毎日厳しい暑さが続いていますが、皆様は如何お過ごしでしょうか。
こんな時は3000m級のアルプスで、爽やかな涼風を受けながら花の稜線漫歩を楽しみたいものですね。
しかし正気か否か?こんな猛暑日に300m級の里山に登るドM物好きがいるとは・・・(笑)
那須烏山市大木須のオオムラサキ公園に駐車させてもらい、ここから歩き出しました。
公園内でオオムラサキが見られるのかと思ったら、そう言う訳ではないらしいですね。
大木須地区で国蝶が発見されたのに因んで設けた、イベント等を開催する場所としての公園なのでしょうか。
ここは小学校跡地でグラウンドが残されているだけでした。
松倉山登山口、下手すると見落としそうな年季の入った道標があります。
農家の軒先を遠慮がちに進みます。
怪しいオヤジと疑われたのか?しばらく放し飼いされた犬に後を追われました(^_^;)
最後の民家を通り過ぎると石碑と松倉山観音堂への道標が出てきます。
道標に従い狭い林道を進みましたが、ここから右に踏み跡があり登山道となっています。
どちらを歩いても観音堂の裏手で合流しますが、夏場は藪が煩そうで今回は無難に林道を選択しました。
県指定文化財の観音像を安置する観音堂に到着しました。
観音堂を過ぎてひと登りすると右手にひっそりと佇む石仏が目に入ります。
その左手前に山頂へ取り付く踏み跡があってトラロープが垂れ下がっています。
最初は気付かず直進してしまいました。
どちらにしても山頂への道があるので無問題ですが、目印のリボンを見落とさない様に注意が必要です。
山頂には一等三角点がありますが全く展望はありません。
ガイドブックによると秋から冬、春にかけては北から西にかけて展望が開けていると言います。
頂上で小休止しようと思いましたが、スズメバチに威嚇され逃げるように下山しました。
終止藪蚊やアブに追われるので夏場はお勧め出来きませんが・・・
何はともあれ松倉山は間違いなく栃木百名山でありました。
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