10月8日は那須姥ヶ平の紅葉を十分満喫して深い眠りに就いた。


翌日は家でのんびり過ごそうと、6時過ぎに起床しパソコンの電源を入れた。


自分のブログのコメントに目を通すと、或るブロ友が昨夜のうちに那須に来ていると言う。


急いで電話するも連絡が取れない。


既に峠の茶屋を出発し目的に向かって歩き出したのであろう。



 


 


 


せっかく遠方よりこちらに来て頂いているので会わない訳にはいかない。


そんな想いから、急いで登山の準備をして沼原駐車場へと車を飛ばした。


8時少し前に到着したが予想通り駐車場は既に満車。


運良く入り口近くの空きスペースに車を停めることができた。



 


 


 


昨日の疲れも見せず一路姥ヶ平を目指す。


慌てて来たので靴下は登山用でなく普通のもの・・・(^^ゞ



 


 


 


登山口から殆ど休まずに1時間程で目的地姥ヶ平へ到着。 


  


 


 


 


カメラの設定を変えて少し色鮮やかになるように撮影してみた。


やり過ぎでしょうか?



 


 


 


設定を戻しましょう。



 


 


 


時間はまだ9時を過ぎたところ。


彼が姥ヶ平に来るのはもう少し後であろう。


多分朝日岳、又は三斗小屋温泉方面を周ってから来るに違いない。



 


 


 


 何時に現れるかも分からない彼を待つ間に、辺りはガスに覆われ気温が下がってきた。


最初はベンチに腰を下ろしていたが寒くてじっとしていられない。


そこらを動き回って風景を撮影するも同じような画像ばかりが記録される。



 


 


 


そして11時を過ぎた頃、カメラを持った素敵なイケメン紳士が姥ヶ平に現れた。


そう、ブログでのお付き合いの長いtrekker-kさんでした。


ほぼ推測どおり、隠居倉~三斗小屋温泉経由で姥ヶ平に来たのであった。


trekker-kさんには10月某日テント泊での大菩薩嶺オフに誘われていた。


私は残念ながら所用があって参加できない事から、何とか今回会えないものかと再び姥ヶ平に来てしまったのだ。



 


 


 


暫しのお茶タイムとし、近況などを語り合いながら姥ヶ平を後にした。



 


 


 


 



 


 


 


 



 


 


 


峠の茶屋Pへと下山する彼を牛ヶ首分岐で見送り、自分は日の出平経由で沼原Pへ向かう事とした。



 


 


 


次回オフ会での再会を願いつつ、左右それぞれの目指す方向へと別れていった。



 


 


 


日が翳り、少々寂しげな2011年錦秋の姥ヶ平にサ・ヨ・ナ・ラ。



 


 


 


日の出平付近に咲き残るマツムシソウ。



 


 


 


 



 


 


 


この後、深いガスに覆われた森の中を一人寂しく無言で歩き続ける。


あの姥ヶ平の賑わいとのギャップに恐怖心さえ覚えた静寂の一人旅であった。



 


 


 


途中の紅葉はまずまず、晴れていたらさぞかし綺麗なんだろうな・・・。



 


このコース終盤で登山者を2組追い抜いたが、そのうちの1組の奥さんに声を掛けられた。


旦那さんと数十分前に離れたので、ずっと待っているが途中で見なかったか・・・と。


自分が追い抜いたのは1組のカップルだけでそれ以外は見なかったと告げた。


奥さんは道迷いの心配をしていたが、ここは1本道で迷う事など考えられない。


私は「後から来るカップルにも聞いて下さい」と言ってその場を後にした。


その僅か数分後、静かな山中に怒声が響き渡った。


「どこに行ってたの!余りにも遅いので道に迷ったのかと心配していたのよ!!」


「@:**#$&%"!?」←言葉にならない旦那さんの声。


旦那さんは一体どこに寄り道していたのか?


何はともあれ無事で良かったじゃないですか。


 


3連続の那須・姥ヶ平の記事、お付き合い有難うございました。