お互いに衝動買いして偶然にもお揃いとなったエキスパートオブジャパンのワカン。
誰かから「何を企んでいるのやら(笑)」と突っ込みを食らったが、遂にワカンデビューの日がやって来ました。
この日は強い冬型の気圧配置となり標高の高い山は大荒れとなる予報。
今回はいくつかの候補の中から、風の影響が少ないと思われる奥日光の森の中を歩くことにした。
●2月1日(日)
●湯元~蓼の湖~石楠花平~金精の森~湯元
●行動時間 約4時間
湯元スタート時は青空も覗くまずまずのお天気で気分はイケイケ。
ド派手なピンクのジャケットがお似合いの、なんたって永遠の28歳(*^^)v
湯元源泉のところで少々手間取りながらも初のワカン装着。
目的地へ向かって颯爽と、いざ行かん。
まずは冬期閉鎖中の金精道路までの急斜面を登る。
ワカンを履いた感触は軽くてgoodであったが、急登箇所では少々苦戦。
トレースが有れば歩きやすいが、それ以外のラッセルは膝下までの沈み込み。
まあ、こんなものか。
金精道路を横断し、誘導の青リボンに沿った冬道コースを下る。
静かな森の中、新雪・深雪のパフパフ歩きが気持ち良い。
※photo chikoやん
一旦は登り返して・・・
その先に、冬の積雪期限定で立ち入ることが出来ると言う氷結した蓼の湖。
前方にどっしりと聳える温泉ヶ岳。
それらを背景にワカンデビューを祝しての記念写真。
お揃い・・・実はワカン以外にもおソロがあるのですが、皆さんはお分かりでしょうか?
ヒントはこの記事の画像の中に沢山登場しています(笑)
今のところ、天気は思ったよりも穏やか。
折角なので湖の対岸まで足を延ばしましょう。
と、その前に気持ちに余裕があれば当然遊ぶ(笑)
遊ぶ・・・(笑)
そして食らう・・・(笑)
こんな事して過ごしていると傍らを団体さんが通過。
この森を抜けると小峠経由で刈込・切込湖方面へのコース。
さあ、それでは我々も次の目的地へと向かいましょう。
苔とツララ、かわいい~っ♪
途中の急斜面で遊び始める相方さん。
滑る・・・って、あれ?止まっちゃった(;^ω^)
やっぱりヒップソリが必要ですね(笑)
一旦金精道路に戻り、雪に埋もれた閉鎖中の車道を歩く。
その途中、湯元温泉街と氷結した湯ノ湖を望む。
ラッセル、ラッセル・・・頑張りました(;^ω^)
風の通り道には美しい風紋。
石楠花平から樹間越しに湯ノ湖方面。
更に先へと進めば金精山を望むポイントに出るが、いつの間にか天気が怪しくなりそれは期待できず。
不穏な気配に心が揺れた。
では、こちらから金精の森コースへと入りましょう。
コースは青リボン緑のリボンが誘導。
ツアー客など多くのハイカーで賑わう金精の森。
この日1番の人気コース。
道を譲りながら氷柱など撮影。
こちらのポイントからは歩く人の少ない赤リボンのコースへと向かう。
美しいダケカンバ林を歩く。
緩やかな登りが続くが、思いも寄らぬラッセルに難儀してお遊びの余裕なし。
歩いては立ち止まり息を整える、の繰り返し・・・(;^ω^)
やがて金精道路が間近に見える地点に辿り着いたところで猛吹雪に見舞われる。
次のポイントから金精の森を一周する予定だったがここで断念。
体感温度も低くなってきたので、これ以上のラッセルで体力消耗するのは無謀な行為。
何よりも安全を優先し、来た道を高速で戻るスパルタンおやぢ(笑)
嗚呼、冷たくなった頬が痛い(>_<)
楽しみにしていたランチは車中となったが、二人とも無事に戻れたことで漸く安堵。
その後、現在湯元で開催中の氷の彫刻も鑑賞する事なく奥日光を逃げるように脱出。
戦場ヶ原通過時は猛烈な地吹雪。
いろは坂を下りると、すっかり晴れていたってさ(^^;)
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