース道でふと気づいた小さな花。
良く見るとモウセンゴケ。へ~っ、こんなところにもあったんだ。
その後、峰の茶屋跡で下山に備えてランチ休憩していると、これから茶臼岳に登ると言うnaoさんとバッタリ。
久し振りにお会いしたので暫しの歓談タイム。すると今度は茶臼岳から下山して来た那須山岳救助隊のMさんとバッタリ。
私たち3人は以前某オフ会の山行でご一緒した事のある共通の山友でした。
今日は2ヶ月振りの登山と言っていたnaoさんだが、その歩く姿は相変わらず軽快でブランクなど感じさせない。
流石ですね(^-^)/~~
そんな訳で、今日は刻一刻と変化する夏山の風景とヒメシャジンなどの花々を堪能、の1日でした。
最後におまけ・・・
あれ?こんなところにコマクサが!
場所の詳細は伏せときますが、如何にもっていう場所に植栽されていました。
登山道からもそれ程離れてないので気づく人には気づく。
まあ、日光白根山も然り賛否両論あると思うが、静かに見守っていきましょう。
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