2016年5月5日(木)、八溝山界隈某所に咲くという天然のヤマシャクヤクを求めて花探検。
お花だけでなく野鳥やキノコにも詳しく「歩く自然図鑑」との評判高きブログ友くにさんに同行させて頂いた。
メンバーはくにさんの他に、くにさんの旦那様、chikoやん、私の4名。
集合場所となった八溝山頂直下の駐車スペースからスタート。
ルートは山頂P(9:15)~茗荷沢~真名畑八溝林道~鹿ノ又沢~山頂P(14:25)の周回。
行動時間約5時間10分。(一部遊歩道ではない箇所を含む)
まずは茗荷沢に向けてミヤコザサが生い茂る雑木林の遊歩道をズンズン下って行く。
歩くペースは快調。何かを見つけると立ち止まって観察。
シーズンお初のギンリョウソウ。
高度を下げると(標高800~900mくらい?)登山道両脇の斜面にシロヤシオの群生。
しかも大木が多い。開花はぼちぼち始まったばかり。
八溝山の福島県側に来るのは初めてであるが、これ程美しい天然林が残されているのには驚いた。
シロヤシオやミツバツツジの他にブナ、カエデなど植生も豊か。
綺麗に開花していると足が止まる。
今日は久しぶりの青空。
シロヤシオも映えて・・・って、あれ?ブレちゃった(^^;)
全体的には来週末辺りが見ごろとなるのでしょうか?
尾根筋の花を楽しみながらも、やがて茗荷沢に降り立つ。
いや~っ、眩いばかりの新緑・・・気持ちいいね。
緑のシャワー(フィトンチッド)溢れる癒しの森林浴ゾーン。
暫しの間、休憩&周辺散策。
自分は花撮りタイムに突入。咲き残りのニリンソウ。
フタバアオイの花。
夫々が清々しい茗荷沢を楽しんだ後は、急斜面を這い上がってシロヤシオなどが咲く尾根に取り付く。
その後、真名畑八溝林道を経て鹿ノ又沢へと下りる遊歩道に入る。
あれ~っ!林道で折角くにさんが見つけてくれたアケボノスミレ。ピンボケでした~(T_T)
気を取り直して、遊歩道沿いの足元に咲くユキザサ・・・
チゴユリなどを、這いつくばって撮影。
鹿ノ又沢ではくにさんの知り得るヤマシャクヤクポイントを探しながら行ったり来たり・・・
しかし、いずれのポイントも盗掘されてしまい全く残っていません。
代わりに、ミヤマエンレイソウ。
ヤマブキソウ。
ラショウモンカズラ。
ルイヨウボタン。
マルバスミレなどの花々を楽しむ。
で、もうどこにも無いかな?と諦めかけた時・・・。
くにさんの執念と鋭い嗅覚で偶然にも見つけることが出来た。
ヤマシャクヤク数株。
以前は沢山あったヤマシャクヤクであるが、残念なことに最近は随分数を減らしてしまったとの事。
まだ蕾であったが本日のミッション・コンプリート。
花が開いたらどんなに綺麗な事でしょう。数日後を楽しみにその場をそっと離れた。
さて、花探検の目的は無事に果たせたし、お腹も減ってきたのでここら辺でランチタイム。
沢のせせらぎを聞きながら皆で食べるのも美味しいですね。
お二人さん、自然の中に溶け込んでいるって感じで決まってるよ(^^)v
さあ、お腹も満たされたのでそろそろ帰ましょう。
鹿ノ又沢林道沿いに咲く花々。サワハコベミヤマハコベ。
新緑とヤマザクラ。風が吹くと花吹雪となって舞い落ちてくる。
いい雰囲気だな~。
林道終点から鹿ノ又沢・久慈川源流の遊歩道へ。
幾度かの渡渉を繰り返しながらの緩やかな登り。
途中から沢を離れ尾根道へ。八溝山山頂までの標高差250mの急登。
その傾斜は脹脛の筋肉が伸びるほど(^^;)
足元にはマイペース(ひと月遅れ?)のイワウチワが・・・。
こっちの尾根も見事なシロヤシオの群生地。
まだまだ蕾が多いが、もう少しすると一面真っ白になるだろうね。
やがて山道から電波塔脇の林道に出るとゴールも間近。
スタート&ゴールが山頂というこれまでにないパターン。
お疲れ様でした~♪
くにさん、そしてご同行の皆さま、今日は有難うございました。
まだ蕾ではあったが念願のヤマシャクヤクも見られたし、爽やかな新緑の八溝山を楽しむ事が出来ました。
また機会がありましたら、宜しくお願いします。
で、今度は一人で行け、と言われたら行けるかな~?
いつの日か、綺麗に咲いたヤマシャクヤクを見てみたいし、その日まで待っていてくれよ!
尚、ヤマシャクヤクの開花した様子はくにさんのブログ「遊山通信」の過去ログをご覧ください。
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