2016/11/13(日)、予想以上の積雪に出端を挫かれて太郎山を断念。行き先を変更して涸沼~切込湖を歩いて来た。


そのお陰でこんな幻想的な光景との出逢いもあり結果オーライ。



 


 


当日の行き先は9割方八溝山に決定していたが、前夜になってもう一つの候補が急浮上。


昨年の11月に計画したものの、諸事情によりお流れとなった男体山ファミリーの長男太郎山である。


最後まで若干の迷いがあったが、思い通りに早起きできたので太郎山行きを選択。


ただ、その迷いが後々の反省点となることに・・・。


既に紅葉の終わったイロハ坂を順調に上って奥日光へ。


金精峠は積雪、路面凍結のためにチェーン規制が発令されている。この時点で山王峠は問題ないだろうと安易に考えていた。


 ところが光徳牧場入り口を過ぎ、奥鬼怒林道に入ると積雪、路面凍結の為にノーマルタイヤNGの表示。


あちゃ~っ!これは想定外。そう言えば数日前の寒気による積雪が結構あったのかも・・・?


峠まで半分くらいは進んだろうか?日陰部分に積雪が見られた辺りで空きスペースを確保して駐車。


山王峠手前の駐車スペースまでは約20分ほどの林道歩き。


登山口に辿り着くまでに疲れ果て、早くも心が折れかかる。



 


 


 登山道に足を踏み入れると最初から雪道。


このところ紅葉狩りボケしていたのでアイゼンを忘れた事に気づくのが遅かった。


もう、この時点で太郎山は諦め、せめて展望の良い小太郎山まで行ければ御の字と心の中で呟く。



 


 


傾斜は徐々にきつくなり足元が滑って不安定。


その後小太郎山どころか、山王帽子山までも行けないと悟るまでにそれ程の時間を要さなかった。


 振り向くと奥白根山の頭がちょこっと見えた辺りでギブアップ。結構長く感じたが僅か約20分での敗退決定。


さて、これからどうすべ?登山口に戻って一人作戦会議。そうだ山王峠から涸沼へでも行こうか。


路面凍結の林道を峠まで慎重に歩く。



 


 


 山王峠から涸沼までは標高差120mの急坂を一気に下っていく。


こちら側も予想以上の積雪。



 


 


 しかも踏み固められてガッチガチ。油断はできない。



 


 


 何とか無事に下り切りヒンヤリとした空気に包まれた涸沼へと到着。



 


 


涸沼は山王帽子山、於呂倶羅山、三岳に囲まれたすり鉢状の地形。



 


 


 その為に日が当たるのが遅く、カラマツやズミの木についた霧氷が見られた。


早朝に発生した霧がそのまま冷やされて霧氷になったのだろうか?



 


 


 いつもの山で見るモフモフの霧氷と比べると危ういくらいに繊細。


少しでもタイミングがずれていればこんな素敵な光景に出会えなかったであろう。



 


 


後方の山王帽子山には霧氷がついてないので、ここだけで見られる美しき霧氷ワールド。



 


 


 転んでもただは起きぬ。ラッキーでした(^^)v



 


 


 



 


 


まるで北欧の森を彷彿とさせる幻想的な光景。


って、行ったことないけど・・・(^^;)



 


 


日が当たってキラッキラ・・・。 



 


 


 本当に綺麗だな・・・。



 


 


 まるで夢でも見ている様な不思議な感覚。



 


 


 



 


 


こんな素敵な景色を独占していた訳ではありません。



 


 


私よりも先に三脚を構えた数名のカメラマンが陣取っていた。


そう言えば、早朝の戦場ヶ原にもカメラマンが大勢。


小田代原も含めて朝霧漂う霧氷の湿原(草原)は奥日光の初冬の風物詩なのでしょうかね。



 


 


 



 


 


 さて、撮影に随分時間を費やしたが、ここまで来たらもう少し先を目指そう。



 


 


 予定は切込湖を経由して刈込湖までの往復。


最初は平坦なので余裕もあったが・・・。


 


 


 


 



 


 


 



 


 


登山道はアップダウンを繰り返し徐々に傾斜がきつくなる。


雪質は凍結してバリバリ・・・。


パウダースノーを踏むとパフパフとかキュッキュッとか音がするが、今回は歩くたびにバリバリって(^^;)



 


 


 反対側から来たハイカーは当然の事ながら軽アイゼンを装着。


「この先、凍結していますよ」との情報にビビるおやぢ。



 


 


 これ以上無理ができないので今日はここまでだな。


切込湖の標識を見て折り返し。



 


 


雪がいっぱい積もって全面氷結したら、またスノーシューで湖の上を歩きたいね。 



 


 


 その後、涸沼に戻って大休止。


日が高くなったので大部分の霧氷は溶けていたが、カメラマンたちはまだ粘って撮影に興じていた。


こちらは日陰部分に残る霧氷。



 


 


休憩を十分に取った後は山王峠までのキツイ登り返し。


 奥鬼怒林道をトボトボと歩いて駐車地まで戻る。


前方に大真名子山。



 


 


 それにしても今日は素晴らしい青空。絶好の山日和。


う~ん、太郎山からの大展望が見られず残念~。



 


 


 こちらは前白根への稜線かな?



 


 


 で、今日は登れなかった太郎山を仰ぎ見る。


直ぐ近くまで来たのにね~。



 


 


 また次の機会にでも・・・。


来年こそは雪の便りが聞こえる前にリベンジしよう。



 


 


帰路、イロハ坂はスイスイ~。日光東照宮付近の渋滞を抜け出すのに約30分。


紅葉前線は日光山内が見頃となり観光客でごった返していた。



 


北の方の高い山は既に冬山モード。


ちょっと油断してアイゼンを忘れるという失態を演じたが、 状況に応じて早目に断念したのは的確な判断。


涸沼でのファンタジックな光景も見られたし、今回の山行も無事に終えることが出来て大満足。


本格的な雪遊びをする前に、もう少し里山歩きを楽しもう。