2017/6/10(土)、強風の為に敗退した先週のリベンジを兼ねて那須岳へ。
今回は峠の茶屋から三本槍岳までのノーマルコースを計画。余裕があればその先、大峠方面のお花畑まで行ってみたい。
朝6時半で約7割方は埋まっていた駐車場からスタート。
今年はムラサキヤシオが良い状態。緑の中に艶やかな紫が登山道を彩る。
森林限界を迎えると茶臼岳の雄姿。
峰の茶屋跡避難小屋で小休止。
朝のうちはやや雲が広がっているものの、風は弱くまずまずの登山日和。
今日の天気は午前中晴れ、午後曇りで強風との予報。
ただ、上空に居座る寒気の影響で天気の急変もあり得るであろう事は予測できる。
なので午前中勝負と見てペースを調整。
遠く、5月20日~21日に歩いた会津駒~三岩岳の稜線がくっきりと望める。
まだまだ白いね。
剣ヶ峰のトラバースは落石の危険性もあり最も気遣うところ。
ここは速やかに通過。
とは言え、高山植物の宝庫である登山道にはコイワカガミなどが咲き、ついつい足が止まってしまう。
恵比寿大黒を過ぎると岩場の急登が始まる。
ここは慌てずに・・・
朝日の肩まで来るとやれやれと言った感じ。
今回は朝日岳をスルーして三本槍岳への稜線を進む。
熊見曾根を通過して1900m峰へ。
その先から下方に清水平、前方にこれから向かう三本槍岳の眺望。
1900m峰から大きく下って清水平へ。
清水平と言っても大したお花は期待できず。
周辺にはミツバオウレンなどが咲いているが、殆どの登山者は見向きもしない。
北温泉への分岐を過ぎるとアズマシャクナゲの咲き残りがチラホラ。
ピンクの大きな花は登山者の注目の的。
いよいよ三本槍岳へのラストスパート。
こちらにもピカピカのムラサキヤシオ。
コヨウラクツツジ。
山頂直前には咲き残りのミネザクラが待っていてくれた。
これだけでも嬉しい~\(^o^)/
登山者で賑わう三本槍岳山頂。
今日は那須連山縦走フェスティバルがあり、ポイント毎にスタッフがいて参加者に声を掛けている。
さて、どうにか天気も良くなりつつあるので、大峠までは無理であるがもう少し先まで行ってみよう。
シャクナゲ越しに全容を現した甲子旭岳の鋭鋒。
本日の最終到達点は甲子山分岐先の小ピーク。
眼下に神秘的で美しい鏡ヶ沼が見える。
鏡ヶ沼のコースもいつかは歩いてみたいが、登山道の一部が藪化しているとの情報も?
振り返って三本槍岳山頂方面。更に人が増えて賑わっている。
その山頂に戻る頃には文句なしの青空となった。
流石山~大倉山~三倉山(裏那須)の稜線とその後方に南会津の山々。
甲子旭岳~大森山~二岐山方面。遠くは磐梯山~吾妻連峰まで。
いつまでものんびりしていたいところであるが、天気が崩れる前に戻る事にしましょう。
清水平から先の1900m峰への登り返しが何気にキツイ。
次々とやってくる登山者。
この晴天がいつまで持つんだろう?と他人事ながら心配。
1900m峰から望む熊見曾根~朝日岳~茶臼岳の主稜線。その後方に日の出平。
毎度のことながら素晴らしい眺めじゃ!
朝日の肩から山頂へは数珠繋ぎの混雑。
復路も朝日岳をスルーして先を急ぐ。
峰の茶屋跡避難小屋まで戻ったところでランチタイム。
休んでいる間にも怪しい雲がどんどん広がってくる。これは一雨来るな。
中の茶屋跡を過ぎて樹林帯に入ったところで予想通りに雨が降り始めた。
その10分後、駐車場に到着した途端に土砂降り。やっぱり山のお天気は油断ならないですね。
峠の茶屋(6:30)~峰の茶屋跡避難小屋(7:12)~朝日の肩(7:45)~1900m峰(8:15)~三本槍岳(8:52)~甲子山分岐小ピーク(9:10)
~三本槍岳(9:19)~熊見曾根(10:26)~峰の茶屋跡避難小屋(11:11)~峠の茶屋(11:58)
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