私が初めて田代山に登ったは山歩きを始めて間もない頃で、かれこれ11年も前の事である。
ガイドブックに紹介されていたお花畑広がる山頂湿原に憧れて訪れた。
で、その時のスタイルと言えば綿のTシャツにチノパン、足元は普通のスニーカー。
山頂到着時は上半身汗と雨でびしょ濡れ、おまけに下山時に靴のソールが剥がれてしまうと言うエピソード付き(笑)
2度目は5年前の6月にオサバグサ目当で、猿倉登山口から田代山~帝釈山のピストンだった。
さあ、5年ぶりの田代山。
今年で3年連続と言う高層湿原大好きな同行者と共に猿倉登山口からのスタート。
まずは沢沿いのラショウモンカズラロードを緩やかに登る。
朝日を浴びて元気いっぱい。
続いて急登続きの樹林帯。
頭上にはベニサラサドウダン、ややピーク過ぎ。足元にはゴゼンタチバナやミツバオウレンなど。
う~ん、コウシンソウ撮影の後遺症だろうか?ピントが合わないよ(;^ω^)
単独では絶対気づかないオオバスノキの花。
そんな花々を愛でながら歩いていると漸く前方が開けてきた。
登山口から1時間余りで小田代に到着。
山頂まではもう一息。
その小田代ではチングルマ、ヒメシャクナゲ、タテヤマリンドウ、ワタスゲなどが見頃。
これで一気にテンションアップ~♪
山頂を目前にして足が止まっちゃったよ(笑)
やがて展望が開けて・・・日光連山などの眺望。
天国への木道。
振り返って・・・
そして遂に雲上の楽園、田代山の山頂部に到着。
前方にはまだ雪の残る会津駒ヶ岳。
山頂は一面の高層湿原。
絶景を前に、同行者も上機嫌(*^^)v
湿原のお花畑には・・・
チングルマやイワカガミ、ヒメシャクナゲ、タテヤマリンドウなどが今が盛りと咲き乱れ。
更に歩を進めると、そこに待っていたのはワタスゲ☆パラダイス。
ひとこと、言わせてくれ・・・
本当だね~♪
去年の会津駒も凄かったけど、今年の田代山はそれ以上じゃないのかな?
こうなると、もう笑うしかありません(^^)v
ぽわぽわのワタスゲに包まれてお得意の寝転びタイムスタート。
それにしても、めっちゃ幸せそうやね(笑)
貸し切り状態の湿原でワタスゲ☆パラダイスを堪能しました。
最後はチングルマロードを抜けて弘法大使堂(避難小屋)方面へ。
トイレ休憩後、次なる目的地はオサバグサロードが続く帝釈山。
CT片道約1時間半の道程。
そのオサバグサは5年前比べると、全体的にやや寂しい感じ。
登山道鞍部に残雪少々と泥濘あり。
花はミヤマカタバミ、ミツバオウレン、ムラサキヤシオ、咲残りのアズマシャクナゲなど多数。
ちょっとした岩場を越えて帝釈山への最後の登り。
田代山からの稜線を振り返って。
帝釈山(2060m)山頂。
山頂から燧ヶ岳の眺め。
レンズに黒い点々?・・・これはシミではなくて虫の大群が写りこんだもの。
我々は次なるミッションを達成させるべく、馬坂峠登山口に向かって一気の下り。
走れ~♪走れ~♪
CT40分のところを半分の20分で到着。
同行者も5分後に無事到着。
わざわざ馬坂峠登山口まで来た理由は、オサバグサ祭り期間中に先着1200名に贈呈されるバッジをgetする事。
8時~12時まで、桧枝岐村の職員さんが配ってます。
さあ、息を整えての辛い登り返し。
オサバグサの群落・・・やっぱり今年は少ない。
不安定な梅雨時の天気の為に帝釈山から田代山の安全地帯へと急ぎます。
避難小屋には雨宿りするハイカーで大混雑。
私たちも中に入ってランチタイム。
雨が上がったタイミングを見計らって下山開始。
のんびりとコースを2周くらいしたいところだが、こんな日はそうも行きません。
次なる雨雲が湧いてくる前に下山しましょう。あれ?指が・・・(^^;)
泥だらけになったスパッツやレインウェアを沢で洗濯。
ついでに顔を洗ってさっぱり。
●猿倉登山口~田代山~帝釈山~馬坂峠登山口~帝釈山~田代山~猿倉登山口
もしも天国があるならこんな景色?ってくらいの、ぽわぽわのワタスゲ広がる田代山。
帝釈山では登山口まで下りて期間限定のオサバグサバッジをget。
本日も無事にミッションコンプリート!
お疲れ様でした~♪
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