2016/7/10(日)、大峠から三本槍岳を登った後の第2ラウンドは花の稜線・流石山を目指す事にした。


三本槍岳から下山し大峠に戻ったころはすっかり青空。


夏の日差しが容赦なく降り注ぎ、とにかく暑い!



 


 


 こちらのお花畑は言わずと知れたニッコウキスゲ群落が主役であるが他の花々も多い。


種類は三本槍岳への稜線で見たものと大体同じ。因みにタテヤマウツボグサは開花前。



 


 


夏空に映えるニッコウキスゲ。



 


 


 甲子旭岳山頂部を覆っていた雲も間もなく取れそう。



 


 


大峠山~流石山へと続くニッコウキスゲのお花畑。


キスゲの状態は特に多いとか少ないとかの印象はない。まあ、平年並みと言ったところか。


厳しい自然の環境下では、こんなものであろう。



 


 


それにしても相変わらずの凄い急登続きで、ダブルヘッダー後半戦の身では思うように足が動かない。


そんな時は立ち止まって雄大な風景を眺める。


 南東方面に目を転じると茶臼岳山頂部が姿を現す。手前の尖がりは隠居倉。



 


 


稜線に出るまでが踏ん張りどころであるが、 後続の登山者に道を譲る回数が増えてくる。



 


 


 裏側から見たダイナミックな那須連峰(茶臼岳~三本槍岳)に背中を押され1歩1歩着実に歩を進める。


前半に歩いた大峠から三本槍岳への稜線もくっきりと。



 


 


 漸く急登が終わりなだらかな稜線に出た。


ここからは多少のアップダウンがあるものの、大展望を楽しみながらの尾根歩きが楽しめる。


前方の大峠山の先に見える中央のピークが流石山か?



 


 


 



 


 


 大峠山を過ぎ登山道を回り込むように進むと1822Pから大倉山~三倉山へと続く美しい稜線がドーンと視界に入ってきた。


これまで何度も歩いているがいつ見ても絶景である。



 


 


そんなこんなで本日の最終目的地流石山に到着。


思った以上の疲労から倒れこむように腰を下ろしてランチタイムに突入。


水分もたっぷりと摂り30分の休憩。



 


 


体力に余裕があれば大倉山は無理としても前方の小ピークまで足を延ばそうと思ったが、その気力も残っていない。


ぼ~っと目の前の景色を眺めるのが精一杯。



 


 


 大佐飛山塊と深山湖、沼原調整池方面。



 


 


 これ以上無理をすることはできないので、名残惜しくもこの辺で下山開始。


大倉山~三倉山への稜線歩きはまたいつか。


 


 


 


那須連峰の雄大な姿を眺めながら戻りましょう。



 


 


振り返って三倉山方面。



 


 


 



 


 


ニッコウキスゲのお花畑から三本槍岳方面。


以前ここを歩いた時に大峠から三本槍岳への稜線に憧れを抱いた。



 


 


 



 


 


それにしても朝のガスガスが嘘のように良い天気になったな~。



 


 


 間もなく大峠。



 


 


お別れ前にこの美しい景色を目に焼き付けて・・・。



 


 


 



 


 


 



 


 


 



 


 


 今日の山歩きの起点となった大峠まで戻る。


これにてミッションコンプリート。



 


 


最後にザックを枕にしてぼんやりと空を眺める。


やっぱり山っていいね!小さい事なんて気にしない・・・としみじみ。


でも、下界に降りるとつまらない事で悩むんだよな~。



 


 


 趣ある古道を歩いて駐車地へ。



 


 


帰路に立ち寄った日暮滝(展望所より)。


木々が生い茂り全体を見ることが出来ないが、中々の迫力。



 


以前よりの念願であった大峠から三本槍岳への稜線歩きが今回のメイン。


花目的で歩いたおまけの流石山もいつも通りの素晴らしいニッコウキスゲ群落を見せてくれた。 


またいつか、再訪できたらいいね!


 


●駐車スペース(6:20)~大峠(7:00)~分岐(8:20)~三本槍岳(8:30-9:00)~大峠 (9:55)


●大峠(9:55)~流石山(11:00-11:30)~大峠(12:20)~駐車スペース(13:00)


総行動時間約6時間半。