2016年初登りは地元の高原山からとなった。


年明け三が日にしては穏やかで気温も高いことから、懸案であった塩谷町の守子神社口から行けるところまで。


林道尚仁沢線から林道守子線に入り、いくつかのカーブを登り切った所に登山口が現れる。


登山口には数台分の駐車スペースがあるが、早朝は日陰部分が凍結していた為に随分手前に駐車し林道を歩いて到着。



 


 


 


 釈迦ヶ岳山頂まで3時間半とあるが、果たして無事に辿り着けるのであろうか?


初めての登山道、それに積雪の状況が分からないので不安が過る。



 


 


 


緩やかな登山道を歩く事約30分で守子神社に到着。


山の安全その他を祈願。



 


 


 


守子神社を過ぎると徐々に傾斜が増すが、雰囲気の良い自然林の中の登山道が続く。


やがて現れた道標は左に西平岳登山口(40分)を示していた。


西平岳、中岳、釈迦ヶ岳を周回するなら分岐を左へ。今回は直進し前山を目指す。



 


 


 


周辺は見事なブナの原生林。超気持ちいい~っ(^^)v



 


 


 


樹間から北東に八海山神社~矢板市最高点方面の尾根を望む。



 


 


 


直下の急登を登り切って、この辺りが前山(1435m)のピークか?


左に西平岳登山口に通じる林道終点への分岐。



 


 


 


植生はブナ、ミズナラ等からダケカンバへと変化する明るいトレイル。


落葉した樹間から西平岳、その肩越しに男体山などの眺望。


前山直下付近から徐々に積雪が増えてきた。



 


 


 


取り敢えず行けるところまで行こう。


念の為に軽アイゼンは持参して来たが、積雪量や登山道の斜度などの状況次第で途中撤退も考えていた。



 


 


 


いよいよ釈迦ヶ岳山頂直下の急斜面(トラロープあり)。撤退ポイントを見極めながら歩を進める。


ところが日当たりの良い南面なので目論見通り積雪が少ない。


これなら山頂まで行けるんじゃね?と楽観視。


やがて西側の視界が開けると、中岳と西平岳が間近に迫る。



 


 


 


日光連山も見えてきたよ~♪



 


 


 


程なくして中岳からの縦走路に合流し、釈迦ヶ岳山頂への道に誘われる。


やがて空が近くなり・・・



 


 


 


あらあら、とうとう来ちゃったよ。釈迦ヶ岳山頂まで・・・\(^o^)/


最後までノーアイゼン。



 


 


 


山頂は風も弱く暖かいので霧氷もついてない。


鎮座する釈迦如来像もポカポカ陽気にいつになく顔が柔和?に見える。



 


 


 


貸し切り状態の山頂で眺望を楽しむ。


まずは日光連山。女峰山、男体山、右奥に奥白根山かな。



 


 


 


鶏頂山と後方に会津の山々。ちょっと雲が多い。



 


 


 


 



 


 


こちらは男鹿山塊でしょうか。 


気温が高いので全体的に霞んでいますね。



 


 


 


ランチタイム後に下山開始。


前山(真ん中のピーク)への尾根をズンズン下って行く。



 


 


 


途中でソロの男性ハイカーとすれ違った際に、登山道の様子などを聞かれ一言二言会話を交わす。


山頂までアイゼン不要と伝え別れたが、自分以外にも登山者がいた事に驚く(@_@)



 


 


 


登山口に無事到着。駐車スペースには途中で会った男性の車が1台。


自分は林道をテクテクと20分歩いて駐車地まで戻る。


早朝は凍結していた路面も気温上昇ですっかり溶けていた。



 


 


 


臨時休業中のカフェ&レストラン「風だより」。


登山口への林道はこの先を右折して入る。



 


守子神社を過ぎてからの往路でフリース、履いていた防寒用のタイツを脱ぎロングT1枚での山歩き。


ニット帽、手袋はザックの中へ・・・真冬なのに(^^;)


朝の内はそれなりに冷え込んでいたが、日が昇るにつれ気温上昇。


まるで陽だまりハイキング。 


う~ん、それにしても釈迦ヶ岳往復だけでヘロヘロ状態。


西平岳~中岳周回となると、もうちょっと鍛え直さないとダメだな。


  


守子神社口(8:00)~守子神社(8:30)~西平岳登山口分岐(8:52)~前山分岐(9:40)


~釈迦ヶ岳山頂(10:46)~ランチタイム~登山口(13:00)