GWに突入してからの3日間、はっきり言って遊び過ぎ・・・早くも疲れ果ててしまった(^_^;)


今日から雨予報の数日間は良い休養となりそうだ。


さて、レポが遅れ気味だが、まずは初日(28日)の二股山から始めてみよう。


今回この山を選んだ理由は2つ。


1、数年前に同じ鹿沼市の岩山に登った時に山頂に居合わした地元の方に薦められた。


2、自生するヒカゲツツジをなんとしても見たかった。


事前にコースを調べると整備された登山道が主に3ヶ所ある事が判明。


今回は短時間で二股山に登れるという「下久我コース」を選択した。



 


 


 


鹿沼市中心部から西へ、県道240号沿いの「岩ノ下バス停」が登山口。


バス停近くに数台が停められる駐車スペースあり。


その先の荒れた林道を1km程行くと更に大きな駐車地(約10台可能)がある。


どちらかお好みで選んでください( ̄¬ ̄*)


駐車地から左手、回遊コースの往路を道標に従い進む。



 


 


 


スタートして直ぐに岩場に咲くヒカゲツツジあり!


手の届かない高い位置にあるので、ここは撮影を我慢して先を急ぐ。


(本当は撮影したが掲載するほどの出来にあらず)


落差3mほどの小さな「岩渕の滝」を横目に薄暗い杉林の谷間へと突き進む。



 


 


 


 



 


 


 


急斜面につけられた九十九折れの道を登っていくと、やがて尾根に出て他コースからの登山道と合流。


NHK送信所の建物が現われると、間もなく石祠の鎮座する二股山北峰に到着だ。



 


 


 


山頂付近にはヒカゲツツジ多数あり。


その先に見えるピークは二股山南峰(569.6m)。



 


 


 


北峰から宇都宮市の古賀志山方面の眺め。



 


 


 


北峰から南峰へは急な岩場を下りキレットから再び登り返す。


岩場の苦手な方は一旦NHK送信所に戻り、迂回路を経由してキレットから南峰へ登ると良い。


ハイ、私もそうしました。今回は。



 


 


 


岩場にはトラロープも設置されているが木の根っこなどを掴みながら登る。


前日の雨で非常に滑りやすく、特に下りではしっかりと足場を確保するなど細心の注意を払う。



 


 


 


で、ヒカゲツツジの咲き誇る山頂独占の時間が始まる。



 


 


 


速報でも載せたが、雷電様裏側の立派なヒカゲツツジが満開。



 


 


 


 


 


 


 


 


折角出会えたヒカゲツツジなのに写真が下手・・・(汗)



 


 


 


アカヤシオとヒカゲツツジの競演は成らず・・・。



 


 


 


山頂一帯がヒカゲツツジの自生地として保護されている。


実に素晴らしい!



 


 


 


少し雲がかかっているが日光連山の眺望が良い。


その後雲が取れ快晴になる。



 


 


 


南峰から少し先の展望地へ。



 


 


 


条件が良ければ富士山が見える方向。 



 


 


 


南峰へ戻って昼食にしたり写真を撮ったり、30分ほど時間を潰したが誰も来ない。


他のコースから来る気配も無し。


ヒカゲツツジが見頃だというのに実に不思議である。


その後迂回路途中にある分岐迄戻り復路は尾根伝いに下山。


途中、開花したトウゴクミツバツツジ、蕾の膨らんだヤマツツジを見ながら駐車地へと戻った。



 


 


 


結局は最後まで誰とも会う事の無い静かな静かな山旅であった。



 


今回歩いた下久我回遊コースは休憩を入れても2時間半~3時間程度の短いコース。


山頂周辺以外は展望が無い樹林帯をひたすら歩く。


コースは道標や目印のテープなどが多く設置され迷う心配は無い。


他には下沢、加薗コースなどが整備され初心者でも安全に歩ける様になっているとの事。


 今までは登山道が不明瞭、熊出没、そんな思い込みがあったが今回でそれは払拭。


ヒカゲツツジの素晴らしい山でありました。