今週末も天気が不安定なので山行を控えることにした。
そうは言っても暫く歩いてないので身体が鈍り、精神的にも沈みがちになっている。
山歩きを始める以前は県内各地に出向いてウォーキングをしていた事を思い出した。
ただ歩くだけなら近所でも良いのだが、同じ場所では飽きてしまうので目から入る刺激を求めて東西南北。
参考にしたのが、当時地方紙に連載されていた「栃木ウォーキングガイド」。
今回はその中でも印象に残っている宇都宮市の「豊郷まほろばの道」を、9年ぶりに再訪し歩いて来た。
※参考・・・「まほろば 」=「すぐれたところ」の意。
到着時は生憎の雨、傘を差して歩き出す。
7世紀半頃に造られたという、長岡百穴古墳がスタート地点(駐車場あり)。
長岡百穴古墳は、田川と鬼怒川との間に位置する宇都宮広陵の南端に近い場所にある。
一帯は砂質凝灰岩とよばれる極めて掘削しやすい岩盤でできており、横穴を営むための好条件を備えている。
この古墳は広陵の斜面に掘り込まれ、石室部分の横穴52基全てが南を向いて開口している。
※(資料より抜粋)
長岡百穴を後にやがて美しい街並みが続く美術館通りへと出る。
帝京大学のキャンパスや閑静な住宅街が続く緩やかな上り道を西へと向かう。
街並みを過ぎると緑の森に囲まれた「うつのみや文化の森」へと到着する。
うつのみや文化の森は広大な芝生広場や美術館、森の中には池なども配置されている。
天気が良ければ家族連れなどで賑わうが、今日は生憎の雨空で辺りは閑散としていた。
9年前に訪れた際は美術館に入館して「ジョージ・シーガル展」を拝観し、周辺を散策して来た道を戻った。
今回はここから更に南方へと向かい周回散策路を巡った。
林に囲まれた静かな石畳の道を進むと、前方に鮮やかな黄色の絨毯が出現。
そこで見たものは広大なキバナコスモスの花畑でした。
コスモス風景を撮影していると、草むらの中から突然現れた猫ちゃんに驚いたりする!
そして雨に濡れたツリガネニンジン、文字通り鐘形の小さな花が可愛いのであった。
その他の花々も夏から秋へと移ろいでいる様子。
豊郷まほろばの道もいよいよ後半。
途中で立ち寄ったのは「瓦塚古墳群」。
林の中のしっとりと落ち着いた遊歩道を緩やかに登ります。
長岡広陵の南西斜面につくられた古墳群は、前方後円墳1基と円墳40基からなる古墳群。
宇都宮市内に残る古墳群では最高規模を誇っているそうです。
発掘調査での出土品や横穴式石室の特徴などから、古墳時代後期の6世紀後半から7世紀にかけてつくられたものであるという。
※(資料より抜粋)
今回は「豊郷まほろばの道」の一部を歩いたが、天候、時間等を考慮し自分なりにコース選択するのをお勧めします。
旧道、新道いろいろ散策しながら古墳群を巡る楽しいウォーキングでした。
尚、交通量のある車道も歩くので交通安全には十分気をつけよう!
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