行道山から両崖山~織姫神社(前編)からの続き。


車道から離れ、良く整備された両崖山への尾根道を歩くと見晴らしの良い露岩のピークに出る。


前方に目指す両崖山や端正な姿の天狗山も確認できた。



 


 


 


 眼下には北関東自動車道が通り抜ける。


この辺りから軽装で歩く観光客や他のハイカーらと挨拶を交わす機会が増えてきた。


両崖山エリアだけに絞れば散歩気分で気軽に楽しめそう。



 


 


 


 その後も幾度かのアップダウンを繰り返し、一旦車道を横切り山道へと入る。


階段状の道を登り下りして行くと、地元では「おと坂」と呼ばれている念仏地蔵尊のある分岐に着く。



 


 


 


念仏地蔵尊(お地蔵さん)。 



 


 


 


 ここを左折して9000㎡の規模を誇るカタクリ群生地にプチ寄り道。



 


 


 


 ロープで囲われた林床には間もなく見頃を迎えるであろうカタクリがびっしり。


 


 


 


 


分岐に戻り再び両崖山への広い階段状の登山道を辿る。


振り返れば遥か後方に行道山剣ヶ峰の雄姿・・・下りコースとは言え随分歩いて来たもんだ。


 


 


 


 


 鞍部からはいよいよ両崖山への最後の登り。


尾根上には間もなく開花するであろうヤマツツジの赤い蕾が今にも弾けそう。



 


 


 


 かつての山城跡、御嶽神社のある両崖山に到着。


山頂ではハイカーや散歩に訪れた地元の方が夫々休憩中。



 


 


 


昼食には少し早いのでセルフ撮り&小休止して山頂を後にする。 


「さて、これからどうする。天狗山まで行くか?」


・・・と自問自答するも、今回はこれ以上欲張らずに次回の楽しみに取っておこう。



 


 


 


 城跡から下っていくと、ベンチや展望台が設置されたビューポイントがありその都度立ち止まる。



 


 


 


 足利市街地の後方に見えるのは、昨年歩いた大小山~大坊山でしょうか?



 


 


 


 織姫神社に向かって眺めの良い尾根道を緩やかに下る。



 


 


 


 行道山側と違って岩混じりの道が特徴的。


岩の上を歩いても良し、巻いても良し、気分次第でご自由にどうぞ・・・ってな具合(笑)



 


 


 


 こちらのピークからは梅の名所として知られる西渓園(写真右の谷間)を俯瞰。



 


 


 


園内へと通じている道もあったが、既に見頃を過ぎている様だったので今回はスルー。


実は10年以上も前にカミさんとドライブで訪れた事がある思い出の地。



 


 


 


 さて、時計を見れば正午近く。


市街地や渡良瀬川が望めるこちらの展望台にてランチタイムとしよう。


織姫公園も近く、市民の憩いの場と言った雰囲気。



 


 


 


 その後、桜咲く(ソメイヨシノではない)公園内を一気に下る。



 


 


 


 織姫神社に立ち寄り無事下山の御礼と子供たちの良縁を祈願。


街中を通り抜け、出発地の太平記館観光無料Pに戻ったところで漸くフィニッシュ!


お土産に足利銘菓の「古印最中」と「万葉の里足鏡」2点を購入し帰路につく。



 


 


 


 【まとめ】


県南の山旅2日目も穏かな晴天に恵まれて楽しく歩く事ができた。


今年で2年連続・・・いや、よくよく振り返って見ると3年連続だった(笑)


1年目は日帰りで大小山と三毳山カタクリの里。


県南にはまだまだ気になる山が幾つもあるが、今回で一応の区切りを付けたいと思う。


ホテル道の駅車中泊は年齢的にもちょっときつくなって来たので・・・(;^ω^)


もっとも、どなたか泊めて頂けると言うのならば断る理由はありません。


その時は名草からのロング縦走でもやろうか?



 


 【コース】


足利学校東バス停(8:21)~行道山バス停(8:40)~行道山浄因寺~涅槃台~石尊山見晴台(9:34)


~剣ヶ峰~大岩毘沙門天~両崖山(11:16)~織姫神社(12:15)~太平記館無料駐車場。