のっけから怪しげなタイトルはさて置いて、麓の街から御亭山までの往復距離約15kmを尾根伝いに歩いて来た。


御亭山は山頂付近まで車道が通っているので手軽に大展望を楽しむ事ができる人気スポット。


これまでも2~3度林道を歩いて訪れているが、麓から歩いて山頂に立てないものかと情報を収集。


ネット情報は極端に少なかったが、数少ない記録の中の一つを参考に実行に移す。


大田原市田町十字路(旧黒羽町)近くにある「黒羽たまち蔵屋敷」の駐車所をお借りして出発(8:38)。


登山口付近にも空きスペースはあったが、駐車できるかどうかは未確認(私有地の可能性あり)。



 


 


 


初めは車の通りに気をつけながら街中を歩き松葉川に架かる下高橋を渡る。



 


 


 


橋を渡り切って右折、間もなく左へ御亭山登山口の案内。



 


 


 


順調に登山口に取り付く(8:48)。



 


 


 


愛宕神社の鳥居を潜り、長い石段を登る。



 


 


 


情報によると365段もあるとか?



 


 


 


登り切ると御亭山まであと6kmの標識。



 


 


 


最初の小ピーク愛宕山山頂(8:55)。



 


 


 


左奥にひっそりと佇む社殿。



 


 


 


次の小ピーク飯綱山(9:02)。



 


 


 


このコースは古くから歩かれている様で踏み跡やリボン、道標などが意外にもしっかりしている。


実は多少の不安があったがこれなら大丈夫。



 


 


 


昔から林業が盛んな地区だけに登山道と言うよりも作業道のような雰囲気。


その分怪しげな分岐が多数あるので、最低限の地図読みは必要か?


思ったよりも藪は少ない。



 


 


 


岡沢ボッチ、いくつかの小ピークを超えて行くが標高差が少ないので余り疲れない。


足取りは快調。



 


 


 


岡沢の頭、御亭山まで3kmの地点。



 


 


 


八塩沢の頭、あと2kmのポイント(9:49)。



 


 


 


一旦車道に出て、残り1kmの地点で再び山中へ。


無理に山に入る必要も無いが、やはりゴールは尾根からとしたい(笑)



 


 


 


最後の急登を経て御亭山希望ヶ峰に到着(10:01)。


今日は残念ながら雲が多いが、晴れていれば日光連山、高原山、那須連峰など栃木の名峰が一望できる。



 


 


 


こちらは御亭山の最高峰512.9mの幸ノ峰(10:05)。



 


 


 


山頂からは360度の大展望、珍しく雪を被った八溝山を望む。



 


 


 


さて、ここで山頂シェーを撮影しようと思ったら先客のカップルがベンチでイチャついていた。


歳は自分よりも遥かに上?で60代後半~70代と見られる。


人前で前から後ろから抱きついて熱い抱擁を繰り返す。


邪魔をしようと思った訳では無いが隣のベンチに座って小休止。


パンを食べながら様子を見るが、全く気にせずイチャイチャベタベタをやめない。


こっちが恥ずかしくなってセルフ撮りもせずに退散を決めた(^_^;)



 


 


 


どさくさに紛れて山頂の下でやったけど・・・(笑)



 


 


 


復路は途中まで来た道を戻る。



 


 


 


愛宕山への分岐からは別コースを選択。



 


 


 


県立黒羽高校の裏手に飛び出る。



 


 


 


狭い路地を通り抜けて旧黒羽町の中心街へ。



 


 


 


特に道迷いも無く順調に駐車場着(11:26)。



 


 


 


12月21日(土)、晴れのち曇り。 


【コース】8:38駐車場~8:55愛宕山~9:49八塩沢ノ頭~10:05御亭山(幸ノ峰)~11:26駐車場。


距離約15km、行動時間約2時間50分。


傾斜が緩やかなので、平地歩きと変わらぬ速度で歩けた。



 


全体的な印象として、9割ほどは植林地の中を歩く変化に乏しいコース。 


皆さんにおススメとは言えないが、プチ冒険心をくすぐる事ができて自己満足するには適している。


ご褒美の山頂からの大パノラマも最高。


条件が良ければ富士山が見える。


 人前で堂々とイチャついていた老カップルには閉口したが、大満足の山行となったのは言うまでもない。


 終わり良ければ全て良し(笑)