まるで梅雨明けを思わせる様な夏空が広がった先週末。
7月12日(日)、操られて?高山植物の宝庫・花の至仏山を訪れる事になりました。
GW前の残雪期にも来ているので今年になって2度目、過去を合わせると4度目となります。
待ち合わせ場所の群馬県片品村の戸倉第一駐車所までは車で約2時間10分の道程。
早朝3時過ぎにこそこそと家を出発。
途中で幻想的な朝靄の戦場ヶ原が目に留まっての撮影タイム。(4時35分ごろ)
写真には撮らなかったが、ホザキシモツケも見頃を迎えようとしていた。
今度は金精道路から望む湯ノ湖、男体山などを撮影。(4時45分ごろ)
こんな事して立ち止まってばかりいると遅刻しちゃうぞ!(;^ω^)
そんなこんなで戸倉P待ち合わせ時刻5時半、ギリギリセーフ(^^;)
コスパが悪いのは承知しているが、この際それには目をつぶって・・・。
乗合タクシーに揺られて一路鳩待峠へ。
今回のコース予定は鳩待峠~山ノ鼻~戦場ヶ原プチ散策~登山口~至仏山~小至仏山~鳩待峠の周回。
用意を整えて、いざスタート♪(6:08)
山ノ鼻までは樹林帯の中を約1時間程の緩やかな下り道。
特に目立った花もなく黙々と歩く。
目指す至仏山が見えてくるとテンションアップ。
山ノ鼻からは直接登山口へと向かわずに尾瀬ヶ原をプチ散策。
前方に燧ヶ岳。
湿原の花はコバイケイソウ、カキツバタなどが見頃。
他にはレンゲツツジが終盤。
このままだと尾瀬ヶ原を一周してしまいそうなので、適当な所でUターン。
植物研究見本園や湿原の花々を楽しみながら登山口へと向かう。
ニッコウキスゲはやっと咲き始め。
ツルコケモモ。
トキソウ、他にはサワランなど。
登山口(7:46)。これより登山道となるが、現在は植生保護のために登り専用の一方通行。
いきなりの急登が続く。
たおやかな山容に似合わず、意外と急峻な至仏山。
もっさもっさのタニウツギがきれい。
やがて前方が開けてくると間もなく森林限界となる。
登山道足元に咲くアカモノ。
蛇紋岩の岩稜を青空に向かってひたすら登る。
真夏の日差しは流石に強いけど、空気が乾燥して吹き抜ける風がとても爽やか。
で、気分が良いので振り返っちゃおう。
今日は人が多いね・・・と、前方に目をやると、BS花の百名山撮影隊との遭遇。
相方さんは7日のアヤメ平に続いて2度目のバッタリだとか。
白髭の尾瀬ガイドさんとは10日前の笠ヶ岳~至仏でもお会いしているので今日で3度目だって(笑)
記念写真にも快く応じて頂いたので、その時の様子は相方さんのブログで。
岩稜帯の鎖場は数か所。
滑りやすい蛇紋岩であるが、濡れてさえいなければ鎖に頼らなくても問題ない。
ガシガシと登って行こう。
そして、また振り返る(笑)
尾瀬ヶ原を俯瞰するこのアングル、やっぱり絶景ですな。
登山道は渋滞ちう・・・ペースものんびり(^^)v
楽しみは山頂に至るまで延々と続く雲上のお花畑。
ジヨウシュウアズマギク。
そんな中で特に存在感をアピールしていたユキワリソウ。
小さくてかわいい花です。
鼻を近づけると良い香りがするタカネバラは終盤。
やがて空が近づいて・・・
展望が開けてくると、雄大な周囲の山々が姿を現す。
景色に見惚れて落差のある木段を踏み外さない様に要注意。
噂に違わぬ見事な高天ヶ原のお花畑。
ホソバツメクサ、タカネシオガマ、イブキジャコウソウのトリオ。
ホソバヒナウスユキソとホソバツメクサ。
ハクサンイチゲも待っていてくれた♪
清楚な雰囲気のイワイチョウ。
シナノキンバイ。
そしてチングルマ。
他にも撮りきれなかった花やピンボケ没画像が多数。
そこんとこは相方さんにお任せします(;^ω^)
花撮りスクワットが忙しく予定よりも時間を要したが、漸く山頂へと到着。
尾瀬ヶ原も随分遠くになったね。
今回撮影した画像は230枚超、とても選別しきれないので後編へと続きます。
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