1月18日早朝、早起きして2010年1月24日以来2度目の雲竜渓谷へと向かった。
話は逸れるが、この時のログは某webサイトで紹介されて過去最高のアクセス数となった思い出がある。
Q造さん元気かな?(笑)
さて、レポートへと戻りましょう。
日光東照宮入り口手前を右折し稲荷川沿いの道路を進む事数キロ、適当な空スペースに駐車して歩き出す。
休日とあって車止めゲート手前の駐車地は午前6時過ぎには既に満車。
それを予想して随分手前に駐車して10数分ほど余計に歩く。
さてその林道歩きであるが序盤は全く雪なし、途中から日陰のみアイスバーン状態の積雪あり。
こんな時は凍結した真ん中を避けて出来るだけ端っこを歩く。
途中で日の出を迎え、ほんのりとオレンジ色に染まる赤薙山を正面に捉える。
空も雲一つない青空で絶好のスノーハイク日和。
実に楽しい気分~(^^♪
長い林道歩きの中間地点、稲荷川展望台から望む女峰山(前女峰)~赤薙山。
この先は断続的な圧雪路となる。
洞門岩分岐からは沢コースと尾根(林道)コースに分かれる。
沢コースへ向かう人はここでアイゼンを装着。
状況によってはヘルメット、ダブルストックも必要か。
自分も様子見に沢へと降りて渡渉ポイントを確認したが、思った以上に川幅があり難儀しそう。
雲竜渓谷に辿り着く前にドボンは嫌なので無難に尾根コースを辿る。
今回は時間測定を忘れたが、ゲートから約2時間弱程で雲竜渓谷入り口に到着しただろうか?
ここで軽アイゼンを装着し渓谷へと降り立つ。
トレースが明瞭なので渡渉するのはそう難しくない。
今回で2度目とあって初めて来た時の感動こそないが、まるで別世界の様な美しく迫力ある光景に少し興奮。
友知らずの氷壁を通過しながら夢中でシャッターを切る。
友知らずを振り返り逆光気味に撮影。
更に渓谷の奥地へと足を進める。
何となく渡渉が容易で以前よりも歩きやすくなった感じ?
今年は厳しい寒さが続いていたので発達した氷瀑、氷柱に期待していたが・・・?
やや期待外れではあるが、近年はこんなものか。
それでも下界では決して見ることの出来ない大自然が造り出す氷のアートに目が釘付け。
ここに辿り着いた者だけが見ることのできるファンタジック・ワールド。
日の当たる場所では氷柱の崩壊が目立ち近寄る事は大変危険。
撮影している時も直ぐそばでガラガラと崩れ落ちる音が・・・!
こちらは毎年登攀訓練が行われる雲竜瀑、先客のクライマーさんもその小規模な氷瀑に落胆していた。
これでは登れないと・・・。
それでも折角来たのだからとピッケルを取り出して、崖を高巻きながら滝壺へと近づいて行った。
この先は軽アイゼンではちょっと厳しい。
さて、私は大人しく戻る事にしよう・・・リンゴ危うきに近寄らず(笑)
と言いながら、ぎりぎり氷柱の裏側まで近づいた(;'∀')
それにしてもスタート時に駐車場が満車だった割にはハイカーが少ない。
途中で数人追い抜いたが自分が到着したのは3番目。
まだ準備中の人が多かったのだろうか?
氷の惑星から帰還しよとした時に漸く他のハイカーらがぞくぞくと到着。
やっぱり人物を入れると氷の世界の巨大さが表現できる。
ハイカーが多く入る前にゆっくり撮影できて自分としては満足。
最後にこの素晴らしい光景を目に焼き付けて・・・
マタ クル ヒマデ イザ サラバ・・・!
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