楽しかった思い出と共に過ぎ去りし夏休み。
それから一週間、燃え尽き症候群に陥りモチベーションダウンな今週末。
前夜までは山登りスイッチOFFであったが、起床して外を見た途端にスイッチON!(笑)
だって、快晴の空を見たら家で燻っているのは勿体ないじゃん!
7/30(土)いつも通り5時半起床、急いで準備して6時に家を出発。行先は登山口まで1時間、困った時の那須岳へ。
7時に峠の茶屋P到着。第一駐車場は満車状態となっていたので、その下の第二駐車場からのスタート。
梅雨明け直後の週末とあって予想以上の賑わい。
老若男女多くの登山者がそれぞれの目的地を目指し歩き出していた。
樹林帯を抜けると程なくして中の茶屋跡へ。
容赦なく夏の日差しが照り付ける炎天下に身を晒し汗が噴き出る。
待望の夏山!到来~♪
峰の茶屋避難小屋跡までの登山道はウラジロタデやシラネニンジンの花が最盛期。
足を止めて写真撮影に興じるハイカーも見られる。
スタートしてから約40分で峰の茶屋避難小屋跡に到着。
一息入れよう。
そこから望む隠居倉、その後方に裏那須・三倉~大倉山の稜線。
今日は三本槍岳までの予定なので、山頂からの眺望も楽しみ・・・と、この時は思っていた(^^;)
今は花の端境期に当たる剣ヶ峰のトラバース道を通過。
朝日岳方面に湧き出したガスが気掛かりだ。
そんな時、爽やかな薄紫色のかわいい花が目に入る。
そう、岩場に咲くヒメシャジンだ。
ロウソク岩直下の群落。
小規模であるが癒しのお花畑。
朝日岳への岩場の登りは数珠つなぎの大渋滞。
慌てる必要はないので花々を愛でながらのんびり行きましょう。
ヒメシャジン越しの朝日岳。
登山道の両側に群生しているが、混雑しているのでスクワットは程々に・・・。
鎖場を通過する登山者の列。
朝日の肩から望む山頂方面。こちらも混んでいる様子なのでスルー。
たおやかな稜線を歩いて三本槍岳へ。
斜面のお花畑にはヒメシャジン、ウラジロタデ、シラネニンジン、ミヤマシシウドなどの群落。
この時期に何度も那須岳に来ているが、これだけ見事な花園は記憶に無い程である。
白、紫が多い中で貴重な黄色はコキンレイカ(ハクサンオミナエシ)。
登山道にもヒメシャジン。
ヒメシャジン越しの剣が峰~茶臼岳のアングル。
同じく隠居倉。
そして、これから向かう三本槍岳。
無名峰(1900P)から下って清水平。
こちらには意外と花が少ないが、開放的な空間に癒される。
北温泉への分岐を過ぎ、狭い登山道を登って行く。
始めこそ花が少ないが、後半になると咲き始めのオヤマリンドウが見られた。
山頂直下のヒメシャジンロード。
他にはオトギリソウ、ヤマハハコ、シラネニンジン、オニアザミなど。
思わず小躍りしちゃうほどの見事な咲きっぷりであった。
三本槍岳山頂(1917M)に到着すると、お約束通り周辺はガッスガス・・・(^^;)
期待の眺望は今回も得られなかったが、下界では味わえない清涼感と共に爽やかな一時を過ごすことが出来た。
下山を前に山頂に居合わせた2人組と記念写真の撮りっこ。
下山途中で三本槍岳を振り返る。
清水平から登り返して1900P手前付近から望む魅惑の稜線。
熊見曽根分岐直下、シラネニンジンのお花畑。
ウラジロタデ越しの隠居倉。
本日の主役は何と言ってもヒメシャジン。
花々の周りには優雅に舞うアサギマダラ・・・写真には撮れなかったけど(^^;)
結局帰りも朝日岳には登らずそのまま下山。
峰の茶屋避難小屋跡に戻ったところでランチタイム。
ガスが切れ始めた朝日岳を振り返って。
ウラジロタデロードを戻る。
樹林帯で咲いていたコバギボウシの群落。
今日も下山をすると晴れている・・・の法則。
超満車の駐車場では大型バスと普通車の接触事故があった様で警察が対応していた。
困ったときの那須岳。
いやいや、そんな事を言っては申し訳ないほど素敵なお花畑を堪能。
次はエゾリンドウの咲くころだね。
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