6月18日(土)、新潟県魚沼市と福島県只見町の県境(R252)にある六十里越峠から鬼ガ面山~浅草岳を歩いて来た。



 


今月に入り平標山~仙ノ倉山、霧降から女峰山とハード山行が続いている孤高の花追いおやぢ。


今週末はどこへ行こうかと決めかねていたところ、越後、会津方面の山でヒメサユリ見ごろの情報をキャッチ。


最初は南会津の会津朝日岳を候補に挙げたが、以前に訪れた時にヒメサユリが咲いてなかった事を思い出して却下。


それならばと、直前になって同じ只見町の浅草岳に行くことを決めた。


浅草岳に登るのは2008年6月22日の山開き以来8年ぶり2度目。


その時は福島県只見町側の田子倉登山口からのピストンで、凄くきつかった印象が残っている。


今回はヒメサユリの多い新潟県湯沢町側に位置する六十里越峠登山口から鬼ガ面山を経由しての浅草岳を目指す事に。


登山口を出発したのは午前5時20分過ぎだったでしょうか?


写真を撮り忘れたので定かではないが、気付いたら反射板のあるマイクロウェーブ中継局まで来ていた(笑)



 


 


予報通り朝のうちはガスガスで展望もなく、足元に咲く花々の写真を撮りながら黙々と歩くだけ。


序盤は意識してのスローペースだったが、梅雨時だけに湿度が高く既に全身汗だく。


※ホウチャクソウ、イワカガミ。


 


 


 


 ※ムラサキヤシオ、ゴゼンタチバナ。


 


他にはユキザサ、チゴユリ、マイヅルソウ、タニウツギなど。


サンカヨウ、ツバメオモトは既に実となる。 


 


 


 最初のピーク南岳(1345m)。


ここから暫くは厳しいアップダウンの続く痩せ尾根を足元に注意しながら進む。



 


 


そんな中、待ち焦がれたヒメサユリロードの始まり~始まり~♪



 


 


しっとりと、可憐なイメージのヒメサユリ(オトメユリ)。



 


 


ガスに浮かぶ姿も美しい。



 


 


今回に関しては南岳~鬼ガ面山間が1番だったでしょうか? 


それ以外はまだ蕾も多く、来週末まで十分見られそう。



 


 


他の花々も鑑賞しながら・・・ 


 ウラジロヨウラク。



 


 


 アカモノ。



 


 


意外にも呆気なく鬼ガ面山山頂(1465m)に到着。


ヒメサユリを楽しむならここまででも十分。



 


 


さて、もう少し先まで行ってみよう。 


 まだまだ続くヒメサユリロード。昨年はここからが凄かったらしい。



 


 


 ガスが少しずつ晴れて周りの様子が見えてくると、やっぱり浅草岳まで行こうかと?


その気になってくる(笑)



 


 


 北岳(1472m)への鞍部付近の急な崖に咲くシラネアオイ。


綺麗なのが数株。


北岳からはこのコースで最も厳しい急斜面の下りが待っていた。帰りの登り返しが思いやられる。



 


 


浅草岳が全容を現すまでもうちょい。


予報だとお昼頃から快晴、登山指数Aとなる筈。



 


 


 今年は大豊作のツツジ類、ベニサラサドウダン。



 


 


 小ピーク付近に数株咲いていたオノエラン。


他にはツバメオモトなど、ここまで来てやっと出逢えたよ\(^o^)/



 


 


さて、 貉(ムジナ)沢カッチへの険しい登り。



 


 


貉沢カッチ(1452m )。


樹木の中に隠れるように山銘板があった。



 


 


 これから向かう前岳、浅草岳方面も姿を現す。


こうして見ると、まだまだ遠い道のり。前岳までは50分、浅草岳まではそこから更に30分。



 


 


 振り返って、ストンと切れ落ちる崖が大迫力の南岳~鬼ガ面山方面。


田子倉側の只見尾根から見る鬼ガ面山の岩壁の雪渓が三匹の鬼に見えることが名の由来。


よくもまあ、あんな険しい痩せ尾根を歩いて来たものだ。



 


 


さて、気を引き締めてまずは眼前に迫った前岳まで頑張ろう。 



 


 


ガスが晴れ、視界が開けたことで展望を楽しみながらの稜線歩き。



 


 


見事なV字峡谷。



 


 


 ニッコウキスゲ&ヒメサユリロード。


周りにはカラマツソウやハナニガナも彩を添えて華やか。



 


 


 ハクサンシャクナゲ。



 


 


 あっ、ヒメサユリのブーケ!



 


 


その後、岩ゴロの急斜面を四つん這いで登り終えると、漸く前岳ピーク(1568m)に到着。


そこから雪渓を下ってネズモチ平からのコースと合流。ハードな登山道から解放され緩やかな湿原に出る。



 


 


 これより浅草岳山頂まではルンルン木道歩き~♪



 


 


 湿原に咲くミツバオウレン、イワカガミの群落。


他にはシラネアオイ、イワイチョウ、ツマトリソウなども。ワタスゲは終盤。



 


 


2つ目の雪渓を登る。 


 


 


 


 その傍らに咲いていた可愛いミツバノバイカオウレン。


立ち止まってこんなのを撮影していると雪渓渋滞が発生(^^;)



 


 


 雪渓を渡り終えるといよいよ浅草岳山頂も間近。



 


 


日頃の行いが良い所為か?急速に広がる青空(笑)



 


 


 混雑する浅草岳山頂(1585m)にCT通りの5時間半で到着。順番待ちで記念写真。


実を言うと最初は浅草岳までの予定はなく、北岳、又は前岳辺りで戻る予定だった自分。


頼もしい相方さんに巧みに操られてここまで辿り着いたが、今後こうした機会があるとは限らないので結果オーライ。



 


 


 ハード山行が続いている割には体調もまずまず、何よりも天気に恵まれてこの時期にしては展望良好。


遠望は霞んでいるが田子倉湖を俯瞰。



 


 


 歩いて来た前岳直下の雪渓と湿原。



 


 


 周りではスマートフォンアプリによる山座同定が始まっていた。


守門岳方面。こちらのヒメサユリも気になるね。



 


 


鬼ガ面山方面と後方に越後駒ヶ岳など。



 


 


 操られついでに山頂から北へ数十分、叶津登山道方面への大草原目指して足を延ばす。


数こそ少ないが登山道脇にはヒメサユリ(蕾多し)。青空を背景にシャッターを切る。



 


 


フォトジェニック?なオオバキスミレ。



 


 


 シラネアオイもわんさか。



 


 


 



 


 


 そしてなんと!雪渓の近くにはカタクリまで。



 


 


 ずんずん下って行くと、程なくして稜線の先に見えて来た大草原。天狗の遊び場。



 


 


 新しい木道が敷かれ、開放的でとっても気持ちいい。



 


 


 ふくしまの緑百景に選定された大草原・・・だとか。


雪渓の残る後方のピークが浅草岳山頂。



 


 


 爽やかな風吹き渡る草原にメーヴェに乗ったナウシカが今にも舞い降りて来そうな雰囲気。



 


 


ここでランチタイム。


このままお昼寝タイムに突入したいところであるが、帰りも長丁場となるので名残惜しくも下山開始。



 


 


山頂を経由して再び雪渓を渡る。


下りはより慎重に、と言いながらも2度手をつくビビリな自分(^^;)



 


 


 前岳からは覚悟の上とは言え、アップダウンを繰り返す厳しくハードな道のり。


ここまで来たら戻るしかない。



 


 


 疲労は蓄積されているが、花ロードを楽しみながら・・・。


スクワットをできるだけ避けての撮影タイム。



 


 


北岳への厳しい登り返しを終えて安堵の一時。



 


 


 浅草岳を振り返る。小ピークを幾つも超えての登山道が見えるでしょうか?


いやいや頑張りました・・・って、先はまだまだこれから続くんだよね(;^ω^)



 


 


 進行方向に越後の山々を眺めながら。



 


 


ヒメサユリが登場しては立ち止まり・・・ 



 


 


何度も何度も振り返る。



 


 


 それでも順調に鬼ガ面山まで戻ってきた。


北岳への登りはヘロヘロだったけどさ。



 


 


往路ではガスの中でおしとやかだったヒメサユリも、復路は日差しを受けてイキイキとした姿を見せる。



 


 


 青空を背景に浅草岳方面。



 


 


いつの間にか空はピーカン。


気温も上がり、登りよりも下りの方が水分を多く摂取。


飲んでも直ぐに汗となって出てくる始末。



 


 


 眼下に水量が少ない田子倉湖。



 


 


 最後のピーク南岳への登り。



 


 


ヒメサユリロードを戻る。



 


 


これにて浅草岳も見納め。 



 


 


さらば・・・また、いつか。


いや、今度来るときは鬼ガ面山迄が精一杯だな(^^;)



 


 


南岳からは単調な樹林帯を一気に下る。


 林道に出てマイクロウェーブ中継局まで戻ったところで最後の休憩。



 


 


 歩いて来た尾根を振り返る。


長い、長い道のり。途中足が攣ったりしたけど頑張り通しました。



 


 


その後、17時前に無事登山口到着。


ロングコースを歩いた達成感から自然と出たハイタッチ!


今日は予定外の参戦で迷惑かけちゃったみたいだけど御免なさいね。



 


険しい道程ながらも美しく咲き誇るヒメサユリローに大満足。


家から登山口まで約136km、下道で2時間40分(コンビニ立ち寄り含む)。


六十里越登山口(5:20)~マイクロウェーブ中継局(6:10)~南岳(7:40)~鬼ガ面山~(8:25)


貉沢カッチ(9:45)~前岳(10:35)~浅草岳(11:03)~天狗の遊び場(11:25)


~北岳(14:05)~鬼ガ面山(14:42)~南岳(15:25)~登山口(16:50)


休憩を含む行動時間、約11時間30分。


 さて、このまま週末天気晴れのサイクルが続くのであろうか?