兄弟ブナを後に分岐を登り返して花瓶山山頂(692m)に到着。


山頂からは木々の間より八溝山などが望めます。



 


 


 


ここからは予定通り南へと続く大倉尾根を辿る。


写真は県境尾根との分岐に置かれた道標。



 


 


 


ガイドブックでは地形図とコンパスを使い、ルートを確認しながら歩くと紹介されている。


山登りのトレーニングには面白いエリアでしょうか。


自分の印象としては主尾根から外れない限りそれ程難しいとは感じなかった。


それでも植林帯などは特に不明瞭で、初心者や山歩きに不慣れな方は厳しいかも知れません。



 


 


 


大倉尾根の前半はカタクリの群落が西側斜面に広がる。



 


 


 


既に見頃は過ぎていたが、広葉樹の林床に敷き詰められた紫の絨毯は見応え充分であった。


写真では巧い具合に表現できないが、三毳山のカタクリ群生地が突然山中に出現!


ちょっとオーバーですが、そんな感じでしょうか(^_^;)



 


 


 


長い尾根歩きが終盤に近づくと久し振りに道標らしきものが出現。


如倉乗越・・・ここまで来ると先が見えてくる。



 


 


 


道標に従い向山を目指すとその尾根筋には・・・



 


 


 


イワウチワの塊・・・。



 


 


 


それほど広範囲な群落ではないが密集度が凄い!



 


 


 


綺麗なイワウチワとの遭遇に感動しながら歩を進めると、いつの間にか向山に着いていた(笑)


ここまで出会ったハイカーは2組のパーティで自分とは逆周りのルート。


この後でその理由が分かった。



 


 


 


 もうお終いと思っていた花園が向山から林道に降り立つ直前の尾根に突然現れた。


これまで見たことも無いほど広範囲に渡るイワウチワの大群落。



 


 


 


足の踏み場も無いというのはこれを言うのだろうか。


前後左右、どこを見ても花、花、花・・・


無我夢中でシャッターを切った!



 


 


 


嗚呼、なんて素晴らしい花のパラダイス・・・。


まるで夢を見ている様だ。



 


 


 


 



 


 


 


イワウチワの楽園を独り占め。



 


 


 


 



 


 


 


 



 


 


 


 



 


 


 


少々小振りで可憐なイワウチワ。


充分堪能できました。



 


事前に情報収集はしていたが、これほど大きな群生地があった事に驚愕。


花瓶山、聞きしに勝る素晴らしい花のパラダイスでした。


【コース】


うつぼ沢出合P~如来沢林道~花瓶沢土場~次郎ブナ~花瓶山


~大倉尾根~如倉乗越~向山~うつぼ沢出合P


ルートマップは前編を参照願います。