3年前の9月下旬に計画したが、台風の接近により山行断念を余儀なくされた北八ッの茶臼山~縞枯山。


今回そのリベンジを果たすことができました。


コースは麦草峠(6:45)~茶臼山~縞枯山~縞枯山荘~雨池~麦草峠(14:05)の周回。


行動時間約7時間20分(休憩含む)。


コースの起点となる麦草峠(長野県茅野市と佐久穂町の間)は群馬県の渋峠に次いで日本で2番目に標高の高い国道。


車を下りた時点で既に標高2120mの高地。下界の酷暑が嘘の様に涼しい。


無料駐車場(30台)にはトイレ有。朝の内は駐車スペースに余裕があったが、戻って来た頃には満車、路駐も。



 


 


 


お初のグリーンシーズン北八ッtrekking。逸る気持ちを抑えつつ淡々とスタート。


まずは国道(R299)を横断して登山口へ。



 


 


 


シラビソの深い森、神秘的な苔むす原生林・・・



 


 


 


思い描いていた通りの北八ッワールドへと誘われる。



 


 


 


 



 


 


 


この日の天気は曇りのち3時頃から雨予報。


てんくらの登山指数はA~Bとまずまずであったが、朝からガスガス(ガスは想定内)で風も強い。


まあ、そのうち風は弱まるだろうと楽観的。



 


 


 


八ヶ岳エリアの中では初級者向けと言われるこのコースであるが、山頂直下の上り下りは急で岩ゴロの歩き難い登山道が続く。


荒れていて滑りやすい箇所もあるので油断は出来ず。


予想以上の急登に喘ぎながらも茶臼山山頂(2384m)に到着。


気温が低いのでその割に掻いた汗は少量、飲んだ水も僅か。



 


 


 


山頂は展望がないので、歩いて数分の茶臼山展望台へと寄り道。


ガスで眺望は得られなかったけど、八ヶ岳連峰から北アルプス、縞枯れ現象などの風景を心の目でシカと見てきた。



 


 


 


再び茶臼山山頂に戻って縞枯山鞍部への下り。


今は花の端境期でイチヤクソウ、アキノキリンソウ、オトギリソウなどが僅かに見られるくらい。


そんな中、偶然見つけた小さな花。ラン科の様だけどなんだろう?


オイラにはわからん(笑)コイチヨウランでした。(8/16追記)



 


 


 


鞍部の立ち枯れ地帯。


如何にも北八ッ・・・そんな幻想的な風景に萌え萌え。



 


 


 


鞍部からの急坂が緩やかになると縞枯山山頂へと続く素敵な散歩道が現れる。


思わずスキップして歩きたくなる気分。



 


 


 


辿り着いた先は通過点の様な山頂(2403m)。



 


 


 


 



 


 


 


さて、ここからの岩ゴロ登山道がまた凄い。


等高線が狭いのでそれなりに覚悟はしていたけど予想以上に厳しい一直線激下り。


北八ヶ岳ロープウェイ利用の軽装の観光客とも交差したりして面白い(笑)


下り切ったところの雨池峠では多くのハイカーが休憩中。



 


 


 


予定ではここから雨池へと下るが、その前に坪庭方面に向かい縞枯山荘に寄り道。


青い三角屋根が特徴のメルヘンチックな造り。


トイレは有料(300円)。外のテラスは売店で食べ物や飲み物を注文した者のみが使用可。



 


 


 


山荘と同じ三角屋根の下に鎮座する小さな縞枯地蔵。



 


 


 


その後方にガスの切れ間から姿を現した縞枯山。



 


 


 


雨池峠に戻って本日のスィーツタイム。


手作りのカルピス寒天♪ピーチ味。ご馳走様でした。



 


 


 


小休止後は、これまた物凄い激下りを経て雨池へと向かう。


花の少ない時期だけに目立っていたオトギリソウ。



 


 


 


ヨーロッパでは幸福のシンボルとして扱われる猛毒のベニテングダケ。


北八ッの森の中にあってはメルヘンの世界を演出する小道具の一つにも見える。



 


 


 


ふと見上げると、いつの間にか青空。そして風も弱くなりつつある。


だが雲の動きは早い。


これから怖いのは夕立ちのみ。



 


 


 


先を急いで雨池へ。


今は渇水期なのか?その大半が干上がっている様子。



 


 


 


雨池には外周コースもあるが、ショートカットして対岸まで渡りランチタイム。


あ~っ!350円?が勿体ない・・・って、ここだけの話(笑)



 


 


 


発達した不穏な雨雲と秋の気配を感じるいわし雲。


遠くでは雷鳴も聞こえている。


ここから麦草峠までは3km約1時間、雨に降られる前に戻りましょう。



 


 


 


北八ッの豊かな森を堪能しながら立ち止まっては美しい苔たちとの会話を楽しむ。



 


 


 


まるで妖精でも現れそうな幻想的なムードの原生林が続く。


途中でトレランの若者2人が颯爽と逆方向に駆け抜けて行った。



 


 


 


登山口近くの茶水ノ池まで辿り着けばゴールも間近。



 


山中では心配していた雷雨にも遭わず無事に麦草峠へと到着。


帰路の立ち寄り湯は露天風呂からの八ヶ岳展望が売りの八峰の湯。


今回北八ッリベンジを果たすことが出来たのも、自分だけの思いでは決して成し得なかったと言う事実を付け加えて置こう。


そこまでして・・・本当に良く頑張りました。ありがとう。


尚、速報で掲載した麦草ヒュッテ前の花園散策は、後日(忘れた頃)に写真中心のレポUPを予定。