昨日入手したばかりの「栃木の山150」を参考に日光市の滝尾古道を歩いて来た。


欲を言えば年末山行としてガッツリ歩きたい所だが、出足が遅く手軽に散策できる場所として選んだ。


道の駅「湧水の郷しおや」付近から望む日光連山、冠雪した冬の峰々は驚くほど雄大である。



 


 


 


 スタートは神橋交差点近くにある大谷川沿いの無料駐車場からとした。



 


 


 


 ガイドブックでは神橋を左に見て国道を渡り、本宮神社の石段を登るとあったが早々に間違えてしまった。



 


 


 


 稲荷川沿いの道を外れて直ぐに軌道修正、苔むした石積みが残る古道へと入る。



 


 


 


道の傍らを流れる木陰の水路では、凍てつく寒さを証明するかのようなしぶき氷が随所に見られた。



 


 


 


 開山堂から最奥部の滝尾神社までは、静けさの中の石畳が遥かに続いていると言う。



 


 


 


 



 


 


 


歴史を感じる古の道と言った趣で、途中には名所旧跡が多く点在する。



 


 


 


 白糸ノ滝は天狗沢にかかる名瀑で高さ10m、弘法大師修行の場と伝えられる。



 


 


 


 滝尾神社到着、有名な運試しの鳥居。


案内板に従って小石を三つ投げてみたが、相変わらずのノーコンで全く入らず(^_^;)



 


 


 


滝尾神社は820年(弘仁11)、弘法大師の創建。


 本殿は平成26年3月末まで保存修理工事中。



 


 


 


滝尾神社から一旦石畳の道を戻り分岐を右へ。



 


 


 


 石段を登ると行者堂へと出る。


ここから女峰山への道標あり・・・いつか歩きたい。



 


 


 


 樹齢500年を越すと言う杉の大木に囲まれた石段を下り二荒山神社方面へ。



 


 


 


 



 


 


 


 ガイドブックでは二荒山神社入り口から右へ進み、更に国道120号に出るコースを紹介している。


最終的には含満ヶ淵まで行く事になるが今回はパス。



 


 


 


 久し振りに東照宮の参道を散策しながら駐車場へと戻る事にした。


五重の塔(裏側)。



 


 


 


東照宮入り口。 


 


 


 


 


 日光開山の祖、勝道上人之像。



 


 


 


 最後は日光市内を流れる大谷川から望む日光連山を目に焼き付けて帰路に就く。


左から男体山、大真名子山、女峰山、赤薙山。



 


 


 


ズームで・・・。 



 


 


 


言葉に表せないほどの美しさ。



 


 


 


【コース】


駐車場~開山堂~白糸ノ滝~滝尾神社~分岐~行者堂~二荒山神社脇~東照宮参道~駐車場。


 合計距離約5.02km、1時間35分。


 


 


僅か2時間余りの軽い散策だったが、歴史を感じながらの静かなる古道歩きが堪能できた。