美しいソーダブルーの氷瀑に魅せられて早数年、今冬も奥日光の庵滝へと誘われる自分がいた。
初めて訪れた2年前の3月16日、シーズン終盤で主瀑にクラックが入っていたが何とか間に合った。
昨年1月11日、シーズンの始まりでまだ完全氷結とは至らずも見事な氷瀑の完成度に感動。
そして3年連続となる今回1月27日(水)。週末は天気悪いし、有給休暇を取って平日に行きましょう。
大寒波襲来の数日後で氷瀑の急成長が期待される中、モルゲンロートの日光連山にときめきながら目的地へと向かった。
いろは坂は全面除雪されているが、一部凍結箇所があるので早朝の運転は慎重に。
スタートは赤沼茶屋の駐車場(10台ほどのスペースあり)から。
本日は晴天なり・・・だけど、やや風強し。そして寒い!彡(-ω-;)彡ヒューヒュー
小田代ヶ原まではトレース明瞭でツボ足でもモーマンタイ。時々膝下までの踏み抜き、それもまた楽しい。
雪を踏む足音はキュッ、キュッと心地良い。
森を抜け市道に出たところでスノーシューを装着。1年ぶりなのでちょっと手間取る(;^ω^)
一面が雪原と化した小田代ヶ原に静かに佇む貴婦人。そして雄大に並んだ日光連山。
弓張峠先のヘアピンカーブからいよいよ庵滝への道に取り付く。
この日の先行者は2名。ラッセルに難儀した昨年と違ってトレースもバッチリ。
清々しいカラマツ林の一本道を鼻歌混じりで軽快に進む♪
今回も昨年同様、外山沢の左岸を辿る王道ルート。
程なくしてランドマークとなっている二つの尖がり山が見えてきた。
で、途中の楽しみは山ブドウ広場でのまったりお遊びタイム。
蔓のブランコに揺られて・・・
戯れました(^^)v
このコースの魅力は氷瀑だけに限らず、そこに至るまでの森の雰囲気が良く楽しめるところ。
その辺が雲竜渓谷やスッカン沢とは一味違う。
一部急な斜面を登ったり下りたりするが、全体的には緩やかでスノーハイクに適している。
今年は明瞭なトレースに加えてルートマーカーのピンクリボンが適所にあり至って順調。
さあ、いよいよ近づいてきたよ。
そして遂に、先行の二人と入れ替わる様に庵滝に到着。
暖冬で一時は諦めかけていたが、このところの寒波で急成長した青い氷瀑。
向かって右側の主瀑も外側から見る限りは完全氷結。
滝の裏側へ周ってソーダブルーの氷柱を堪能しながらの鑑賞タイム。
写真よりも実際に見た目の方がもっとクリアなブルーなんだけどね。
人物を入れて氷瀑、氷柱の大きさを比較。
良い子は決して真似をしないように。
演技派ブロガーを目指すオイラの演出ですから・・・(笑)
今冬も美しいソーダブルーの氷瀑を十二分に楽しめて大、大、大満足!
また来年も・・・。
山の神様に感謝しつつ、庵滝を後にモフモフの森を駆け抜けて行く。
そう、モフモフの・・・。
すると、こんな珍しい光景が目に飛び込んできた。
「雪まくり」と言われる、稀に生じる気象現象である。(ネットより)
風により、地面に積もった雪がシート状にまくりあげられ、絨毯を巻いたような形状が作られるとの事。
それはまるでロールケーキの様にも見えて美味しそう・・・(笑)
その後、風を避けながらのランチタイム& 大きなダケカンバ近くの雪原でお遊びタイム。
真っ新な雪のカンバスにミステリーサークルと星形の一筆書き。
写真は・・・アングルがイマイチなので小さく(^^;)
弓張峠の市道に出たところでスノーシューを外し解放感に浸る。
小田代ヶ原に戻って男体山展望台に寄り道。
柔らかく射しこむ光により雪上に美しく影を落とした静寂の森。
出発地の赤沼茶屋を目指して歩く午後の下山路。
旅の終わりはいつも切ないけど、楽しく遊ぶことに関しては最後まで全力投球。
今回も笑顔溢れる大満足の1日となりました。
やっぱり行って良かった美しきソーダアイスの庵滝。
毎シーズンの恒例行事となりそうだね。
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