18日の会津駒ヶ岳から始まり、20~21日の新潟遠征(巻機山・越後駒ヶ岳)と実りある山行となった今年の夏休み。


残りの2日間は家でのんびりと疲れを癒す予定でいたが、ドМ山行の締めとして再び会津駒を目指す事となった。


越後駒(新潟)からの帰り道を含めると1週間で3度目の桧枝岐村・・・物好きにも程がある(^^;)


って言うか、これだけ自分を突き動かすパワーがどこから生まれるのか?不思議に思うことが多々ありますよ(笑)


2016/7/23(土)早朝、隊長さんから滝沢登山口スタート~キリンテ登山口ゴールの提案を受ける。


しかも中門岳まで行くという、超ロング&ドМコース。いや、この場合ドSと表現した方が正しいか?


●滝沢登山口(5:30)~会津駒山頂(8:46)~中門岳(9:26)~大津岐峠(13:05)~キリンテ登山口 (15:00)


●距離 約16km


●行動時間 約9時間30分(休憩含む)


キリンテ登山口に車を1台デポ、もう1台で滝沢登山口へ。


水場を過ぎて視界が開けた所から見る雲海と南会津の山並み。朝から天気が良くとても爽やか。



 


 


そして美しい緑の草原が広がる会津駒頂稜部。


まさか5日後にまたこの景色に出会う事になるとは思いも寄らず。



 


 


 何度来ても飽きることのない絵になる風景。



 


 


 今回は燧ヶ岳もご機嫌です~♪


ハイジの丘からの光景はオンリーワンの素晴らしさ。


北アルプスに飽きて?長野から来たという明るい青年も会津駒の魅力に感嘆の声を上げていた。



 


 


駒ノ小屋で小休止。駒のお姉さんにご挨拶。 


長野の青年もいろんなグッズをまとめてご購入の様子・・・(笑)



 


 


さて、まずは駒ノ大池の畔を経由して会津駒の山頂へ。



 


 


精いっぱ い咲いて待っていてくれたハクサンコザクラ。



 


 


チン様も・・・(笑)


移りゆく自然の姿を受け入れよう。人間の都合でものを言うのはやめようと思いました。


一期一会の出会いに感謝しつつ。



 


 


山頂手前の展望ポイントで振り向くと、 あらら・・・いつの間にかお燧サマは雲の中。


富士見林道を歩く頃はまた見えるといいな~。



 


 


あ~ぁ、なんだかんだ言って、今年3度目の会津駒ヶ岳。


今度は秋色に染まるころ、また来る事になるのでしょうか?



 


 


 山頂からは神の稜線を歩いて中門岳へ。


ゆったりとした時間が流れるこの雰囲気、やっぱり好きだわ~。



 


 


 



 


 


先週に続いて草原のお花畑ではシラネニンジン?が花盛り。



 


 


湿原に池塘が現れると気持ちが大らかになるのは毎度の事。


非日常の世界を求めているのだろうか?



 


 


 今日はワタスゲもぽわぽわ。



 


 


う~ん、やっぱりここは別天地。 



 


 


 いつもに増して人口密度の高い中門岳(中門ノ池)付近。


 


 


 


 



 


 


神々の遊ぶ庭まで足を延ばして小休止。


まったりプランならばここでゆっくりしたいところ。



 


 


今日は先が長いので中門ノ池で記念写真を撮ったら戻りましょう。



 


 


 



 


 


 



 


 


復路は山頂をトラバース。



 


 


 最後のハクサンコザクラを見届けようとお花畑の周りは人だかり。


駒ノ大池前のベンチも超満員。



 


 


一時は雲が湧いてお天気が心配だったけど、再び青空が広がる頂稜部界隈。 


池に映る逆さ会駒の美しさに、あの青年もテンションアップ・・・てか、まだ居たのかい!(笑)



 


 


駒ノ小屋で買った冷たいコーラを飲んで元気になったら大津岐峠までの稜線散歩へレッツゴー。


自分にとっては2年ぶりの富士見林道。



 


 


 駒ヶ岳から少ししか離れていないのに、季節の進み具合や植生が微妙に違っているのが面白い。


ミヤマリンドウよりもタテヤマリンドウが多いのも知ったし・・・。


こちらはまだまだ元気なゴゼンタチバナ。



 


 


ハクサンシャクナゲ。



 


 


 爽やかブルーのハクサンシャジン。



 


 


 



 


 


こんな可愛いシロバナも・・・。



 


 


一帯のお花畑にはオオバギボウシ、ミヤマコウゾリナ、マルバダケブキ、その他の花が咲き乱れ。


とても美しい。



 


 


 そして、正面に燧ヶ岳を見ながらの尾根歩き。


やっぱりこのルートは最高だね。



 


 


 振り返えると、遠くになった会津駒ヶ岳。


前を見たり後ろを見たり、とっても忙しい。花良し、眺望良し。贅沢な稜線歩き。



 


 


途中の小湿原に辿り着いたら木道脇にどっかりと腰を下ろしてランチタイム。


静かな富士見林道ではそんな事も大胆にできる。 


そしてあの丘を超えると・・・



 


 


2年前に数々のミラクルを生んだ大津岐峠に到着。


このアングル絵になるな~。時間の許す限りまったりしましょう。



 


 


 こちらは峠に咲いていたミヤマリンドウの大株。



 


 


 大津岐峠からはオオシラビソ林、ブナ林の長いジグザグの急坂を下ってキリンテ登山口へ。


足に優しいふかふかの登山道。


 ロングコースであってもそれ程の疲れはありませんでした。



 


下山後はミニ尾瀬公園に立ち寄り冷たくて甘~いジェラートのご褒美。


こちらのお勧めは「とちみつジェラート」と聞いていたが、残念ながら売れ切れとなっていた。


ならばと目に入ったのが、サンショウウオの燻製が丸々1本突き刺さったジェラート(800円)。


現在歯の治療中で硬いものが食べられない自分は遠慮してバニラにしたが、めっちゃインパクトが強かったです(笑)


 隊長さん、お疲れ様でした~♪


 帰路は睡魔と闘いながらも無事帰宅。こうして長~い夏休みが終わったのである。


 


2016夏休み山行まとめ。


7月18日(月)会津駒ヶ岳 


7月20日(水)巻機山 ★7月21日(木)越後駒ヶ岳 


7月23日(土)会津駒ヶ岳