スカイツリーと同じ高さ(634m)の坂戸山。
老若男女、地元の人は散歩感覚で歩いていたが、標高差470mの登りは決して楽ではなかった。
社(やしろ)のある山頂の日陰では多くのハイカーがランチ休憩中。
私たちも腰を下ろして休みたいところだが、その前に上越国境の山々や魚沼盆地の眺望GETが最優先。
ど~んと尾根続きの金城山、右奥に谷川岳方面。
緩やかに蛇行する雪解け水豊富な魚野川と南魚沼の田園風景。
つい2週間前までは一面の雪景色だったとか。季節の移ろいを感じられるのも山歩きの良いところ。
美味しいお米が作れそうだね。
混雑する山頂を後に小城~大城までの稜線散歩。
そこに待っていたのは素敵なタムシバロード。
純白の花は青空が良く似合う。
そのタムシバと八海山。
ユキグニミツバツツジと八海山。
稜線から社の見える山頂方面を振り返る。
これだけの花と展望があれば先に進まないのは想定内(^^;)
タムシバのアップ。
嗅いでみると甘い匂いがする・・・そうだ。
足元には可愛らしいイワナシ。
イワウチワも少しだけ残っていました。
大城跡に到着。(登山道はここでどん詰まり)
山桜越しの展望、中央に苗場山。
こちらは仙ノ倉山、平標山方面でしょうか。
地図を広げての山座同定も楽しい一時。
八海山、中ノ岳、越後駒などお馴染の越後三山。
遠くには守門岳も見えているが、ヒメサユリの季節に思いを馳せているのでしょうか?
青空と残雪の峰々を背にしてニッコリ記念写真(^^)v
空もウェアも爽やかリンゴBLUE・・・(笑)
山頂に戻る途中、木陰でのランチタイム。
花の稜線を戻って山頂へ。
ユキグニミツバツツジを見るのは初めてであるが、その美しさを言葉で表現するのは難しい。
かと言って、自分のセンスでは写真での描写力も低い。
色は濃いピンク、又は薄紫色で、どちらかと言えばムラサキヤシオに近いだろうか?
葉裏の主脈の基部に毛があり、葉柄に毛が無いのが特徴とのこと。
で、オラは頭に毛がない・・・(^^;)
カタクリ越しに残雪の山。
アングルはイマイチだけど、この機会に撮りたかった1枚。
下山は薬師尾根コースから麓までダイブするような気分で。
日当たりの良いこちらには残雪もなく、登山道は階段状に良く整備されている。
花は山頂部と同じくユキグニミツバツツジ、タムシバなどが見頃。
少し前まで咲いていたカタクリやイワウチワは終わっているが、足元にはその他の花がチラホラと。
色の濃いピカピカのイワナシ。
今春になってお初のオオイワカガミ。
他のと比べて大きいと噂のイワウチワが辛うじて残っていた。
確かにでかい!(笑)
こちらは・・・オオバスノキ(大葉酢の木)。
花撮り娘が赤い縞模様と先っちょクルンが可愛い~♪と言っていたので真似して撮影。
大好きな花に囲まれ絶景を満喫した初の坂戸山。
もぉ、最高でした\(^o^)/
下山後は車で移動して南魚沼のもう一つの花名山・六万騎山へ。
こちらもカタクリ、イワウチワ、コシノコバイモなどが多く見られる全山花の山。
標高321mの山頂には六万騎城跡があり、山麓からハイキングコースが整備されている。
名前の由来は六万の騎兵を収容することができると敵に思わせるためだとか。
また、眼下には魚沼盆地を眺望することが出来る。
さすがにもう花時期は過ぎていたが、来年の為の下見という事で約1時間の周回コース散策。
次回は愛しの君(コシノコバイモ)に会ってみたい。
現在足元に見られるのはフデリンドウ、イカリソウ、スミレなど。
花の適期は4月中旬ごろか?
おっと、そこのお客さん!
鐘は鳴らすもので被るものじゃないですよ~(笑)
山頂からの眺望。
右手前から先ほど歩いた坂戸山、金城山、巻機山。
花三昧、そして遠くに見える雪山の眺望・・・新潟の山旅に大満足で帰路に就く!
3月下旬の角田山から今回の坂戸山と六万騎山、お気に入りに登録決定~♪
こうしてまた、来春も新潟目指してハンドルを握るのでしょうか?
めでたし、めでたし(^^)v
さあ、遠征費捻出の為にまた明日から真面目に働こう。
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