12月8日(土)に茨城県との境界線上にある焼森山、鶏足山を歩いて来た。


今回の登山口は栃木百名山ガイドブックを参考に茂木町下小貫からとした。


この時期の里山歩きとしては家を出たのが早く、日の出の6時45分頃には益子町を通り掛かっていた。


目的地までは60数キロ、途中でコンビニに寄っても約1時間半の道程。



 


 


 


登山口は焼森の里に続く林道で、ゲートの手前に5~6台分の駐車スペースがある。


7:20分頃、1番乗りで到着~(笑)



 


 


 


 


 


 


 


 


焼森登山道の道標に従いのんびり進みます。



 


 


 


途中林道から右に折れ、落葉した明るい雑木林の谷を進み尾根へと取り付く。



 


 


 


落ち葉の絨毯を踏みしめながらの爽快な朝の里山歩き。


この時点で風は微風、カサカサと自分の足音が響くのみ。



 


 


 


それほどのきつい傾斜も無く、あっという間に焼森山と鶏足山の分岐となる稜線上に到着。


今回は先に焼森山に寄る事にした。



 


 


 


稜線から望む焼森山。


向かって右側の斜面が崩落・・・と言うより伐採されいるのでしょうか?



 


 


 


振り返って鶏足山方面を望む。



 


 


 


座禅岩と書かれた岩場をトラバースして山頂へと向かう。


進行方向の右側が切れ落ちているので足元注意。



 


 


 


 



 


 


 


展望の良い焼森山ピーク(420m)。



 


 


 


雨巻山から仏頂山へと続く山並み、遠くは加波山や筑波山まで見渡せる。


この辺りから風が強く感じられるようになった。



 


 


 


山頂からの展望を楽しんだ後は再び稜線上の分岐へと戻り、開けた道を辿って鶏足山南峰へと向かう。


その途中にあった芳賀富士展望地からの眺め。


今日は快晴ではあるが、霞んでいるために遠望が利かない。



 


 


 


二等三角点が設置されている鶏足山南峰(430.5m)。



 


 


 


ここから富士山・・・は、残念ながら望めなかった。


少し条件が悪かった様ですね。



 


 


 


南峰から見晴台の道標に従い10分ほど進むと、展望抜群の鶏足山北峰に達する。



 


 


 


弘法大師と鶏足山の由来が書かれた看板。



 


 


 


見晴台と言うだけあって好展望の山頂だが、やはり遠望が利かず日光連山さえ確認出来ない。


冬型の気圧配置が強まり山沿いには雲が掛かっているのでしょう。



 


 


 


 



 


 


 


 山頂から北側に下って弘法大師が修行したと言われる護摩焚石へ。



 


 


 


 勇気を出して断崖絶壁となっているその先端へ近づく~((´・ω・`;))ブルブル・・・。



 


 


 


 ここで一旦は山頂へと戻ったが、鶏足山の名前の由来となった鶏石を見に行くのを忘れていた事に気付く。


再び護摩焚石に下りその先へと歩を進める。


並柳への分岐を過ぎて下ったところに突如として鶏石(道標あり)が現れた。


ガイドブックによると鶏冠状の岩がその名に由来するとなっている。



 


 


 


その後鶏足山北峰でおやつタイムとし、南峰へと戻った後は登山口を目指し下山するのみ。


ここまで要した時間はまだ1時間半余り。


トータル2時間で終わってしまっては、里山歩きと言えども流石に物足りない。


持参したガイドブックに記載された地図には鶏足山、焼森山のコースのみ。


そんな時に目に留まったのが赤澤下山口への道標。


同じコースを往復しても芸が無いし、事前にネットで周辺の地理は略インプット済み。


ならばと、ちょっくら寄り道してみましょうかね。



 


さて、この判断は正しかったのか否か?


続く。