2016/7/21(木)、新潟遠征2日目は巻機山と同様に予てよりの憧れであった越後駒ヶ岳を登って来た。


越後駒は新潟県の南・北魚沼群の群境に連なっていたことから魚沼駒ヶ岳とも呼ばれる。


中ノ岳、八海山を従える越後三山の主峰でアルペン的風貌を備えている。(ガイドブックより)


車中泊した道の駅「ゆのたに」(魚沼市)からR352・樹海ラインを経て枝折峠へ約40分のくねくね道。


用意を整えトイレ脇から登山道へと入って行く。


ここは滝雲が見られるスポットとしても知られ、スタンバイしている写真愛好家も多く来ていた。



 


 


 スタート時はガスが多くも明るい空だったので昨日よりも良いかな?と期待していたのだが・・・


晴れていれば好展望の緩やかな尾根。


スローペースで歩きながら振り返りつつ、未丈ヶ岳の尾根から登る朝日などを眺める。



 


 


雲海に浮かぶ荒沢岳。好条件ならば勇壮な滝雲が見られる方角。


今日は残念ながらの悪条件で枝折峠でスタンバイしていたカメラマンも撤収している様子。


 


 


 


枝折大明神。ここから少し進むと銀の道との交差点である明神峠に出る。


 


 


 


その後、緩い灌木帯のアップダウンを繰り返し道行山分岐を通過。


 往路では道行山頂上(分岐から数分)へは寄らずそのまま先を急ぐ。



 


 


ガス・ガスの中にあっても時折望める山々の風景に心躍らせる。


目指す越後駒は未だにベールに包まれているが、背中から浴びる一瞬の日差しに期待を抱きながら歩いて行く。



 


 


登山道は相変わらず緩いアップダウンの繰り返しで高度を稼いでいる感じが全くしない。


それはこのコースを歩いた人の共通した感想。


 


 


 


 通過点のような小倉山。


ここで先行していたハイカーと雑談しながら小休止。


「峠から半分以上歩いてきたのに稼いだ高度は300m。この後山頂までの標高差は700mもあるよ」とぼやく(^^;)



 


 


 再スタート後、ガスの切れ間から越後駒の姿が見え隠れ。


まだまだ先があるな~。



 


 


 これまでは緩やかだった道も百草ノ池を過ぎると次第に傾斜が増す。



 


 


昨日の疲れが残っているので足取りが重い。後続のハイカーに道を譲りながら急登に備えて一息入れる。


 


 


 


 前駒(1763M)付近からは急な岩稜帯の登り。



 


 


特に危険個所はないが、悪天候の時は要注意。


進行方向左側が切れ落ちた深い谷となっているので高度感がある。



 


 


 程なくして方向を右に変えると傾斜が増し、駒ノ小屋直下の岩場の急登となる。


赤ペンキのマーカーを頼りに登れば難しい事はないだろう。


ここは1歩、1歩焦らずに。



 


 


斜面の草原に咲くニッコウキスゲに癒され・・・



 


 


出発してから約4時間、鐘の音が響く駒ノ小屋に到着。


旺文社の地図では6時間となっているが、随分緩いCT設定となっており、殆どの人が3時間半~4時間で来ている。


 駒ノ小屋前のベンチで小休止。小屋は40人、素泊まりのみでテントは6張り程度。



 


 


 まだガスは晴れないが、居合わせた登山者が山頂へと向かって行くので自分も後を追う。



 


 


山頂までは約20分。 


 


 


 


オツルミズ沢の源頭に残る雪渓とお花畑を見ながら最後の斜面を登って行く。



 


 


 お花畑にはセリ科の花やヨツバシオガマ、遠目にハクサンコザクラ、イワカガミなどが咲いていた。



 


 


 急斜面を登り終えて稜線に出ると中ノ岳(左)と駒ヶ岳(右)への分岐。



 


 


こちらは中ノ岳へと続く稜線。


展望が良ければ天空の稜線散歩を予定していたが、今回は断念して駒ヶ岳までとする。



 


 


 越後駒ヶ岳山頂(2003M)までは平坦な木道歩き。


晴れていれば八海山、中ノ岳などの眺望が素晴らしい。今日はお預けだな・・・(T_T)


山頂には猿田彦の銅像など、多くの石碑が並び印象的。



 


 


小休止後に若干展望が良くなりつつある駒ノ小屋へと戻る。



 


 


 小屋前のベンチで一人ランチ休憩をしていると山頂方面に待望の青空\(^o^)/


再アタックする?・・・なんて一瞬思ったけど、その体力は残っていないので今日は諦めよう。



 


 


まったりタイムもそこそこに下山開始。



 


 


刻々と変化する景色を堪能しながらも駒ノ小屋直下の岩場を慎重に下る。



 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


山頂方面に広がる青空を見ては後ろ髪を引かれる思い。



 


 


 これから向かう枝折峠方向はずっとガスの中。



 


 


下山時も花撮りスクワットを極力避けながら体力温存。


ゴールの枝折峠まではまだまだ長い道のり。



 


 


 最後に天空の稜線、越後駒ヶ岳ともお別れ。


この美しい姿を見せてくれただけでも有り難い。さらば越後駒。またいつか・・・。



 


 


さて、ガスガスの中の下山道。地味に繰り返すアップダウンの連続に疲労困憊。


 それでも往路でスルーした道行山(1298M)へ寄り道。分岐から僅か2~3分で頂上。


晴れていれば越後駒ヶ岳、中ノ岳などの眺望良好だとか。



 


 


所々に泥濘もあるが、全体的に良く整備された登山道は歩きやすい。


 


 


 


長い道のりに泣きが入りながらも漸く明神峠(1236M)まで戻る。



 


 


 そして・・・一気にゴォ~~~ル!



 


生憎とガスが多かったものの、昨日の巻機山に続き風もなく穏やかな登山日和。


最後には越後駒の雄大な姿も見られ大満足。


帰りは樹海ライン(R352)から銀山平~桧枝岐村を経由して家路に就く。


途中鷹ノ巣の平ヶ岳登山口を通った時に、続けて行っちゃう?なんてドМな事が頭を過ったけど、それは思っただけ(笑)


こうして充実した夏休み山行越後の山旅が無事に終わったのである。


 


 ●距離(往復)約14.3Km ●標高差(上り下り)約1,310m


 ●コースタイム:枝折峠P(5:00)~明神峠(5:34)~道行山分岐(6:30)~小倉山(7:16)~百草ノ池(8:01)


~避難小屋(9:01)~越後駒山頂(9:30)~避難小屋(10:07)~道行山(12:11)~枝折峠P(13:30)


行動時間:8時間30分(休憩含む)