今シーズン最後の雪山を楽しもう♪・・・そう意気込んで福島県西郷村の赤面山へ。
登山口は栃木県那須町との県境にあり、家からは車で約1時間半ほどの距離。
序盤はスキー場跡のゲレンデに沿ってリフト2本分を登って行く。
白河高原スキー場(旧赤面山スキー場)と言えば、30数年前の青春時代に何度か訪れた思い出の場所。
いやいや、スキーDEデートなんて甘~い思い出は記憶にございませんよ(;^ω^)
当時はホントに硬派でしたから・・・(笑)
ゲレンデ歩きに飽きたならば、時々コースを逸れて森の中を彷徨うのも宜しい。
途中で山スキーの単独男性に追い抜かれる。
シールを貼ったスキー板で急傾斜のゲレンデをガシガシと登って行く。
これはラッキー、トレースとして有難く使わせて頂こう。
後方には体調イマイチな相方さんの姿。
ゆっくり歩いている心算だけど、距離がどんどん離れて行っちゃう(;^ω^)
今日の天気は1日中曇り予報、所により時々小雨?
晴れていれば眺望の良いコースであるが、生憎のガスガスで視界不良となる悪条件。
途中からみぞれ降り出すも、風は弱く気温やや高し。
場合によってはリフト終点からの退散も考えたが、動かないリフトに乗って遊んでいるうちに元気が出た。
一時は那須・平成の森に移動してスノーシューでもやろうか?
なんて話もしていたけどね。
森の中に入るといつもの弾けっぷりが発揮され完全復活~(^^)v
静かで雰囲気のあるブナの森に入った事で、心身ともに癒されたのであろう。
この調子で山頂まで行きましょう~♪
で、君は妖精かい?それとも幻を見ているとでも言うの?(笑)
やがて森はブナからダケカンバへと変わる。
本物の妖精が現れても不思議でないくらいの素敵な樹林帯。
やっぱり幻覚か?
先行していた山スキーの男性が下りて来て、もう少しで山頂だよと励まされる。
周りを見渡すと木々の枝には霧氷がついていた。
晴れていれば、さぞ美しいであろうに・・・残念。
灌木帯を過ぎ稜線に出るとようやく山頂直下。
ずっと山スキーヤーのトレースを追ってきたが、それも見失ってしまうほど真っ白な世界。
プチ・ホワイトアウトの瞬間(*_*)
山頂(標高1,701m)到着時には風も強くなってきたので証拠写真だけ撮って即退散。
楽しみにしていた那須連峰その他の眺望はお預け。
晴れていれば360度の大パノラマであるが、今回は心の目でしかと感じてきた。
顔は笑っているが内心ドキドキ・・・。
こちらは余裕のポーズ?
ブナの森の安全地帯に戻って静かなランチタイム。
ゲレンデ跡の斜面ではキャーキャー叫びながらシリセードで楽しく下山。
あっという間に登山口に到着(^^)v
何はともあれ、無事下山・・・終わり良ければ全て良し。
これにてしゅーりょー!(笑)
タイトルのホワイトアウトは大袈裟であるが、風も弱く静かな森歩きとスキー場跡での雪遊びが楽しめた。
思ったよりも雪が締まっていたので軽アイゼンのみで通し、念の為に持参したワカンは使わず仕舞い。
で、ここだけの話、太腿までの踏み抜きが2度・・・(^^;)
雄大な展望こそ頂けなかったが、今シーズン最後のスノーハイクとしては十分満足できた。
【コース】
駐車スペース(8:00)~第2リフト跡(9:39)~赤面山(10:45)~駐車スペース着(12:10)
3月8日(日) とんでもないコンビ
さあ、いよいよ次からは花追いモードにシフトチェンジしよう!
※早々にコメントを頂いた皆様、未完のままのレポUPでしたが漸く完成。
一部画像の追加等、再編集しました。(3月10日)
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