福島県の南会津町と昭和村の間にまたがる駒止湿原に行ってきた。
駒止湿原はブナ林に囲まれた10あまりの湿原が見られ、その代表的なものが大谷地、白樺谷地、水無谷地である。
最初の大谷地のみが一方通行となっている。
今回は駐車場~大谷地~白樺谷地(往復)~水無谷地(往復)~連絡道路~駐車場までの周回。
ウォーキング散歩スタイルの軽装で出発。
入り口から間もなく大谷地に入ると、まず目に付くのはヒオウギアヤメの群落である。
その中に混じってコバイケイソウもちらほら。
足元には小さなサワランがうつむき加減の可憐な姿を見せる。
ピンボケ写真ばかりでアングルもイマイチでやんした( ̄▼ ̄|||)
小さな花を無理に接写撮りした結果の失敗例となってしまった。
期待のワタスゲは終盤を迎えていたが何とか持ちこたえていた。
それに変わって、湿原の主役はニッコウキスゲへとバトンタッチ。
湿原一面に黄色のカーペット。
再び足元を見るとトキソウがいっぱい。
こちらもアングルに苦労します。
真ん中の白樺谷地に到着。
咲いている花は大体同じですが、少し雰囲気が変わります。
他にはウラジロヨウラク、シャクナゲ、ツルコケモモなども見られた。
一旦林の中を通過して最奥の水無谷地へと向かう。
薄暗い林の中には不気味なギンリョウソウの集団が・・・!
水無谷地まで足を延ばす人は意外と少なく、静かで落ち着いた雰囲気が味わえる。
ワタスゲが盛り。
実は駒止湿原を訪れたのは10年ぶり?2度目。
当時は健康のために始めた散歩から、ウォーキング、ハイキング、登山へと変化していく過程の初期段階。
美しい紅葉の季節でした。
帰りは白樺並木の美しい連絡道路を経て駐車場へ戻る。
いつの間にか梅雨明けを思わせるような爽やかな青空となっていた。
静かなる駒止湿原は花いっぱい♪
幸せな気分になりました。
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