2016/11/16(水)、奥久慈の山を歩く予定で有給休暇を取得したが、風速10m/s超の強風予報に恐れをなして断念。
そこで思いついたのが紅葉が終盤となっている塩原渓谷。
先週末はもみじ谷大吊橋付近を中心に大渋滞となったらしいが、平日ならば混雑もなくのんびりできるであろう。
まず最初に立ち寄ったのが回顧の吊り橋。
車から降りた途端に強風の先制パンチ(>_<)早々にテンションダウンも、行くっきゃない!
吊り橋入り口付近の紅葉が日に照らされてとても綺麗。
【回顧の吊り橋】
長さ約100m、高さ30mで関東一の吊り橋だとか。
強風に煽られていつもより揺れが大きく、思わずしゃがみ込んでしまった(^^;)
展望台より回顧(みかえり)の滝。
周辺の山々は落葉が進んで冬の準備へと。
続いて塩原一の長さを誇る竜化ノ滝を散策。
滝へと至る遊歩道の周りは黄金色に輝く黄葉が真っ盛り。
先ずは前座の風挙の滝。
更にその奥へと歩を進める・・・
そして遂に真打の登場~。
長さ130m、3段に分かれたその姿が天に昇る竜に見える事からその名が付いた。
その名も、竜化ノ滝!
続いて塩原温泉ビジターセンターへ移動。
ここからが本日のメインルート。
まず最初は遊歩道入り口を左折して塩原渓谷歩道をプチ散策。
遊歩道から一旦車道に出て、天皇の間記念公園の前を通過。
ここから再び渓谷歩道へ。
右手に箒川の流れを見ながらゆるゆると。
ボルダーで賑わう野立岩。
対岸に鋭く聳える天狗岩。以前、天辺まで登ったことがある。
途中で遊歩道を外れ河原に下り立つ。
このまま上流方面へ行く予定であったが、他のコースが気になり七ツ岩吊橋分岐からビジターセンターへと戻る。
どうせ気ままな一人旅。
今度は遊歩道入り口から右折して前山八方ヶ原線を歩く事にした。
かつては塩の湯を経由して八方ヶ原まで続いていた鹿股川沿いの歩道。
現在は塩の湯温泉の先から咆哮霹靂の滝まで通行止めとなってる。
暫くは明るい雰囲気の遊歩道が続く。
聞えて来るのは風に揺れる木々のざわめき。
静かだな~。
鹿股川に架かる仙人岩吊橋。
鹿股川沿いの歩道。
台風の爪跡。迂回路あり。
川沿いを離れ・・・
分岐から車道を経由して塩の湯温泉へ。
入り口まで来ると鮮やかな紅葉のお出迎え。
ここから八方ヶ原まで続くのかと思うと、妙に感慨深い。
塩の湯は高原山から流れ出す鹿股川に沿った渓谷に2軒の温泉旅館がある。
風情ある秘湯の趣。
温泉旅館の前を失礼して。
そこから更に奥へ奥へと・・・
ダートな林道を進む。
紅葉の木々越しに鹿股川の流れ。
温泉旅館を通り抜けてから僅か数百メートル?
ここで通行止め。
子供の頃に家族や近所の人たちと八方ヶ原から塩原まで歩いた思い出の道。→秘蔵写真あり(笑)
今は残念ながら通行止めとなっているが、少しだけその当時の記憶が蘇ったような気がする。
また通行可能になったら、絶対に歩き通したい。
さて、まだ時間があるので今度は小太郎ヶ渕まで歩いていこう。
小太郎ヶ渕から望む須巻富士。
紅葉も良い感じ。
小太郎茶屋には後で寄ることにして・・・。
その先へと足を踏み入れる。
古い道標に従い目指すは須巻富士(富士山園地)。
遊歩道は進行方向右手が植林、左手が天然林。
実はここを歩くのは2度目であるが、もうかれこれ10年前になるだろうか?
周辺の景色は何となく覚えている程度。
一登りで尾根に出る。
分岐から大沼へは台風被害による木道破損のために通行止めとなっていた。
いつかは通して歩きたいと思っている縦走路なんだけどね。
まあ、今回は欲張らずに須巻富士のみ。
木々越しに新湯富士・・・だと思う。
遊歩道は大沼園地まで3.6kmとなっていたが、意外と近くに見えるな。
山頂直下はジグザグの登り、やがて傾斜が緩むと・・・
須巻富士山頂(710m)へと到着。
山頂に建つ川崎大師不動尊。
前回も登っているのに不動尊の存在は全く覚えていない。
山頂からは塩原温泉街に下る道があるが、今日は小太郎ヶ渕へのピストンを予定。
通行止めの分岐から大沼方面へ少しだけ足を踏み入れてプチ偵察。
木々越しに温泉街が見えた。
その後、小太郎ヶ渕に戻って紅葉を眺めながら休憩タイム。
言わずと知れた小太郎茶屋名物の草団子(お茶付き)。
御馳走様でした。
生憎と強風の塩原渓谷散策となったが、無理せずに樹林の中を歩いたので影響も最小限。
残秋、名残り紅葉を惜しみなく楽しんで来ました。
なんか、あっちこっち寄った割にはレポが中途半端。
疲れているのでごめんなさいm(__)m
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