12月某日、群馬県桐生市にある鳴神山に行って来ました。
先週の赤城山に続いて2週連続での遠征。
鳴神山は桐生岳、仁田山岳からなる双耳峰で、古くから山岳信仰の対象とされ、山頂直下には雷神岳神社が鎮座する。
また、春にはカッコソウ、ナルカミスミレ、ヤシオツツジなど花の名山としても知られる。
山頂(桐生岳)からは360度の大展望が期待できると言う。
幾つかある登山コースの中で、今回は駒形登山口から赤柴登山口への周回コースを歩く事にした。
CTは山頂まで1時間30分、周回で3時間程でしょうか。
最初は工事用の車道、林道を経て杉林の中のハイキングコースへ。
初めての鳴神山で多少の不安があったが、運良く前方に先行者が一人。
鳴神山LOVEなこの方、数日前にも同コースを歩いたばかりだとか。
旅は道連れ?これ幸いと、付かず離れず後を追わせて頂くことに・・・(笑)
石ゴロの沢沿いの登山道。
両側から大きな岩がせり出した第一石門と言われるポイント、でしょうか?
薄暗い杉林が終わると冬枯れの明るい落葉樹の森へ。
ガサゴソと落ち葉を蹴散らながら歩くのは実に爽快である。
数日前に来た時はこの辺りから積雪があったとの事。
2日前の雨と前日に気温が上がったことですっかり溶けてしまった様だ 。
前方に現れた大岩は第二石門でしょうか?
登山道は全体を通してとても良く整備されている印象。
で、突然寄り道して楽しそうに遊ぶ先行者(笑)
キーンとした冷気の中を歩いて来たが、肩の広場までは結構な急坂で体が汗ばむほど。
が、少しでも立ち止まるとたちまち冷えてくる。
山頂直下の雷神岳神社。
マフラーをしたニホンオオカミの狛犬。
他の方のブログで見た事あるある・・・(^^)v
神社の鳥居を潜って鳴神山(桐生岳)直下の急斜面を登る。
トラロープなどが設置されているが、足場がしっかりしているので使わなくても問題なし。
積雪があると厄介かな?
標高980m、大展望の鳴神山(桐生岳)に初登頂。
記念にシャッターを押してもらう青い人。
この日の眺望はまずまずであったが、寒波襲来により北方面は雪雲に覆われていた。
袈裟丸山と皇海山方面。
山並みの向こうに筑波山。
その他、富士山や妙義山もバッチリ。
残念だったのは谷川連峰、浅間山、日光連山などが雲の中で見えなかったこと。
さて、ランチタイム。
吹きさらしの山頂は寒いのでお手軽に焼そばパン一つだけ('◇')ゞ
それでは余りにも可愛そうと、桐生名物栗まんじゅうをお裾分けして頂く。
たっぷり詰まった粒あんがめっちゃ美味い!
帰りにわざわざ店まで行き、お土産に買ったのは言うまでもない。
体が冷えないうちに撤収。
もう一つの山頂、仁田山岳を経由。
第一展望台から望む先週登頂を果たした赤城山。
今日は雲もなく良く晴れている様子。
この冬に再訪することがあるのでしょうか?
続いて第二展望台。
駒形登山口からの往路は風を感じなかったが、北へと向かう椚田峠までの尾根筋は風の通り道?
冷たい北風をまともに受けるので頬や耳たぶが痛くなるほど。
カッコソウ保護地の看板があったのは、肩の広場とこちらの椚田峠付近。
花の時期にでも再訪してみましょう。
今回鳴神山に来た目的は山頂からの眺望と、もう一つ・・・。
それは冬の花とも称されるシモバシラの霜柱。
でっかいのから小っちゃいのまで、霜の花は突如として現れた。
1度、見たかったんだよね。
もう消えてしまったかと思われたが、ラッキーでした(^_^)v
一人だと気づかずに通り過ぎていたかも知れない。
先行者さん、今日はありがとう~♪
【コース】
駒形登山口(7:40)~肩の広場~桐生岳~仁田山岳~椚田峠~赤柴登山口~林道赤柴線~駒形登山口(10:55)
行動時間、約3時間15分
栗まんじゅう、つい食べ過ぎて現在胸焼け中・・・( ̄3 ̄)=3 げぷぅ
※追記 栗まんじゅうは30分待ちと言われたので、カステラまんじゅうを買いました。
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