昨年のGWに訪れて以来、すっかりお気に入りとなった花の名山・坂戸山(新潟県南魚沼市)。
今年は行く機会がないかな?と思っていた春休み後半戦。
太平山の翌日は仙人ヶ岳でアカヤシオというプランだったが、天気がイマイチとの予報で坂戸山行きの案が浮上。
前日の予報では晴れマークもあったけど、当日朝には1日中曇り・・・と微妙。とりあえず行ってみよう!
で、長~いトンネルを抜けると晴れだった\(^o^)/
トイレ休憩で立ち寄った関越道土樽PAから望むかっこいい谷川岳。
そんな訳で今年も新潟・坂戸山にやって来ました。
2016年4月3日(日) 鳥坂神社P~城坂コース~山頂~大城~山頂~薬師尾根コース~鳥坂神社Pの周回
ラッキーな事に登山口に近い駐車場は空いていた。用意を整えてハイな気分でスタート。
今冬は雪が少なかったので春の訪れがいつもより早い・・・雪国の南魚沼市。
とは言え、昨年よりも1ヶ月早く来たので果たして花が咲いているのか?と気になっていた。
歩き始めこそまだ少ない印象であったが、キョロキョロ探していると・・・
咲いている♪咲いている♪色んな花が~。まずはミチノクエンゴサク。
淡いブルーのキクザキイチゲ。
カタクリと仲良く寄り添う姿も愛らしい。
青に負けじと白いキクザキイチゲの群落も。
日差しをたっぷりと受けてニッコリ微笑んでいる様だ。
そんな中、城坂コースの主役はやっぱりカタクリ。
軽装で颯爽と歩いていく地元の人を横目に、我ら花撮り隊はスクワットの連続で前に進まず(^^;)
初夏のような暑さもあってか、その度に立ち眩みが己の身体を襲う(笑)
堰堤を超え、沢沿いに高度を上げていく。
カタクリロードは続く。
続く・・・。
続く・・・。
現在5合目付近まではお祭り状態~(笑)
その後は花も少なくなり花撮りスクワットから解放されたが、何かを見つけると反射的に屈んでしまう。
悲しき花撮りおやぢ・・・エンレイソウ咲き始め。
標高差470m。低山とは言え侮れません。
昨年のGWの時は登山道にも残雪が見られたが、今年は1ヶ月前だというのに全くなし。
残雪が現れたのは桃の木平付近に来てから。雪解け後のカタクリが楽しみ。
樹林帯を抜けると、やがて展望が開け・・・
富士権現社が建立されている坂戸山山頂へ。
まずは山旅の安全などを祈願。
山頂から八海山など越後の山々を望む。
魚野川の清らかな流れと水田地帯。
その遠方に白く雪を纏った平標山、苗場山など上越国境の山々。
大城へと続く稜線の先に金城山。その後方に巻機山。
稜線を歩いて小城~大城跡へと足を延ばす。
日当たりの良い斜面にはカタクリ、イワウチワ、タムシバなど咲き始め。
ヤマザクラ越しの金城山。
迫力の八海山。遠くに守門岳などの眺望。
大城跡から稜線越しに坂戸山山頂方面を振り返る。
稜線を戻りながらキョロキョロしていると、足元には咲き始めたばかりピカピカのイワナシ。
ユキグニミツバツツジの紫色が加わるのも、そう遠くはなさそう。
山頂に戻ってからは山麓へとダイブするかの様に薬師尾根コースからの下山。
山頂部はヤマザクラ、マンサクなどが満開。
中腹辺りからはタムシバが満開。
しかし、それらはあくまでも脇役でしかない。
そう、誰が何と言おうとも、薬師尾根コースの主役はイワウチワちゃん。
スターは君だ!
どこまでも続くイワウチワロード。
こんなにきれいに咲いている花にも、散歩で訪れている地元の方は見向きもしない(^^;)
坂戸山・花めぐりの〆は2合目付近のカタクリ大群落。
山麓から山頂まで続いた花、花、花の坂戸山。
城坂コースではカタクリやキクザキイチゲ、そして薬師尾根コースではイワウチワなど別の花が楽しめるのも特徴。
今年もまた裏切られることなく存分に花見遊山を堪能。
思わぬ展開で訪れた坂戸山であったが、好天の下で沢山の花々を楽しむことが出来ました。
また来年も、再来年も・・・来れたらいいね。
因みに昨年の記事はこちら⇒ 花三昧~新潟・坂戸山(前編) 花三昧~新潟・坂戸山(後編)
さて、ここまで来たらもう一つの花名山・六万騎山とのダブルヘッダーは当たり前(笑)
思い焦がれたコシノコバイモちゃんに会えるかな?
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